他人の子供を預かって数時間世話をするベビーシッターは、欧米では一般的。筆者の住むイギリスでは周りでベビーシッターを雇っている家庭は「近所の知り合いの学生さん」だったり「仲良くしているお隣さん」「ママ友」だったりと顔見知りに頼んでいることが多い様子。

誰にお願いするにしても、我が子を預けるわけですから信頼関係がないとできません。そして任務に当たる人ももちろん信頼関係を崩さないように、細心の注意を払ってベビーシッティングをするのは当然でしょう。

他人の子供を預かるという責任は重大。子供と一緒に遊ぶだけだから簡単と甘く見ていると、意外と気疲れすることもあるので結構大変な仕事といえるのではないでしょうか。とはいえ、このベビーシッターは大人が子供の面倒を見るというのだけではなく、10代の子供が幼い子供の面倒を見るということも一般的。

そんな場合でも子供は「お小遣い」稼ぎでするために、やっぱり立派なパートタイムの仕事となります。そして大学生ぐらいの年齢となれば、ある程度成人しているので子供の扱い方もよくわかっているだろうと信頼する親も多い様子。

ところが、このほど米ニューヨーク州ロングアイランドで19歳のベビーシッターの女性が逮捕されました。呆れたことに飲酒運転をしていて、車内には面倒をみていた4人の子供たちが乗っていたというのです。

「様子がおかしい」と通報された19歳のサブリナ・マクリ

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シダー・ビーチの駐車場で、何やら怪しげな運転の車があると目撃したのはニコル・ディアズさん。彼女はマクリ容疑者が酔っていることに気付き、後部座席に4人の子供が座っているのを見て「彼女の車を駐車場から出すわけにはいかない」とマクリ容疑者のホンダシビックをブロックして行く手を塞ぎ、警察に通報。

4歳から11歳の4人のベビーシッティング中だったマクリ容疑者は、子供の面倒を見るどころか酔っ払って飲酒運転と信じられない行動をしたために、警察側が厳しく追及。そしてマクリ容疑者から規制薬物も発見されたというのだから見逃すことはできません。ドラッグをしながらの他人の子供を乗せて飲酒運転をしていたとなれば事は重大。決して罪は軽くはないはず。

ところがマクリ容疑者は警官に…

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酔っ払っていたために思考力がままならないのか、質問する警察官にマクリ容疑者は「なんなのよ、あんたら。いい加減にしなさいよ。私何も悪いことなんてしてないじゃないの。ちょっとお酒を飲んでたからって何だっていうのよ。そんなのみんなやってることでしょう⁉」と開き直り、罵りの言葉を浴びせたのです。

子供を乗せていては言い訳にもならない

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ニコルさんは「小さい駐車場だから、出口をブロックして警察が到着するまでシビックを出させないようにしていたの。あんな運転で公道に出たらどんな事故を起こすかわからないわ。子供の面倒を見るなら責任もってするべきよ。」と怒りを露わにしています。

「駐車場だから」飲酒運転が許されるわけもなく、悪いことをしているという自覚のないマクリ容疑者には厳しい罰を与えてもらいたいと思わずにはいられません。裁判でも「無罪」を主張したというのだから呆れてしまいます。

マクリ容疑者に前科はないものの、19歳という年齢は立派に善悪の判断がつく年。4人の子供を乗せた飲酒運転が、どのような悲劇を引き起こす可能性があるかということは自覚していて当然。

普段からマクリ容疑者は飲酒を楽しんでいた様子。依存症とまではいかなくとも、今回15歳以下の子供たちを危険に晒すという行為は厳しく咎められるべきでしょう。裁判の結果がどうなるかはまだわかりませんが、飲酒運転は、自分だけでなく人の命にも関わるのだということを今一度認識してもらいたいものですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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