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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
卵や小麦などさまざまな食品アレルギーがある中で、納豆にもアレルギーがあるということをご存知ですか?しかも、納豆アレルギーはマリンスポーツをする人に多いといわれています。
果たして本当なのか、納豆アレルギーの原因について医師に解説していただきました。

納豆アレルギーはどのような症状が出ますか?

大豆アレルギーはよくあるのですが、大豆の加工品である味噌・しょうゆ・豆腐・納豆にはアレルギーが出にくく、納豆アレルギーはかなりまれなアレルギーです。

発症すると、口のまわりがかゆいなどの局所的な症状ではなく、全身のじんましんや呼吸困難などアナフィラキシー症状を起こすとされています。

納豆アレルギーがサーファーやダイバーに多い理由は?

考えられる理由として、マリンスポーツなどで海によく入る人は、クラゲの被害に繰り返しあいやすくなります。

クラゲの毒針にはポリガンマグルタミン酸と呼ばれる納豆の粘り気のもとになる物質が含まれており、刺されるたびに体内に入り、同じくポリガンマグルタミン酸を含む納豆にもアレルギーが発症するのでは、といわれています。

納豆アレルギーをつきとめることはできますか?

納豆アレルギーを血液検査などで検出することはできません。調子が悪くなってから24時間以内に何を食べたかを思い出し、記録しておくと原因特定に役立つかもしれません。
体調のよい時には何でもない食物でも、疲れていたり体調が悪かったり、妊娠出産などをきっかけに体質が変化し、それまで平気だった食べ物にアレルギーが出ることもあります。

また、卵アレルギーでも、ゆで卵より生卵のほうがアレルギー症状が出やすいとされているように、食品の加工状況によってもアレルギーが起こるかどうかは変わってきます。

原因不明の体調不良がある場合は、何を食べたかの食物日記をしばらくつけてみて、病院に相談をお勧めします。いちいち書き残すのが難しければ毎食の食事を携帯電話で撮影しておくだけでもよいでしょう。

≪大人になてから突然発症する人も…≫
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医師からのアドバイス

アレルギーの原因物質が分かった場合、一生それを食べることができないのか、少量なら良いのか、いつから食べることをチャレンジしてもよいのか、などは人それぞれです。医療機関を利用する場合は、アレルギー科を標ぼうする皮膚科、耳鼻科、内科などでご相談されることをおすすめします。

納豆アレルギーは非常に珍しいものですので、赤ちゃんに対してでも納豆を与えることをためらう必要はありませんが、何の食材にでも共通して言えることとして、新しい食材は一つずつ少量から試し、アレルギー反応が出ないことを確認してから増量しましょう。

また、新しい食材を試す場合は平日の午前中にし、万が一アレルギー症状が出てもすぐ受診できる状況でおこないましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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