体の乾きが癒える程の、たくさんの水を飲んだ白い犬は、恐怖心を乗り越えて「ありがとう」を示してくれました。言葉の通じない者同志でも、こんなにも通じ合えるんだと、心があたたかくなるような動画を紹介します。

場所はトルコ。登場するのは汚れた白い犬とスカーフの女性。
女性が路上で出会った白い犬は、人々に無視され、人を恐れ、乾いていました。見かねた彼女は両手いっぱいに水を貯め、犬へと差し出します。

「人は怖い。でも、体の乾きを癒やしたい。」

白い犬は水を飲みます。手のひらの水が何度も何度もなくなるほど、夢中で飲みました。その度に女性はまた水を貯め、犬へと差し出しました。

カラカラになっていた乾きが癒えるまで、たくさん飲んだ犬は、勇気を振り絞って女性に「ありがとう」を伝えるのです。

白い犬の勇気ある「ありがとう」(2分)

出典 YouTube

差し出した犬の手を、両手で包む女性。
彼らの間で交わされた愛情に、涙がこぼれてしまいます。

動画の中で女性が話すのはトルコ語。この動画を紹介した方が英語に訳してましたので、抜粋して紹介します。

女性
「おなかすいてる?」
「怖くないよ。大丈夫」
「怖がりすぎ…誰かにいじわるされた?」
(犬が手を…)
「ありがとうしてくれるの?」
「ありがとう…ありがとう…」
(意訳)

差し出した犬の手に込められたキモチ

水を汲んだ両手にでさえ恐怖を感じ、後ずさっていた犬が、精一杯の勇気を振り絞って示した感謝。この後、おとなしく頭を撫でられてましたよね。頭を触られるのだって怖かったはず。でも、この女性の犬を思う愛情が、犬のキモチを溶かしたのかもしれません。


トルコでは野良犬や野良猫を行政が率先して保護している

この動画の舞台となったトルコは、西と東の文化が混ざりあい魅力的な国としても有名です。元々野良犬や野良猫が多かったらしく、現在は行政が率先して保護に乗り出しているそうです。

イスタンブールでは、もともと野良であった犬や猫を行政が保護し、凶暴でないものは避妊や去勢の手術を経て再び元の場所に戻すなど、街ぐるみでの保護活動が行われています。
そうした取り組みの甲斐もあってか、イスタンブール市内には現在10万頭にも及ぶ猫や犬が住んでいると言われており、街中を歩くと、そこかしこに犬や猫が闊歩している風景を見ることが出来ます。

出典 http://ggsoku.com

トルコの首都イスタンブールでは、避妊や去勢手術後元の場所に戻す取り組みのようです。飼い犬ではない以上、水やごはんの確保は大変そうですね。

出典 http://ggsoku.com

「ペットボトルを入れると、ワンコのご飯が出てくる自動販売機」が話題になりましたが、あれもイスタンブール。犬を排除するのではなく、共存する為に努力を重ねているようです。

日本では野良犬は見ないけど…

日本では犬を飼う場合、登録や狂犬病に対する予防接種を行い、勝手に動き回らないようにつないでおかなくてはなりません。例え人間から餌をもらっていても、これらの規定が守られていなければ、野良犬だとみなされます。

出典 http://www.o-uccino.jp

保健所や動物保護センターでは、狂犬病予防法第6条という法律にのっとり、野良犬を積極的に保護しています。また、近年ではペットの伝染病予防の観点などから室内飼いの形態が増えており、安易な繁殖が減っているため、捨て犬などの保護件数は減少傾向にあります。

出典 http://peco-japan.com

「野良犬」は本当に減っているそうです。でも、保健所などに飼育していたペットを持ち込むケースは多く、殺処分される犬や猫の頭数は膨大になるとか…

環境省の「守ってほしい5か条」とは

動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。

出典 https://www.env.go.jp

こう呼びかけるのは、環境省。
動物愛護管理法のページに「飼い主の方へ」と記された5か条がありましたので紹介します。

1.動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。
2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。
3.むやみに繁殖させないようにしましょう動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。
4.動物による感染症の知識を持ちましょう動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。
5.盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。

出典 https://www.env.go.jp

どれも納得できることばかりですよね。
環境省のこのページは「これからペットを飼う方へ」という項目もあり、ペットショップを選ぶポイントなどの解説もありましたよ。

出典 https://www.youtube.com

こんなにも愛情を示してくれる犬。彼らがこれからもハッピーに暮らせることを願って止まないです。

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