中田ヤスタカ(CAPSULE)、kz(livetune)、tofubeats、banvoxの4人がレジデントを務めるライブイベント「YYY(ワイワイワイ)Vol.1」が、7月17日(日)に東京・新木場STUDIO COASTにて開催された。

「YYY」は、音楽レーベル・ワーナーミュージックジャパンと、日本のポップカルチャーを牽引するASOBISYSTEMが手がける最新型ライブパーティー。今年1月には、「Vol.0.5」としてローンチパーティが行われ、当日券を求める行列ができるほどの盛況ぶりだった。

そしてこのイベント、従来のものとは一味違った特徴を持っている。

日も出ている夕方からスタート

DJが揃い、会場がクラブとなると「夜遅くまでやるのかな…」と、一つの懸念事項が生まれるが、出演者でもあるkzは「クラブイベントよりもライブイベントに近い」と以前ラジオで語っていた。若者たちに縁深い、ロックバンドのライブを見に行った時のようなタイムスケジュールで行われるため、終電の心配など全く必要ないのだ。

vol.1が開催された21日は、日がまだ登っている16時から開場。Tシャツにハーフパンツと、それこそライブハウスに行くような格好をした若者を中心に、開演前から多くの観客が詰めかけ、4人の登場を今か今かと待ち望んでいた。

「YYY」の最強DJ陣

tofubeats

そしていざ始まった「YYY Vol.1」のオープニングを飾ったのはtofubeats

神戸を拠点に活動し、DJだけではなく、ソングライターも務める彼は、9nineやlyrical schoolなどのアイドル系をはじめとする数多くのアーティストの作品で楽曲提供やリミックスを手掛けるマルチクリエーターだ。

この日は「STAKEHOLDER」に、海外でも注目のアーティスト・KOHHのラップを乗せたマッシュアップから披露し、開場の温度は一気にヒートアップ。途中、機材トラブルに見舞われていた間も、マイクを持ちながら観客を煽り、元からあったような演出の一つに見せる。その後は、森高千里を迎えた「Don't Stop The Music」や、藤井隆を迎えた「ディスコの神様」など、自身の名曲を次々に繰り出し、最後は代表曲「水星 feat. オノマトペ大臣」で締め。心地よい空間へと作り上げていた。

kz

続いて、2番手としてステージに上がったのはkz(livetune/livetune+)

ネット発のクリエイターとしてデビューし、世界的なTOPアーティストとの仕事も増えている彼が一曲目に選んだのが、自身が制作を手がけたセブンシスターズの「Seventh Haven」。その後も素早いミックスで畳み掛ける。

徐々に観客もkzの音楽に引き込まれていき、フロアが一体となってジャンプ。livetune+名義での楽曲やremixもプレイし、彼の魅力が最大限に引き出されたステージとなった。

banvox

そして3番手に登場したのはbanvox

2011年にデビューを果たし、アヴィーチー、デヴィッド・ゲッタなど、今や世界的アーティストからも評価される彼は、「Summer(VIP Mix)」「New Style(VIP Mix)」と、立て続けにキラーチューンを繰り出しフロアを沸騰させる。

また、このライブで「モード学園」2016年度TVCM曲「Occasion」を初披露。レーザー演出と合わせステージに華を添えた。その後も、力強いビートに映像をシンクロさせた演出で、トリを食ってしまわんばかりの勢いを見せつける。

中田ヤスタカ

そして最後を飾るのが中田ヤスタカ。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーとして、日本の音楽シーンの潮流を作った彼は、バウンス、トラップ調の曲でbanvoxが作った勢いそのままにフロアを揺らす。

その後は所属するユニット、CAPSULEの「Another World」や「Hero」、きゃりーぱみゅぱみゅの「CANDY CANDY」「にんじゃりばんばん」のremixや、Perfumeの「Glitter」など、自身のプロデュース作品を立て続けに繰り出し、すべての観客が聞いて楽しめる空間を作り上げる。

そして、アンコールではPerfume「レーザービーム」にB'zの「ultra soul」をマッシュアップを披露。「ウルトラソウル!」の箇所では、皆一斉にジャンプして応え、最高のフィナーレを迎えた。

終了時刻は…

心地良い疲労感に包まるとともに終了したのはまだ21時前。そのまま友人とどこかでご飯を食べながら、イベントの感想が言い合える時間帯に帰ることができるというのはやはり嬉しいものだ。事実、駅に向かう途中は皆一様にリラックスした空気で、ワイワイと盛り上がっていた。

これまでクラブというものに抵抗があるという人は、まずこの「YYY」から行ってみると良い、とっつきにくかったクラブカルチャーへのイメージが180°変わることだろう。

この記事を書いたユーザー

東田俊介 このユーザーの他の記事を見る
得意ジャンル
  • 音楽
  • スポーツ
  • おでかけ
  • グルメ
  • エンタメ
  • ファッション
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス