記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
「年をとったせいで何日か後に筋肉痛が来た」という話を聞くことがあります。
確かに、ある程度の年齢になってから、久しぶりに運動をすると、若いころと比べて少し遅いタイミングで筋肉痛が現れることがあるかと思います。

今回は、年齢と筋肉痛の遅れについて、医師に詳しい話を聞いてみました。

筋肉痛が遅れてくる原因について教えて

なぜ年を取ると、筋肉痛が遅れてくるか、というメカニズムは、実はまだはっきりとは解明されていないそうですが、以下のようなことが原因として考えられています。

・運動をして、筋繊維の一部が壊れ再生、治癒するまでに新陳代謝低下などの影響から、遅くなりがちであること
・日頃の活動量が低下し、筋肉も落ちたために、普段使わない筋肉を使ったことで痛みが生じやすい

運動前等にできる、筋肉痛の予防法

1.普段から継続的に運動する
筋肉痛は、やはり継続的にその部分を動かしていないにも関わらず、いきなりその部分に負荷をかけるような運動を行った場合に起こりやすいといわれています。
そのため、日常的に全身の筋肉をよく使うような運動を心がけておけば、筋肉痛は起こりにくいといえます。

2.ストレッチをする
「なかなか日常的に運動するのが難しい」というかたは、せめて運動をする前にしっかりストレッチを行っておくだけでも、ずいぶん筋肉痛は楽になると考えられます。

特に、筋肉痛は下半身の筋肉に起こりやすい傾向があるので、ふくらはぎをしっかり伸ばしたり、太ももを意識したストレッチを行うと効果が感じられやすいでしょう。

さらに、運動の前段階だけでなく、運動が終わったクールダウンのときや、運動の合間合間にもストレッチを取り入れるほうが、筋肉痛を軽減させるためには効果的だと考えられます。

3.選んだ運動を行う
久しぶりに運動を継続的に始めてみよう、と考えているかたは、運動の種類を選ぶことも非常に大切です。

例えば、ジョギングを行う場合は短い距離から、あるいはゆっくりのスピードから。運動からずいぶん遠ざかっていたかたは散歩や、ウォーキングなどから始めてみる。肥満があってひざなどに負担がかかりそうな場合は、浮力で負担が少ないと考えられるスイミングを選択する。こういった、それぞれの運動能力や生活にあった運動を選ぶことが大切です。

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医師からのアドバイス

「運動はしたいけど、筋肉痛が何日も後に来るのがつらい」とお考えになっていたかたでも、日常的に運動をしていればひどい筋肉痛にはなりにくい、ということがお分かりいただけたかと思います。

健康体は一日にしてならず、日々体を動かすようにしたいものですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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