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職場や地域など、大人社会ではすっかり定着しているクールビズ。このクールビズを、学校をあげて子ども社会にも取り入れてみようという動きがあるそうなんです。その名も「校内クールビズ」

今回、Spotlightでは「校内クールビズ」を導入している中学校の特別授業に潜入。気になる取り組みの具体的な内容は?それによる生徒への影響は?様々な角度からレポートします。

まずSpotlight編集部が訪れたのは、東京の江戸川区立二之江中学校。この中学校では、6時限目を利用して1年生270名を対象に「校内クールビズ」の特別授業を実施するというのです。

学校によると、1年生を対象にした理由は上級生に比べて身体も小さく、中学校生活を送るうえで遭遇する様々な“暑さ”に対しての経験が少ないことから、暑くなり始めるこの季節に正しい知識をつけることが大切と考えたからなのだとか。

確かに、中学校生活で初めての夏を経験する1年生を熱中症から守るために「校内クールビズ」という学びの場を設けることは、一番の方法かもしれませんね。

体育館には特別授業を受ける1年生たちが集合。先生の指示に従って規則正しく着席したところで、今回の講師・気象予報士の河島未怜さんが登壇しました。

「これまでの江戸川区の最高気温は?」「熱中症になりやすいタイミングは?」「毎年、熱中症で搬送される人の数は?」など、中学1年生にもわかりやすいような地元・江戸川区の情報もまじえたクイズ形式で、熱中症についてレクチャーする河島さん。みんな、なかなかの正解率でした。

ちなみに答えはこちら。
Q.「これまでの江戸川区の最高気温は?」→ A.「38.0℃」
Q.「熱中症になりやすいタイミングは?」→ A.「急に暑くなった時」
Q.「毎年、熱中症で搬送される人の数は?」→ A.「5万人くらい」

熱中症で搬送される人が毎年5万人くらい…。かなりの数字ですね。

こんなにも熱中症にかかる人が増えた背景には、地球温暖化や都市化(ヒートアイランド現象)、熱中症にかかりやすい高齢者人口の増加、そして大人も子どもも陥りがちな知識や危機感不足からくる「私は大丈夫!という思い込み」にあると河島さんはいいます。

また、熱中症の危険性は屋外だけでなく、体育館での運動中にも注意が必要とも。河島さんが説明に使ったデータ(※)によると、中学生が部活中に熱中症にかかった数で最も多いのはテニス部、2番目がバスケットボール部、3番目が野球という結果でした。

※出所:独立行政法人 日本スポーツ振興センター

中学生が、部活動中に熱中症で搬送されたというニュースは毎年のように聞きますね。そうならないためにも、生徒たち自身、先生、保護者が心得ておきたい「校内クールビズ」のポイントは何でしょうか?

ママも一緒にチェック!熱中症にかからないためのポイント

1. 塩分を含む飲み物をこまめに飲む

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汗をかいたらまず水分!ですが、ママたちならすでに知っているとおり、熱中症予防には水分だけでなく塩分も必要です。スポーツドリンクや経口補水液など、市販の熱中症対策飲料を選んで子どもに持たせましょう。

2. 気温と湿度を常に意識すること

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暑いとつい温度ばかりを気にしがちですが、実は湿度も要チェックなんです。高温多湿の状態では汗が乾きにくくなり、体温調節に必要な“汗の気化”が鈍ります。ムシムシと不快に感じたら、積極的に除湿や換気をしましょう。

3. 風通しのよい服装や速乾性の下着を選ぶ

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襟元が詰まった上着やピタッとしたズボンなども、熱や湿気がこもりがちになって熱中症の原因となります。服装は風通しのよいものが一番ですが、制服のある学校ではなかなか自由にできませんね。そんな時は、速乾性のある下着を選ぶなどママの工夫が必要です。

4. 汗を気化させて肌を冷やす

夏場の体調管理には汗をかくことがとても大切。そして、かいた汗を拭く方法にも熱中症を防ぐコツがあるのです。

汗は乾いたタオルで拭きがちですが、実は濡れたタオルで拭く方が汗の気化を継続させる効果があるのだそう。もっといいのはアルコールを含んだデオドラントアイテム。汗を気化させるだけでなく、ひんやりと爽快感もあって夏にはぴったりなんですね。

「校内クールビズ」で熱中症対策への意識アップ!

