ネットやテレビで話題のニュースに関して、編集部が独自の切り口で取材調査をする「ソコ行く!?ソレ聞く!?取材班」のコーナー。今回も興味深いお話を伺ってきました!

包茎手術によるトラブルが急増中!

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先日、包茎手術によるトラブルが相次いでいることが報道で明らかになりました。名実ともに「大事な」部分の手術ですが、粗悪な施術により出血が止まらない、場合によっては壊死してしまったケースもあるとのこと。

男性にとっては恐ろしいこの事件について、包茎手術の元祖であるこの方にお話を伺ってきました。それはもちろん…

YES!高須クリニック

出典 https://www.youtube.com

「Yes!高須クリニック」でおなじみの高須クリニック院長・高須克弥さん!ご存知の方も多いかと思いますが、高須さんは包茎手術を広めた立役者なのです。

先月、感染性肝のう胞で入院していたことも報道されましたが、無事に退院。インタビュー当日はお身体が心配でしたが、包茎手術のパイオニアとして裏側(意味深)まで語って頂きました。

果たして包茎手術とはいかなるものなのか、未知の世界をご覧あれ!

「包茎手術はホントは爪切りくらいのもの」

ーーお会いして早々こんなことを聞くのは恐縮なのですが、包茎手術のトラブルが増えていると報道されています。包茎手術の元祖として、どう思われますか?

高須:ホント詐欺みたいなのが増えてるんだよ。なんでもそうなんだけど、あらゆる産業は少しずつ劣化していって、詐欺みたいなことをする人が段々増えてきますから。

でも、今の若い男性達は草食系になったものだから、「包茎なんか治さなくてもいい」という人たちがほとんど。そうすると少なくなった患者さんからボッタくるしかないから、今回報道されているようなことが起きたんでしょうね。

それに繁盛していない病院となると、技術も劣ります。技術がない上にボッタくるなんて社会問題ですよ。

ーー患部が壊死した人もいると聞いています。

高須:壊死するなんて、普通は考えられません。そもそも男性器の皮はよく伸びるから、患者様の望まれるだけ皮を取って差し上げていいんです。なのに、そういった不調を訴える患者様がいるということは、よほどあくどいことをしているんだろうと思います。

包茎手術をたとえるなら、爪切りのようなものです。伸びてる爪を切るのは怖くないでしょ?それくらい包茎手術は難易度の低い手術。よほど不器用じゃない限り失敗しないものなんです。

「包茎で日常生活に支障をきたす人もいるんです」

ーー包茎手術を受ける方というのは、美容整形を目的として受けるイメージが強いのですが、保険診療でも包茎手術は行われているのでしょうか?

高須:健康保険で治してくれ、というケースは深刻なものなんですよ。真性包茎だと皮が被さってしまって、勃起する度に痛いとか、ものすごく不潔になって尿道炎や亀頭が常時炎症を起こしてしまうとか、日常生活に支障をきたしてしまいます。

ーーそういった症状が理由で受けている人もいらっしゃるんですね。健康保険が適用されるケースがあるということも知りませんでした。

高須:病的な状態であれば、健康保険で治してもらえるんですよ。包茎手術に対して色んなイメージがあると思いますが、深刻な症状によって手術を受ける患者様もいるんです。だから、包茎手術の全てが美容目的というわけではないことは知ってほしいですね。

「包茎ビジネスを作ったのは僕です」

ーー大事な部分だけに、何か手を加えるというイメージがなかなかできないのですが、なぜ包茎手術を広めようと思ったんですか?

高須:世界中の人口の大半は割礼(性器の包皮の一部を切り取る風習)している人たちだから。ユダヤ教徒は全員だし、聖書にも割礼しろと書いてあるので、敬虔なクリスチャンは割礼していることが多いですよ。

日本では、そういった割礼の習慣がないから、目覚めさせたら大きな産業になるのでは?と僕が思いついて包茎産業を作ったんです。

ーー高須先生が元祖なんですね。

高須:ビジネスとして広めたのは僕が元祖だけど、包茎手術そのものは大昔からありました。それがビジネスになるとは、みんな気付いてなかったんですよ。

誰でも普遍的にできる手術だからこそ、産業として伸びると僕は見込んだんです。でも、そんな包茎手術ですら社会問題になるくらいだから、よほどのクズがやってるんだろうと思います。

「すぐに手術するのはいい医師」

ーー受診当日に「手術をしましょう」と言われ、後日高額な請求を受けたという人もいるようですが、通常すぐに手術は行うものなんですか?

