◆ 日本の音楽業界には欠かせない存在「小室哲哉」

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小室哲哉さんと言えば、日本の音楽業界には欠かせない人物。知らない人はいないんじゃないか、というくらいにあまりにも有名ですよね。還暦間近とは思えない程に若々しく、今なお進化し続けるその音楽家としての才能やセンス、新しい事にチャレンジし続ける精神には脱帽してしまいます。
そんな小室さん、若い頃から「新しいもの」「最先端の技術」好きで有名だったのですが、彼がその音楽活動に置いて残した数々の伝説を少しご紹介したいと思います。

小室哲哉は偉大な音楽家である。1970年代半ばより裏方として音楽シーンで活動を開始。84年、自らのバンド、TM NETWORKでデビュー以後、プロデューサー、コンポーザーとしても頭角を現し、数多くのミリオンセラーを世に送り出してきた。

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歴代作曲家売上ランキングでは筒美京平氏に次いで2位と、大袈裟ではなく、近代の日本芸能史に名を残す音楽家と言ってもいいのである。

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01:日本初のオリコンCDチャート1位を獲得

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小室さんがTM NETWORK時代、1987年7月1日に発売された「Gift for Fanks」というアルバムが日本初のオリコンCDチャート(CDチャートが作られて最初の)1位を獲得しました。この当時、まだまだレコードやカセットテープが主流だったのですが、このアルバムはCDのみで発売するという画期的なリリースだったのです。
ブレイクのきっかけとなった「Get Wild」が収録されており、ベスト盤のような位置づけでもあった為、お得感もあってか長期に渡ってチャート入り。最終的には20万枚以上のセールスを記録しました。

オリコンチャートは、オリコングループのデータサービス事業会社であるオリコンリサーチ株式会社が発表する音楽・映像ソフトなどの売り上げを集計したランキング。

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荘口:あ、これでも、もしかしたら「へ?」って方もいるかも知れない。日本初のオリコンCDチャート1位という事で、これはあのGIFT FOR FANKSが、あの。
T:はい。
荘口:当時まだカセットテープとかね、もあったし、もちろんアナログ盤主流の時に、CDだけでリリースするのは怒られなかったんですか?
T:狙いです。
荘口:なんでそんな事するの?みたいなまわりの反対とかなかったんですか?
T:あの…レコード会社の狙いだったんです。

出典(TM NETWORKライブトーク (2)「TM NETWORK 3つの伝説 編」)

02:「リニューアル」という言葉を世に広める

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今でこそ一般的に使用されるようになった、リニューアル(Renewalという言葉を世に広めたのも小室さん率いる、TM NETWORKだったと言われています。これはTMファンの方ならご存知の事ですが、小室さん自身もインタビュー等で「僕(グループ)が広めましたね」というニュアンスの発言をされています。

リニューアル【renewal】
[名](スル)新しくすること。一新すること。再生。また、改装。「店舗を―する」

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荘口:そして、続いて伝説3つ目はこちらです、と。えー、これもね、「えっ」て方いるかも知れない。リニューアル。まあ、あの、今普通に誰でも使う言葉ですけど、その言葉をあの…CDの普及ってありましたけど、リニューアルって言葉を普及させたのもTM NETWORKだったって言う。
T:そうですね、使ってなかったですね。僕が考えた訳ではないんですけど、みんなでスタッフとかみんなで考えたんですけども。

出典(TM NETWORKライブトーク (2)「TM NETWORK 3つの伝説 編」)

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もともとリニューアルという言葉自体は存在していましたが、当時日本の、しかも音楽シーンでこの言葉を使用しているグループは他に存在していませんでした。グループ名をTM NETWORKからTMNへ変えるというリニューアル宣言を行い、その後の第1弾シングル「Time To Count Down」がオリコンチャート1位を獲得した事も、広く世に知られるきっかけだったと思います。

03:リプロダクションアルバムを日本で初めて発売

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1989年にTM NETWORKが発表したアルバム「DRESS」。TM NETWORK前期の代表曲を、宇都宮さんのボーカルトラック以外、全ての音が新しいアルバムという事で、当時話題となりました。これは当時のリミックスの概念にはなかった手法であり、リプロダクション(Re-production)アルバムという位置づけとなりました。また、発売当時TM NETWORKは全国ツアー中であり、多忙な中「一体いつ作ったの?」と驚かれる事を前提に制作されたアルバムとも言われています。

TM NETWORKが1989年に発表したリミックス・アルバム「DRESS」。このアルバムは、それまでの楽曲を当時の「リミックス」の概念ではなく、ボーカルトラックを除く全ての音を新たに作り上げるべく海外の有名プロデューサーに依頼するという画期的なコンセプトで制作された。そのため、このアルバムは「リプロダクション・アルバム(Re-Production Album)」と名付けられ、斬新なアプローチとして大きな話題を呼んだ。

