記事提供:おたぽる

江戸時代末期、反幕府勢力を取り締まった新選組の隊士と知られる「斎藤一」の写真が見つかったことが、15日わかった。人気アニメのキャラクターとしても人気を博す斎藤一の歴史的発見に、アニメオタクからも歓喜の声が上がっている。

新選組でも一、二を争う剣客であると言われる斎藤一。戊辰戦争では、前線で活躍し、明治維新後も警察庁抜刀隊の一員として西南戦争に参加。

大正時代まで生きた新選組隊士とも知られるが、現代までに残された史料や写真はほとんどなく、謎の多い人物とされてきた。

そんな斎藤一は、オダギリジョーが斎藤一を演じた2004年の大河ドラマ『新選組!』(NHK)をはじめ、多くの作品に登場。

“二次元キャラ”化もしており、中でも「牙突」や「悪・即・斬」でおなじみの『るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐』、寡黙なイケメンに描かれた『薄桜鬼』シリーズが有名で、作品をきっかけに斎藤一を好きになったというファンも多い。

だが、これまで実際の斎藤一の姿を確認できるものといえば、『スタートレック』シリーズのミスター・スポックを彷彿とさせる、とんがった耳が特徴の肖像画のみ。お世辞にも「かっこいい」とは言えない姿であった…。

【注:なお、この肖像画のモデルは本人ではなく、斎藤の長男がモデル】。

その中で今回見つかった写真だが、1897年、斎藤一が53歳の時に妻子と共に撮影したというもの。写真の中の斎藤一は家紋が入ったはかま姿で、顔立ちは“あの肖像画”と比べると、かなり凛々しい。

ネットでも「予想よりかっこいい」「絶対若い頃イケメン」「スポックじゃない!」と評する声が続々と上がっている。

写真の発見を報じた「共同通信」によると、この写真は当時斎藤一が住んでいた東京・本郷の「写真師 中黒実」のスタジオで撮影したものとみられており、

写真の台紙の裏には毛筆で「明治卅年十一月十四日写之」「藤田勉卒業ニ付一家写真」とあることから【注:斎藤一は藤田五郎に改名している】、

その後、陸軍士官学校を卒業した長男・勉を祝う、家族写真だったことをうかがわせているという。

今回の発見には、歴史ファンだけでなく、「この人が牙突使ってたのか」「悪・即・斬感がすごい」「はじめくん!」「薄桜鬼ファン的にはテンション爆発せざるを得ない」と、アニメオタクも反応しており、改めて斎藤一の人気を感じるところ。

なお、新選組の天才剣士と言われる沖田総司の肖像画も“残念”なほうの部類なのだが【注:肖像画のモデルは姉のミツが「似ている」と称した孫の要】、

斎藤一の写真が発見されたことを受けて、「沖田も見つけてあげて」「沖田も早く写真が見つかるといいね…」といった声が上がっている。

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