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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
食生活の変化がないのに、長期的におならのにおいが変わったら、病気の可能性を疑う必要があるかもしれません。
また、おならが「腐った玉ねぎみたいなにおい」になるのは、大腸がんの特徴だという話もあるようです。

今回は、おならのにおいと病気の関係について、医師に詳しい話を聞いてみました。

そもそも、おならはどういうメカニズムで出るのですか?

個人差はありますが、一般的な成人は一日5〜20回くらいのおならをすると考えられています。

【おならが出るメカニズム】
食べたものは、胃を通って小腸にいたりますが、この際に、小腸の上の部分で消化・吸収されなかった食べ物のカスは、小腸の終わりの部分や大腸に達します。
これが、腸内に住んでいる細菌の働きによって分解され、そのときガスが発生します。

このガスは大体、腸管内で吸収されますが、一部はそのまま腸管内に残り、これがおならとして肛門から排出されます。

どういうとき、おならに変化が起こるのですか?

その日食べた食物、あるいは体調や病気によって、おならの回数やにおいに変化が起こります。

たとえば、胃腸や肝臓、すい臓などの病気や、抗生物質などを服用したあと、腸内細菌のバランスが乱れてしまったとき、普段よりも強いにおいのおならが出ることが多いと考えられます。

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おならの「腐った玉ねぎのようなにおい」は大腸がんの特徴と聞きましたが…。

「腐った玉ねぎのようなにおい」と表現されるのは、おならに含まれる「メタンチオール」と呼ばれる物質のためかと思われます。
ある研究によると、大腸がんの患者さんのおならには、健康な方の10倍ものメタンチオールが含まれていたという報告があったそうです。

腐った玉ねぎのようなにおいが直ちに大腸がんに通じるわけではありませんが、特に食生活に変化がないのに、しばらくそのようなおならが続いている、ということであれば、注意が必要でしょう。

「腐った玉ねぎのようなにおい」するとき、体内でどんな変化が起きているからですか?

腐った玉ねぎのようなにおいは、大腸がんの患者さんすべてのおならからするわけではなく、あくまで研究段階の話です。

大腸がんで腐った玉ねぎのようなにおいがする場合も、がんのある部位の組織の破壊などがかかわっている可能性はありますが、なぜ大腸がんなどでメタンチオールが増えるのかについては、はっきりとはわかっていないようです。

気になった場合、何科で、どのような検査を受ければよいですか?

おならのにおいの変化が気になった場合、行くべき医療機関は、病院の消化器内科です。

病院では、診察を受け、必要に応じて血液検査などを行い、さらに下部内視鏡検査(大腸カメラ)をうけるのが、最も確実な方法と思われます。

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最後に医師からアドバイス

おならが食べたものや体調によって異なるにおいがするのは、誰でも経験済みのことかとは思います。

しかし、自分で「腐った玉ねぎのようなにおいかも…」と思ったり、家族に強いにおいを指摘されたら、念のため、まずは病院で検査を受けてみましょう。

もちろん、おならのにおいだけでなく、便に血が混じるようになったり、便が細くなったりという変化を感じたら、大腸がんを疑い、きちんと診察・検査を受けることが重要です。

(監修:Doctors Me 医師)

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