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アルバム『CAROL』を冠したツアーが長期に渡り、その間レコーディングが行えずリリースアイテムが発売されないことが危惧された。上記のコンセプトであればTMのメンバーが動くことなくアルバムを発売することが出来るアイディアだった。

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2014年にはセルフリプロダクトアルバム「DRESS2」を発表。89年の「DRESS」の続編というコンセプト。

DRESSというタイトルは僕がふと思いついたタイトルで、過去あらゆる命名した曲単位でもアルバム単位でも、ベスト10に入るネーミングで、トラックを着替える感じがREMIX、リプロダクトにやんわりあってるなと。

出典小室哲哉 Twitter

04:クローズドサーキットの導入

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ライブの模様を映画館などで生中継し鑑賞する方法をシネマライブ、ライブビューイング、クローズドサーキットなどと言います。イギリスでの生活が長かった小室さんは、「イギリスではサッカー中継だけはなぜかクローズドサーキットと呼ぶ」と発言。
TM NETWORK時代、1989年のCAROLツアーの最終日には全国10箇所に衛星を用いてライブ生中継を行いました。

コンサートや演劇などの様子を映画館などの大規模上映施設に生中継する方式。 株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンが企画・上映している。 ライブビューイングを利用することで、コンサートチケットが確保できなかった人や、会場が家から遠くて行けなかった人なども、近場の施設でコンサートを観覧できるようになる。

出典www.weblio.jp/content/ライブビューイング

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また、1990年からはwowowで世界初のハイビジョン撮影されたライブ映像を生で中継するなど、とにかく「日本初」「世界初」の試みが多かった事もTM NETWORKの特徴とも言えます。

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30周年イベントの始まりでもあるTM NETWORK CONCERT - Incubation Period -」も日本全国および香港、台湾の映画館でライブビューイングが実施されました。

05:最新の「音響システム」をライブへ積極的に導入

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小室さんがTM時代にライブなどで最新の技術を積極的に取り入れていた事はすでによく知られていますが、音響システムにおいて特に有名なのがフライングスピーカーサラウンドシステムの導入です。1987年のライブから天井からスピーカーを吊るす「フライングスピーカー」を積極的に導入。スピーカーをステージ上に山積みするよりも会場全体にクリアーに音を伝えることができます。

荘口:でもね、フライングスピーカーって言い方を私知らなかったんですが、それを最初にやったって言う。
TK:あー。
荘口:あれ最初に日本で始めたっていう。
T:使いましたね。ええ。あと、後ろにも置きましたね。お客さんのうしろにも。

出典(TM NETWORKライブトーク (4)「TM NETWORK ライブ伝説 編」)

1973年2月、イギリスの人気ポピュラー歌手、トム・ジョーンズの日本武道館公演の仕事が舞い込んだ。(略)そこで考えられたのが、武道館の大屋根中央からワイヤーでスピーカーを吊り下げ、音のシャワーを降らせるという「フライングスピーカーシステム」というアイデアだった。国内では採用事例がない画期的な試みだった。

出典 http://www.hibino.co.jp

↑国内初のフライングスピーカーの歴史についてはこちらをチェック!

06:JD-XAをライブで世界初使用

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デビュー当時から多数のシンセサイザーを同時に使いこなすというパフォーマンスを見せつけてきた小室さんですが、2015年3月のライブ「TM NETWORK 30th FINAL」では、JD-XAをライブで世界初使用。小室さんはJD-XAを「シンセサイザー・プレーヤーに向けた本気の機種」だと評価されているそうです。

<HUGE DATA>公演と同じようにNord Lead 3をスタンドから引きずり下ろし、ステージ前方でソロプレイ。そして客席側に投げ込むと大爆発が巻き起こる。なお余談だが、Nord Leadの下にセッティングされ、妖しく赤く輝いていた機材は、今回初投入された「Roland JD-XA」。発売前のシンセだった。

出典 https://www.barks.jp

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小室さん(の関係者含む)の公式SNSでも紹介されています。

07:1stアルバムがいきなり400万枚突破

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日本におけるオリコン統計による1970年以降、今までで最高の売上を誇るのは宇多田ヒカルさんの「First Love」765万枚なのですが、1996年の発売当時にCDアルバムの売上で400万枚を初めて突破したのは小室哲哉さん率いるglobeでした。1995年のデビュー以降、ダブルミリオンを記録した「DEPARTURES」など多数のメガヒットシングルを世に送り出します。1996年にリリースした1stアルバム「globe」は出荷枚数455万枚を記録し、当時の日本記録を樹立しました。

その後、GLAYとB'zのベスト・アルバムがこの記録を後を追うように更新するが、当時のavex依田会長は「オリジナルで超えてみろ」と発言したとされる。

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08:前代未聞の4大ドームツアーを敢行

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今でこそドームツアーを敢行するアーティストが増えて来てはいますが、日本で初めて4大ドームツアーを行ったのは小室さん率いるglobeでした。
最近では氷室京介さんやKis-My-Ft2(デビューから2年11ヶ月での4大ドームツアーは男性アーティスト史上最速)が行っていましたね。その後ドームの数も増えましたが、ちなみに初めて5大ドームツアーを行ったのはSMAP、西武ドームを加えた6大ドームツアーを最初に行ったのはMr.Childrenなんだそうですよ。

