みんなが普段疑問に思っていることを編集部が調査・解決するコーナー「素朴なギモン」。今回はAKB48グループの中でもトップレベルのトーク力を誇り、バラエティ番組に引っ張りだこの峯岸みなみさんにご登場いただきました。

AKB48の一期生として芸能活動を開始し、グループとともに昨年末にデビュー10周年を迎えた彼女が、今月12日に初のフォトエッセイ集『私は私 峯岸みなみフォト&エッセイ』を発売!

自身が10年間アイドルとして歩んできた思いや起こった出来事についてフォトエッセイの中で赤裸々に綴っている…ということで、このタイミングで峯岸さんにみんなが思っているだろう素朴な疑問をいろいろとぶつけてみました。

初期メンバーが次々と卒業していく中、峯岸みなみはなぜAKB48を卒業しないのか?

出典Spotlight編集部

――今年の総選挙で小嶋陽菜さんが卒業を発表して、AKB48の一期生はいよいよ峯岸さんだけになってしまいましたね。

峯岸:メンバーの人数も多かったですし、自分が最後のひとりになるなんて思ってなかったです。気づいたらみんな卒業に向けての話し合いを進めてたんだなって(笑)。私も今まで卒業を考えることはあったんですけど、みんなと違って卒業後の具体的なビジョンもなかったですし、ひとりでやっていく自信もなかった。卒業を現実的に考えることもないまま、気づいたら最後のひとりになっていたという感じです。

――峯岸さんが「卒業」を身近に感じ始めたのはいつからですか?

峯岸:2012年にあっちゃん(前田敦子)が卒業したときですね。それまでは中心メンバーの卒業は少なかったし、あっちゃんほどのメンバーが卒業すると知って驚いたし、「あ、卒業ってするもんなんだ」と自分にも卒業って選択肢があることに初めて気づきました。

そのあと、ともちん(板野友美)と(篠田)麻里子も卒業して、「みんなきちんと考えてるんだなぁ」と。

あの時は「こんな形で辞めたくない」って思った

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――『私は私 峯岸みなみフォト&エッセイ』の中でもスキャンダルを報道されて丸坊主にする…という騒動について綴られていましたが、そのタイミングで辞めることは考えていなかったのでしょうか?

峯岸:あの時点でAKB48に入って8年くらい経っていて、すごく自分勝手な言い方をすると、こんな形で辞めたくないなって最初に思ったんです。辞めたほうが楽になるかなって思ったこともあったんですけど、しっかりみそぎをしてから卒業したいという気持ちが大きかったです。

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――気持ちの割り切りは何をきっかけにできるようになりましたか?

峯岸:騒動後、初めての総選挙は大きな分岐点になったと思います。今までの順位に比べて目に見えて下がるようなら辞めることも視野に入れてましたが、18位という順位をいただいて…。それで許されたってわけじゃないですけど、もう一度イチから頑張っていいんだって思えました。

「卒業に対する意識は今がピークかもしれない」

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――総選挙はかなりのプレッシャーだと思いますが、順位によって一喜一憂したり、消耗していって辞めたいと思ったりしないものなのでしょうか…。

峯岸:騒動があった2013年の総選挙はとても緊張していました。ただその後の2回(2014年は22位、2015年は19位)の総選挙は、何位になっても悔しくなくかったんです。選抜入りこそできなかったんですけど、「名前が呼ばれてよかったな、ありがたいな」という気持ちしか起きず…。

総選挙で泣いたり苦しんてる後輩を見たときに、自分は同じフィールドに立つべきじゃないなと思いました。ただ、今年の総選挙は最後にもう一度選抜メンバーに入るという目標を掲げて戦えたので、結果は17位と目標は達成出来ませんでしたが、完全燃焼できました。

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――もし卒業した際は、具体的にどんなことをやりたいと思っていますか?

峯岸:AKB48にいると、自分が真ん中に立って責任を負うってことはないんです。あっちゃんや(大島)優子についていってなんとなく周りを盛り上げていれば毎日が過ぎるようで、緊張感がなかったんですよ。

でも、主演映画(今年4月公開『女子高』)をやったときみたいに、辛いことや責任を自分に負わせるほうが私は頑張れる。だから、自分に負荷をかけて一日の終わりに「今日はカロリーを消費したな」って思えるような毎日を送ることが今の目標ですね。安易ですけど、ひとりになることで状況が変わるんじゃないかなと思ってます。私はMだから辛いことがしたい(笑)

――まるでもう卒業を決心しているようにも感じられるんですが…。

峯岸:今回の『私は私』という本を書く上で、自分自身や卒業としっかり向き合わなきゃいけないなって改めて考えさせられました。今までも卒業を考えるタイミングはあったんですけど、卒業に対する意識は今がピークかもしれないですね。焦ってるわけじゃないんですが。

カメラマンさんに「すごくいい暗さを持っている」って言ってもらえて(笑)

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――フォトエッセイ『私は私』というタイトルにはどういった思いが込められていますか?

峯岸:秋元康先生が私に初めて書いてくださったソロ曲のタイトルからきているんですけど、当時、私は他のメンバーと自分をすぐに比べてしまうタイプで、それでがんじがらめになっていたんです。それを察した秋元先生が私のために「お前はお前でいいんだよ」って意味を込めて作ってくださった曲で、すごく私にとっては大切な曲なんです。

今回の作品が写真集やスタイルブックだったらもっとポップな、ローマ字タイトルになってたんでしょうけど(笑)、今回は内面をさらけ出すという内容なので、ソロ曲と同じタイトルにしました。

――8年前のソロ写真集と比べて表情がすごく変わったという印象です。

峯岸:過去の作品とはまったくベクトルが違いますからね。前回の写真集は本当に“アイドルのデビュー作”って感じで、沖縄のビーチでキラキラはじける笑顔で撮ってもらいましたけど、今回は前回とはまた違った(笑)、ありのままの自分の表情を撮って頂きました。カメラマンの藤代さんに「すごくいい暗さを持っている」って言ってもらえて(笑)、自分でも“かわいい”というより“いいな”って思える写真ばっかりですごく気に入ってます。

――ありのままの峯岸さんは暗いんですか!?

峯岸:そうですね。プライベートはめっちゃ暗いですし、人前に出るのも実はあんまり好きじゃない。家では布団の上でまどろんでるときが一番楽しいですから(笑)。そういう自分が偽りなく表現されているので、これを読んでくれた方が私をテレビで観たときに、「こんな峯岸みなみでも、テレビじゃ元気に頑張ってるな」って面白がってもらえたら嬉しいです。

出典Spotlight編集部

過去、そして未来への思いを赤裸々に語って下さった峯岸みなみさん。そんな峯岸さんが戦い悩む姿が等身大に描かれた「私は私 峯岸みなみフォト&エッセイ」は、間違いなく同世代の女性たちに勇気を与えてくれるはず。必読の一冊です!

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