熱中症にかからないための「校内クールビズ」のポイントがわかったところで、特別授業を受けた生徒に感想を聞きました。

これまでは熱中症を意識したことはありませんでした。でも、今日の特別授業で熱中症で搬送される人が5万人もいることを知って、こまめな水分補給をしたりや体を冷やしたりする熱中症対策は大事だと思いました。(二之江中1年/男子)

出典Spotlight編集部インタビュー

体育館でも熱中症になりやすいことに驚きました。僕はバスケ部に入っていて、部活中はついがんばってしまうけれど、がんばると無理をするというのはちゃんと分けて動かないといけないなと思いました。(二之江中1年/男子)

出典Spotlight編集部インタビュー

私はダンスを習っています。7月と8月に外でダンスのイベントがあるので、熱中症で倒れて周りに迷惑をかけないよう、普段から体力をつけたり熱中症対策を心がけたりしたいです。(二之江中1年/女子)

出典Spotlight編集部インタビュー

みんな、「校内クールビズ」の特別授業で、学校や普段の生活で熱中症にかからないための知識をしっかり学んだようですね。

さらに、Spotlight編集部が訪れた江戸川区立二之江中学校のように「校内クールビズ」を取り入れている学校があると聞き、続けて調査してみました。

「校内クールビズ」を取り入れているもう一校は、東京の鷗友学園女子中学高等学校の中等部。この中等部でも「校内クールビズ」の特別授業が行われたのだそう。

鷗友学園の「校内クールビズ」特別授業では、済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師を講師に迎え、二之江中と同様に熱中症にかからないための「校内クールビズ」のについて中高学生850名が学びました。

谷口医師は、熱中症にかからないための「校内クールビズ」の4つのポイント

◎塩分を含む飲み物をこまめに飲もう
◎気温と湿度をいつも意識しよう
◎風通しのよい服装や速乾性の下着を選ぼう
◎汗を気化させ、肌をひんやり

これらに加えて、デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中」というユニークな方法を教えてくれました。

聞き慣れない「デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中」とは一体、どんな方法なのでしょうか?

首元をクールダウンさせれば熱中症対策にも集中力対策にも!?

出典 http://lo.ameba.jp

「校内クールビズ」のポイントにもあげられた「汗を気化させてクールダウン」する方法。この効果をさらにアップするものとして、アルコールを含むデオドラントアイテムがあります。

「デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中」
とは、汗を気化させてクールダウンすることが、実は集中力対策にも影響することに注目した方法なのです。

出典 http://lo.ameba.jp

鷗友学園での特別授業では、首筋にデオドラントを塗っている時、塗っていない時を比較し、 集中力・注意力・思考力がアップしたという現役高校生を対象とした検証結果(※)も紹介されました。

※脳科学者・澤口俊之先生による検証

首筋にデオドラントを塗ることでクールダウンできて、スッキリ集中できるなんて!「校内クールビズ」の特別授業を受けた生徒たちも、さっそくデオドラント剤で試してみたようです。

鷗友学園の生徒たちが「デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中」を試したアイテムは、ママ世代にもおなじみの「SEA BREEZE(シーブリーズ)」。このロゴを見ただけで、爽やかな香りとひんやりとした爽快感、そして青春時代の思い出がよみがえってくるママも多いのではないでしょうか?

「校内クールビズ」という形で子ども世代に受け継がれる「SEA BREEZE」

今回取材した、学校あげての新たな取り組み「校内クールビズ」。その5か条を改めて整理してみましょう。

「校内クールビズ」 5か条

1. 塩分を含む飲み物をこまめに飲もう
2. 気温と湿度をいつも意識しよう
3. 風通しのよい服装や速乾性の下着を選ぼう
4. 汗を気化させ、肌をひんやり
5. デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中

中学高校の子どもがいるママの中には、5か条のうち1〜4はすでに意識していい聞かせている人もいるかもしれません。

しかし、今回の取材で新たに分かった「校内クールビズ」の5か条目、デオドラントアイテムが学習にも応用できるという事実には目からウロコ。

しかも、ママ自身も青春時代お世話になった「SEA BREEZE」子どもの集中力対策に役立つとは!まさに、親から子ども世代に形を変えて受け継がれる頼りになるアイテムなんですね。

特に受験を控えた子どものいるママのみなさん、さっそくこの夏から「校内クールビズ」の「デオドラントを“集中V塗り”でスッキリ集中」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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