高須:美容整形での包茎手術でなければ、その場で手術してくれるというのは一番いいんですよ。だって子宮外妊娠や帝王切開、心筋梗塞でも「家に帰って様子を見て下さい」じゃ、様子を見ている間に重篤なことになっちゃうでしょ?

だから「患者様がお金を持っていない状態でもすぐに執刀する医師」というのは、一番いい医師なんです。

僕は被災者の方には、お金を頂かずに診察しています。後から請求するのもめんどくさいので、無料にしたんですよ。早く治って生きる力が湧くなら、それでOKでしょ?

「効果と医療費の費用対効果は患者様が決めること」

ーーところで、以前から美容整形はその高額な料金がたびたび話題になります。高須院長ご自身はそういった世間の声についてどのようにお考えでしょうか?

高須:医療費の高いか安いかは、患者様自身が喜んでいるかどうかに全てがかかっているんですよ。これは医療全てに言えることで、命を助けてくれるなら全財産をかけても安いと思うし、10円で包茎手術をしてもらったところで、ちっとも治ってなかったら痛い思いをしただけ高いと思うはず。

技術の高さに全てがかかっているものなのに、単純に値段が高いか安いかと論じているんですよね…。そこはそれぞれの価値観で高いか安いかになりますが、結果として喜ばしい結果なのかということが判断基準になると思います。

美容整形は保険が適用されないから、単純に値段が高いと感じる人もいるかもしれません。なぜ保険が適用されないかというと、健康な人しか受けちゃいけないから。

美容整形に保険を適用すべきだという声もあるけど、とんでもない!それがまかり通ってしまったら、健康な不美人とお年寄りは全員「病的」ということになってしまうから、それこそ差別だよ。

「包茎手術そのものが悪いわけではない」

高須さんは常々「医は仁術なり」と仰っており、実際に多くの社会貢献活動に参加していらっしゃいます。

しかし、今回の包茎手術の騒動はその真逆のことであるため、次のような持論をインタビューの最後に語ってくださいました。

高須:今回の報道を見ていると、包茎手術をすること自体が悪いように言われているけど、それは間違っていると思いますよ。

何が悪いのかといえば、詐欺まがいのことをした人たちですよ。お金を取るのならきちんとやりなさい。できないのならお金をとってはいけません。

ーー包茎手術と聞くと、ちょっと構えた見方をしてしまう方もいらっしゃいますが、あくまでも高須さんは「患者様を幸せにするために」という信念のもと、メスを握り続けています。

高い志を持っている高須さんだからこそ、いい加減な手術をしている人の存在に大変お怒りでした。

今後、包茎手術を受ける方は施術内容や、医師の技術の高さをしっかり見極める必要があるかもしれません。

【番外編】噂の“アレ”も見せていただきました!

フリーメイソンの偉い方が首にかけていたという、貴重な装飾品を見せてくださいました。実は高須院長ご自身もフリーメイソンの会員なんです。

他にも貴重な品々が飾られていましたが、それはまたの機会にご紹介しようと思います。

書籍も絶賛販売中!

高須さんと交際中の漫画家・西原理恵子さんの著書「ダーリンは70歳」は、絶賛発売中です。包茎手術を広めた経緯や、フリーメイソンの会合の模様など、本記事で触れたエピソードも収録されています。最近、Kindle版も配信されるようになったので、電子書籍派の方も是非ご覧ください。

そして向かって左の「高須帝国の逆襲」は、残念ながら絶版に…。電子書籍化を視野にいれていらっしゃるとのことなので楽しみに待ちましょう!

<取材・文/横田由起  撮影/長谷英史>

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