記事提供:子ある日和

お子さんに「いい事すると絶対自分にもいい事があるの?」と聞かれたら何と答えますか?先輩ママから届いた、ユニークでホッとする男の子のお話をご紹介します。

いいことをすれば自分にいい事が返ってくる?

大人になると心のどこかでそんな期待をしてしまいませんか?

先日私の母がスーパーのガラガラ抽選会で一等を当てたと、大きなお菓子を持ってきてくれました。すると小学校一年生の息子が私に言いました。

「おばあちゃんすごいね。何でおばあちゃんはこんなにいい事があるの?」

それを聞いて私は「おばあちゃんはいつもいい事をしてるから、いい事が返ってくるんじゃない?」と答えました。

すると息子が「いい事すると絶対自分にもいい事があるの?」と言ったのを聞いてハッとしました。

これでは、いい事が返って来るためにいい事をした方がいいと伝わってしまったのではないかと考えさせられました。

「いい事をしたら、自分にいい事が返ってくる」…そう教わってきた私はこれまで違和感を感じたことがありませんでした。

しかし、これではまるで見返りを求めていい事をするのだと教えているように感じたので私は子供に言いました。

「いい事をしたら、自分にいい事が返ってくるって昔からよく言うけど、もしいい事をしてもいい事が返ってこないとしたらどうする?」と。

「いい事」をしても「いい事」が返ってこないとしたら?

すると息子は、学校で友達がグラウンドにハンカチを忘れたのを取りに行ってあげて、戻るのが遅くなって先生に怒られた、という出来事を話し始めました。

「いい事したのに怒られてん」
とあっけらかんとしてケラケラ笑っています。

私も何だかおかしくなって、笑いながら「じゃあ、ハンカチ拾いに行くのやめておいたらよかった?」と聞くと、「いや、その後すぐに雨が降ってきたからハンカチが泥だらけにならずに済んでよかってん!」と言いました。

自分が怒られても、友達のハンカチが汚れなかった事が息子にとってのいい事だったという事が私は本当に嬉しくて、その気持ちを忘れて欲しくないと思いました。

そして私が「いい事をしたら自分にいい事が返ってくるかどうかは分からないけど、誰かが喜んでくれたら自分も嬉しいよね~」と言うと「うん、ママも俺に何か買ってくれたら、俺もママもハッピーやなぁ!」と言われました。

見返りがなくても人に優しくできる人に育ってほしい

時々、ちゃんと子育てできているのか自信を無くす事もたくさんありますが、子供とのこういうほっこりする会話が「明日からまた頑張ろう」と思わせてくれます。

小さい時から優しい子に育ってほしいと思って接してきた私の気持ちが伝わっているんだなと感じ、また一方で私たち大人もこんな優しさを持ちたいと思いました。

「これまでの育児が間違ってなかった」と思えた瞬間でした。

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