記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
先進国は医療の充実などにより、平均寿命が長くなります。日本はなんと20年以上前から、世界で一、二を争う長寿国のひとつです。そこには、医療の進歩の他にどんな理由があるのでしょうか?

今回は「寿命を延ばす生活習慣」について、医師に詳しい話を聞いてきました。

日本の寿命が長い理由はどんなことが考えられますか?

日本人が長生きである理由としてはいくつものことが考えられます。

1.遺伝
そもそも、黄色人種(モンゴロイド)は、白色人種や黒色人種に比べ、生息地域が広く、極寒の北極圏から熱帯雨林に至るまで、白色人種や黒色人種より、かなり幅広い地域に適応して生活しています。

白色人種よりも暑さや紫外線に強く、皮膚がんなどを起こしにくく、黒色人種よりも寒さに適応しやすい、という特徴も、もしかすると長寿に影響する要素の一つであるかもしれません。

2.食生活
日本人の生活習慣が長寿を招いている、という可能性の中で代表的なものが日本食です。
脂質が低く、炭水化物が多い、また大豆や魚の摂取量が多い日本人の食習慣は、血管のトラブルを起こしにくかったり、肥満になったりしにくい「長寿食」といえるでしょう。

緑茶も好んで飲まれますが、緑茶にはがん予防効果を含め、さまざまな未知の効能があると考えられています。

3.衛生的な暮らし
きれい好きで毎日入浴する習慣のある日本人は、病気の原因となるような感染症などを起こしにくい、ということもいえそうです。

寿命を延ばす5つの生活習慣とは?

寿命を延ばすための生活習慣を挙げるとすると、以下のようなものが考えられると思います。

1.運動習慣を身につける
激しい運動でなくても、毎日日常生活の中で、少しずつでも体を動かす習慣を作ることで、汗をかいて老廃物を流したり、新陳代謝を高める効果があります。

さらに、精神的にもストレス解消になるため、寿命の延長に大いに役立つと考えられます。軽い運動は、体内の細胞を傷つける活性酸素を抑える働きもあることが知られています。

2.脂肪分を控え、和食中心の食生活を
脂っこい食事は、脂質代謝異常症の原因にもなりますし、メタボリックシンドローム、肥満などの原因になることもあります。

せっかく伝統的な健康食である日本食があるのですから、大豆製品や発酵食品、穀物、魚などを中心とした和食を、できるだけ食べるようにしたいですね。

3.笑いのある生活を
笑いはストレスの大きな解消効果があり、自律神経を安定させる効果、免疫力を高める効果があることが知られています。

4.良質な睡眠をとる
良質な睡眠は、私たちのストレスを大いに軽減させてくれる重要なファクターです。しっかり良い睡眠がとれるように、寝る前のスマホなどはやめて寝室の環境を整えましょう。

5.好奇心や探究心を大切に
忙しい生活の中では、なかなか難しくもありますが、できる限り、いろんなものに対し、子どものような好奇心や探究心を持つようにしましょう。

新鮮な興味・関心を失わずにいることが、元気に年を重ねていく源になります。

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医師からのアドバイス

長寿国である日本には見直すべき伝統的な生活習慣が数多くあります。そうした生活習慣を意識しながら「元気で長生き」を目標に、日々健康的な行動を心がけたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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