記事提供:conobie

毎月Twitterで公開され、話題になる、もひかんさんの「家族会議」の議事録。

家族構成はパパ(もひかんさん)、ママ、かずとよ君、なごみちゃん、そしてばあばの5人です。

コノビーでも度々ご紹介させて頂いてきましたが、今回なんと、もひかんさんご本人へのインタビューが実現しました!!もひかんさんから見た家族のこと。子育てのこと。じっくりと伺いました。

目次

・きっかけは、わき見運転事故
・みんな気になっていた、5月のばあばのこと
・おちゃめで優しい、かずとよくん
・真面目でコツコツ、なごみちゃん
・そして、いいですか?ママの話。
・「子どもらにウケたい」が子育ての源泉
・■取材後記

編集部スタッフが、もひかんさんに、お電話でお話を伺いました!

きっかけは、わき見運転事故

―すみません、お時間いただいてありがとうございます。(夜20時)

いえいえ、何から話しましょ。

―そうですね、コノビーではこれまで何度も、もひかんさんの「家族会議」を取り上げさせていただいて。

いつもありがとうございます。

―去年の9月ごろでしたか、そのくらいから「家族会議」が始まりましたよね。

そうです。トラックの運送屋の仕事してるんですけど、仕事中にわき見運転して事故ったり、母が倒れたりしたのがそのあたりで。

お金が必要で嫁も夜勤に出てもらうことになっちゃって、一家団結しなきゃというところから。

―そうだったんですね。もひかんさんの目標がいつも「前を見て運転」になっているのは、そういうわけですか。

そうです。だから僕の目標は、変えられないんですよ。

みんな気になっていた、5月のばあばのこと

―あの、どこまで聞いていいかわからないのですが、ばあばのことを。

はいはい。

―2月くらいから確か同居されてますよね。やはり倒れられたのがきっかけで?

そうです。9月に倒れて、そこから色々手続きして2月にこっちに来てもらいました。

私たち家族は大阪府営の団地に住んでるんですが、その向かいの部屋に。

―実質、「同居」という感じですね。

そんな感じです。家族会議には、最初は前もってメモで答えを書いて渡してもらって「参加」としていたのですが、ちょうどここ1ヶ月くらい、体調崩しましてね。

―えー!イノシシと戦うとかおっしゃっていたので、バリバリお元気なのかと…。

もともと引っ越してくる前までは働いていたんですよ。

それがこっちに来てやることがなくなったんでいろいろ動き回っていたんですが、かえって張り切りすぎちゃったみたいで。

―そうだったんですね…。

それで、「ちゃんと話せるうちに、みんなに話しておきたい」と。5月度は本人も着席して参加したんです。

それで、ああいう話になったわけですね。

―涙、涙の会議になったとか。

みんなで泣きました。

でもね、それを笑顔で締めてくれたのが、息子のかずとよなんですよ。

おちゃめで優しい、かずとよくん

―かずとよくんが、会議を締めた?

会議を締めた。というか、なんかおどけて、踊りをしてくれたんです。盆踊りを。

そしたらみんな笑っちゃって。さっぱりして終わりました。

―優しいんですね。

そういうところはあると思います。一家のムードメーカーですね、私の次に(笑)。

―やはり一番はもひかんさんですか。

そうですね。私はそれを意識してますから。

こないだも、エレクトリカルパレードの動画、流したでしょう。

―観ました(笑)。

これ、実は一番最初にやりだしたのは私なんですよ。

―そうなんですか。単にかずとよくんのお茶目な動画だと思っていました。

その日ちょうど、ディズニーランドの思い出話をしていたんです。昔行ったのが楽しかったねって。

でも、私の仕事がもう連休取れない仕事なんで。

これは子どもたちには言えないんですけど、もう僕ら家族は行けないんですよ、ディズニーランドには。

―なるほど…。

もう一回パレード観たいねって話になって。

それであの動画の前に、私が先陣きってパレードをやってみせたんです。

他の子みたいに連れていけない代わりに、少しでも息子を笑わせてやりたいと思いまして。

真面目でコツコツ、なごみちゃん

―なごみちゃんの5月度の目標に「視力を取りもどせ」ってありましたね。

1ヶ月前の検査で、これ以上目が悪くなったらメガネですよって、言われちゃったんです。

それで、こういう目標になったんだと思います。毎日真面目に「目の体操」していますよ。

―コツコツ、ものごとを進めていくタイプですか?

