記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
好奇心の強いお子さんは、手にしたものを口に持っていってしまいがち。「目を離した隙に、子どもが危険なものを飲んでしまった」というご相談をDoctorsMeにも、お寄せいただくことがよくあります。そんなときは、どう対応すればいいのでしょうか?

今回はお子さんが主に「液体を飲んでしまった場合」について、医師に話を聞いてみました。

すぐに吐かせてはいけない場合もありますか?

飲んでしまった液体で、吐かせてはいけないものは、気管に入って「誤嚥(ごえん)」になった場合、肺炎を起こす可能性があるものです。
主に以下にあげられる液体は吐かせてはいけません。

・漂白剤
・トイレ洗剤
・灯油
・ベンジン
・シンナー
・マニュキュア
・除光液
・農薬
・殺虫剤

原則として、刺激臭のある液体は吐かせないほうがいいでしょう。

すぐに吐かせたほうがいい場合もありますか?

主に以下にあげられる液体は吐かせたほうがよいでしょう。

・タバコ灰溜まった水
・医薬品
・化粧品
・ヘアトニック
・入浴剤
・シャンプー
・リンス

牛乳を飲ませるといいのは、どういう場合?

牛乳は胃の粘膜を守る働きがあります。飲み込んでしまったものが強酸性・強アルカリ性で、吐かせたほうがいい場合、牛乳を飲ませると、吐きやすくなり、毒性が薄められます。

牛乳を飲ませてはいけない場合もありますか?

誤飲したときに、牛乳や水を飲ませてはいけない液体は、揮発性と毒性の高いマニュキュアや除光液などです。水分を飲ませずに、早めに病院を受診しましょう。

誤飲がわかったらすぐに病院に行くべきですか? 何を伝えればいいですか?

誤飲の場合「日本中毒情報センター」という施設があるので、そちらに連絡しましょう。誤飲だけではなく、皮膚に付着や目に入った場合でも、アドバイスを無料で提供してくれます。

電話をする際には、いつ何を飲んだか、今の状態はどうなっているか、を報告しましょう。このまま様子を見ていいのか、医療機関の受診が必要なのか、アドバイスしてくれます。
また、情報を説明しやすいよう、誤飲したものを手元に置いて話しましょう。

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最後に医師からアドバイス

何でも口にしてしまう子どもには、手の届くところに、危険なものは置かないようにするなどの、日頃の予防が一番です。

もし誤飲してしまった場合は、刺激臭の強いものは吐かせない、それ以外のものは吐かせる、と覚えるといいでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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