記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
夏にたくさん汗をかいたあと、赤くかゆくなって水ぶくれになったり、ブツブツができたりしたことはないでしょうか。これがいわゆるあせもです。
あせもは赤ちゃんによく見られますが、大人でも夏場は要注意です。今回はあせもができるメカニズムと、予防、対処方法について医師に解説していただきました。

なぜ汗をかくとあせもができてしまうの?

汗は、皮膚の奥深くにある汗腺から分泌され、皮膚の表面にある汗孔から分泌されて出ていきます。
大量に汗をかくと、汗が皮膚の中にたまってしまい、水ぶくれになったり、ブツブツができたりします。これがあせものできる原因です。

あせもの対策を教えてください

あせもは、汗腺がたくさんあり、汗がかわきにくいところにできますので、以下の部分にできやすいです。

・頭
・首
・肘の内側
・脚の付け根
・お尻
・膝の裏側

また、汗には水分のほかに老廃物も含まれているため、汗をかいたままにしておくと汗が出てくる出口である汗孔を詰まらせてしまい、あせもの原因となります。

そのため、汗をかいたら以下の対策が有効です。

・水で洗い流す
・清潔なタオルやハンカチでふき取る
・下着を着替える
・汗をよく吸収し、通気性のよい素材(木綿など)の衣類を選ぶ

赤ちゃんにあせもができやすいのは何故ですか?

赤ちゃんは、大人と同じ数の汗腺がありますが、それが小さな皮膚に密集しているため、あせもができやすく、特におむつの通気性が悪いため、お尻には注意が必要です。

また、赤ちゃんは自分で汗をふいたり着替えたりできないので、大人がこまめに着替えさせてあげたり、シャワーに入れてあげたりするなど気をつけてあげましょう。

あせもができてしまったときの対処方法を教えてください

あせもができてしまっても、掻き壊したりせず、しっかりと表面を水で洗い流して清潔を保つようにしていれば、自然と治ります。

しかし、程度がひどくなると皮膚に炎症を起こしてしまい、治るまでに時間がかかります。このときは炎症をおさえるステロイド外用薬を使うことで、悪化を防ぎ、早く治すことができます。

また、あせもを掻き壊してしまうと、そこに細菌感染が起こってしまうことがあり、炎症が長引いたり、小さなお子さんではとびひになってしまうことがあります。細菌感染が起こっている場合には抗生物質の外用薬も必要になります。

あせもができやすくなる生活習慣はありますか?

以下に該当する人は、あせもができやすいです。

・普段からたくさん汗をかく人
・高温多湿な環境で運動している人
・通気性の低い服装をしている人

つまり、汗の量は調節できなくても、風通しのよい環境で過ごし、通気性の高い服装をしていれば、あせもはできにくくなります。

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医師からのアドバイス

あせもは適切なスキンケアで予防することが大切です。

特に夏場は、こまめに汗をふきとり、清潔な肌を保つように心がけましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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