そうですね。なごみはマイペースで、あまり感情を表に出さないタイプです。

最近は「家族会議」のことを友だちからも言われるみたいで。より一層目標を意識しているみたいですね。

―素敵ですね。あと気になっていたのですが、なごみちゃんは絵が上手ですよね。

そうなんです。うまかったですよ、前回のスヌーピーもね。

毎回ああやって好きな絵が描けるから、書記の役割をやってくれているみたいです。

―字も頑張って書いているのが伝わってきます。

そう、頑張ってくれてますね。

そして、いいですか?ママの話

―可能な範囲で、ママのお話も。

どうぞどうぞ。怖がらないで(笑)。

―毎回その、目標が「まじやせる」とか「目に見えてやせる」とかですよね。

そうですね(笑)。

家族会議についてはぶっちゃけ、うちの奥さんはノリノリってわけではないんですよ。

「えー、また目標?…特にないかなあ、じゃあ『やせる』で…」って感じなんで。

―じゃあ、今回の「目に見えてやせる」は…。

えっと、まだ月末まで少し時間がありますのでね(笑)。

いや、でもねここだけの話。うちの奥さんはしっかりものですわ。

夜勤して、家事して。子どもたちのお迎えして…、多少のことがあってもへこたれないですからね。

家族会議ではいろいろイジってますけど、でもうちの奥さんはすごいと思ってますよ。

何か無理やりフォローみたいになってますけど、でも本当にそう思います。

「子どもらにウケたい」が子育ての源泉

―最後に、子育てで何か意識していることがあれば、伺いたいです。

その質問、一番恐れていたやつですよ。

―いやいや。いつもツイートを拝見していて、本当に楽しそうに子育てされているなと思って。

自分がね、僕自身が大きい子どもだ。って思うんですよ。

父親として、まともに稼いでないし、時間もとってやれないし。

常に申し訳ないなと思っています。

子どもたちも遊んで欲しそうにしてるから、求めてきたら、倍にして返してやりたいって思ってるんです。

本気で応える。

一緒にいるときは思いっきり笑わせてやりたい。とにかく、子どもたちにウケたいですよ。

だから、パレードも僕が先陣を切ってやるわけです。

風呂もね、ちょっとお恥ずかしい気もしますけど、今でも家族4人で入るんですよ。狭い風呂を、4人で絶妙に交代しながら入ります。

平日だと、帰ってくるまで子どもたちが待っててくれるんです。

―一緒に過ごせる貴重な時間ですもんね。

そうです。子どもが風呂の時間は楽しみにしてくれているんで、それだけはと思ってます。

あと本気でやったエピソードとしては、「たかいたかい」をかずとよにしてあげて、骨折させた。

ってことがありますね。高すぎて(笑)。

―高すぎて?

せっかくなら誰もされたことないレベルで、「たかいたかい」してやろうって思ってやってたら、天井に直撃したんですよ。

それでね、かずとよは鎖骨を折ったんです。

っていうのをこないだ嫁に言ったら、めっちゃ怒られましたけどね(笑)。

その時は「ちょっと遊んでたら骨折した」ってごまかしてたんで。

―いや~もう、もひかんさん最高です(笑)。

■取材後記

約束の時間になって「時間になりましたので、電話かけていいですか?」とメッセージを送ると、「ちょっとトイレ行ってからでいいですか」と返信が(笑)。

そのおかげ(?)で、とてもリラックスした雰囲気で取材が始まりました。

取材中は、もひかんさんが途中何度もおっしゃっていた「本気で応える」「本気で遊ぶ」という言葉が印象的でした。

母親と違って、自分の身体に変化なくして親になるのが父親です。

新生児の時は、おっぱいをあげることもできないし、家事も何をすべきかいまいちピンとこない。

実は、パパはいつも家族の中で「ポジション(役割)探し」をしているのではないでしょうか。(もひかんさんが当時どうだったかはわかりませんが…)

もひかんさんが「自分が一番のムードメーカー」だと誇らしそうにおっしゃっていたのも、そこに自分の役割を見出せているから。

「僕に子育てなんて語れませんよ…」なんて言いつつも、「子どもたちを、笑わせたいんです」という言葉には、もひかんさんの強い意志と、優しさを感じました。

もひかんさん一家が始めたこの『家族会議』という素敵な取り組みは、今やTwitterを通じて全国に広がり、たくさんの家庭で実践されるまでになりました。

かっこつけずに、素直な自分の気持ちを家族に言えること。

お互いの「頑張りたいこと(=目標)」を確認し、それを応援しあえる関係性。

『家族会議』という取り組みに乗って、この素敵な「文化」がますます全国に広がっていくことを想像すると、本当にワクワクします。

みなさんのご家庭でも『家族会議』、はじめてみませんか?

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