妊娠

女性にとって、また父親となる男性にとっても、最も大きな人生のイベントと言える妊娠、出産。
どちらに似て欲しい、名前はどうしよう。
色んな思いはあれど親にとって、最も重要な願いは無事に生まれて欲しい
と言う事ではないでしょうか。

アメリカ・オハイオ州に暮らすダスティン&シエラ夫妻。
第2子を妊娠していることが分かり大喜び。
子供の健やかな成長を願い、妊娠生活を送っていました。
しかし、その幸せが一転地獄の底に。。。。
中期の検診で医師に告げられた事実、それは・・・・・

医師から告げられた痛ましい事実、それは。

お腹の中で元気に動いている赤ちゃんに大きな障害があり、
無事に生まれることが出来ないかもしれない、という内容だったのです。

お腹の中の赤ちゃんは、頭蓋骨が開いた状態で脳が頭蓋外に出た状態。
稀な障害のため、臨月まで無事育ったとしても出産中に死に至る可能性も大きい。

夫婦は医師から苦渋の決断を問われました、それは。
出産後亡くなるのを覚悟で今のまま過ごすか、それとも今中絶するか。

幾度とない話し合いを経て、夫婦が下した決断、それは。

赤ちゃんが生きている間は一緒にいよう

という事でした。
そして迎えた出産当日。
予定日の10月31日に訪れた陣痛。
病院へ向かう夫婦の車の中には、新生児用品も、生まれてくる赤ちゃんを乗せるチャイルドシートもありませんでした。

夫婦は出産=赤ちゃんとのお別れを覚悟して病院へと向かったのです。

入院から9時間後、夫妻の元に生まれてきたベントレーくん。
夫のダスティンさんがへその緒を切り、すぐにタオルに包まれたベントレーくんはシエラさんの胸へ。

誰もがベントレーくんの出産は死産だったと思っていました。
しかし、その瞬間。
なんと、ベントレーくんが産声をあげたのです。

奇跡の出産から36時間後。
医師は、ベントレーくんの帰宅を承諾、そしてホスピスへの転院を夫婦に勧めたのです。
それが何を意味するのかは、誰もがわかっていました。

ホスピスへと転院したベントレーくん、その後も連鎖球菌やブドウ球菌感染症を患ったり、肺や気管支のウイルス感染など、命の危機に陥りながら日々頑張って生き続けました。
生後4週間目で受けた検査では、彼の頭蓋内、そして頭蓋外にある脳みそはダメージがひどく治療の方法がない、という希望を絶たれる結果に。
しかし両親は諦めませんでした。

ベントレーくんの目に宿る光り。
そして彼が見せる動きや表情。
両親は願いを込めて遠く離れた地、小児医療で有名なボストン子供病院の門を叩きました。

ボストン子供病院ではベントレーくんを救うため、直ちに医師団が結成されました。
そして数々の検査の末、ベントレーくんの頭蓋内外に分裂した脳みそを内部に戻す手術が行われることになったのです。

2016年5月24日に行われたこの手術。
最新の技術を駆使し、3Dプリンターにより欠損した頭蓋骨を作成。
そして5時間に及ぶ手術は無事に成功!
まさに奇跡の1日が訪れました。

出典 YouTube

こちらは生まれた直後、そして手術直前のベントレーくんの写真。

そして、手術を無事終えたベントレーくんの姿が

頭に大きな傷は残ったものの、全ての脳みそは元あるべき場所へ。
そして彼の欠損していた頭蓋骨は閉じられ正常に機能し始めたのです。

皆が想像しなかった奇跡。
このニュースは全米で大きな話題となり、人々に大きな感動と希望の光を与えたのです。

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