1997年3月12日、2ndアルバム『FACES PLACES』を発売。その後、前代未聞の大阪、福岡、名古屋、東京4大ドームツアー「globe@4_domes」を敢行。5月には、初の日本国外でのツアー「TK PAN-PACIFIC TOUR '97 IN TAIPEI」開催。安室奈美恵、TRFとともに台湾・台北を訪れ、テレビ出演やライブを行った。

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09:オリコンランキング上位に同時ランクイン

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1989年4月15日付のオリコンランキングでは、TMのリプロダクションシングルが3枚同時発売され、史上初の3曲同時ランクイン(それぞれ5位・7位・3位)した。この当時、シングルの複数同時発売は極めて異例的なリリースパターンであり、また全てがリプロダクション作品という点も注目されました。

収録曲の中で、「COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)」と「KISS YOU (KISS JAPAN)」、「GET WILD '89」は先行シングルとしてリリースされ、3曲同時チャートインを果たしている。これは日本音楽史上初の事である。

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また、小室さんはTMの活動終了後も、プロデューサー時代に同時ランクインを実現させています。1996年4月15日付のオリコンシングルチャートでは、小室哲哉プロデュース曲がなんとトップ5を独占するという快挙!

1位 安室奈美恵「Don't wanna cry」
2位 華原朋美「Im proud」
3位 globe「FREEDOM」
4位 dos「Baby baby baby」
5位 trf「Love&Peace Forever」

1996年4月15日にはオリコンシングルチャートにおいてプロデュース曲がトップ5を独占した。

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1988年、globe時代には4週連続シングルリリースにチャレンジし、1988年10月26日付のオリコン週間シングルチャートには4曲が同時ランクイン、TOP10に入るという史上初の記録を樹立。

同年秋、「BRAND NEW globe 4 SINGLES」と題し、9月2日に「wanna Be A Dreammaker」、9月23日に「Sa Yo Na Ra」、9月30日に「sweet heart」、10月7日に「Perfume of love」と4連続シングルリリースを行う。10月26日付のオリコン週間シングルチャートにて4曲が同時に上位10位以内にチャートインした。これはオリコンシングルチャート史上初の記録であり、「発売日が異なる再発でない同一アーティストによるシングルの複数チャートイン」として現在も記録が保持されている。

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10:音楽配信とハイレゾの積極的な普及活動

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先見の明があると言われている小室さんは、iTunesストアが開設される前から音楽データの配信(ダウンロード)の可能性を感じており、1996年頃にはすでに自身のホームページ上で音楽配信実験を開始していました。iTunesストアーが米国で2003年にオープンしたことを考えると、小室さんはそれよりもはるかに早く、音楽配信や無料ダウンロードを行っていた事になります。

iTunes Store(アイチューンズ・ストア)とは、アップルが運営している音楽配信、動画配信、映画配信、映画レンタル、アプリケーション提供などを行うコンテンツ配信サービスである。サービス開始日は2003年4月28日。

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2000年には、MESSaGE(メッセージ)をリリース。これはライブ会場(Log-on to 21st Century)で先行発売された後、ROJAMホームページ上で配信・通信販売された楽曲となります。
今でこそネット配信限定曲は珍しくなくなりましたが、当時は理解が少なくファンからも批判の声が上がっていたそうです。

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その後、月日は流れ…。iTunes StoreにおけるSONY楽曲の配信が、小室さんのTwitterでの働きかけなどをキッカケに2012年11月に実現しました。TM NETWORK時代の楽曲、およびSONY系アーティストの楽曲がiTunes Storeでも購入可能になった事はかなり画期的と言えます。

さて、今週の真ん中午前0時まで、6時間切りました。誰が一番最初に、僕らの青春を彩ったSONY系レーベルの曲をiTunes StoreからDLするんだろう。僕はアナログ、カセット、CD、と頑張って来てくれたTMのCAROLかってあげたいなあ。

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↑小室哲哉さんご本人のツイート、「かなりリツイートが多かった」とのちのインタビューで答えています。

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音楽の感動を伝えるためのテクノロジーとして、ハイレゾ、そしてその高品質な音に合わせた映像という事で4Kなど、最新の技術をやはりチェックされている小室さん。常に時代の一歩先を行くその感性が、次々と伝説を残されていく理由なのかも知れません。

2014年はTM Networkが活動30周年だったので、世界中各地を4Kビデオカメラを持って周って撮影してきたんですよ。最初はHDカメラだったけれど、結局最後は4Kカメラになって、三脚持っていろいろな場所で撮影してきましたよ。

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