記事提供:conobie

子育て中のママさん達、毎日育児、お疲れ様です!自分の時間が取れない、授乳で睡眠不足、何を言ってもイヤイヤ言われる…などなど、ママのイライラ源は尽きませんよね。

イライラして、子どもに当たって、自己嫌悪…。そんな毎日を、いっぱいいっぱいに頑張っているあなたに、ぜひ読んでいただきたい記事です。

先輩ママさんからの素敵なメッセージをご紹介します。

頭をバチーン!辺りの時間が止まった出来事

実家から自宅へ帰ってきた日、空港であった出来事です。

飛行機を降り、空港連絡バスの時間まで、少し時間がありました。私は子どもを連れ、空港内の売店の前にあった、イスに座っていました。

夏休みも終盤。旅先や帰省先から戻ってきた人々で、空港はごった返していました。

私達の目の前の売店も、たいへんな人混み。そんな中で、お弁当を選ぶひとりのママさんがいました。まだ一歳にならないであろう、可愛らしい赤ちゃんを抱っこひもに抱え、もう一方の手にはヒロと変わらないくらいの、小さな女の子を連れて。

そのママさんが女の子の手を離し、その手をお弁当に伸ばした瞬間、小さな女の子は、ふらふら…と売店の外に向かって、歩き出しました。

「はなちゃん!はなちゃん!行かないで!!」

ママさんの叫びにも似た呼び声が、あたりに響きました。それでも振り返らない、はなちゃん。でも、まだよちよち歩きの女の子。

そんなに遠くに行ってしまったわけではなく、そばに駆け寄って手を取れば、充分に安全が確保できる状況ではあったのです。

あぁ、お母さん、疲れてるなぁ。と思った瞬間。

ママさんがはなちゃんに駆け寄り、背後から「バシーン!!」と、はなちゃんの後頭部を叩きました。はなちゃんはもちろん大泣き。背後からだったので、誰から叩かれたのかもわからなかったと思います。

周囲の人たちも一瞬息をのみ、そこだけ時間が止まったかのようになりました。

それに気付いたママさんは、はっとされた様子で、はなちゃんを抱きしめ、「勝手に歩いて行かないで!誰か知らない人に連れて行かれちゃったらどうするの!」と叫びました。

はなちゃんは、多分その話を聞いても内容を理解はできず、そしてかわらず号泣していました。

ママさんは、きっとご自身と、周囲の人に言い聞かせる意味でも、そのようにおっしゃったのだと思います。

私も同じだと思ったこと

私は、その一部始終を見ていて、はなちゃんが叩かれた瞬間、とてもショックではあったのですが、その気持ちのすぐ後に感じたのは、「私も同じだよ」ということでした。

私達が座っていた、その椅子にたどり着くまでに、自閉っ子の長男と、機内で降りると大騒ぎだった次男を抱え、へとへとになって降りた飛行機。

そんな中、空港についてすぐに、トイレに入ったのですが。用を足して手を洗おうとした瞬間、長男が脱走!

「ハル!お母さんの近くにいてって言ってるでしょ!!!」と、そんなに強く言わなくてもいいのにっていうくらい、叫んでしまいました。

それは、もちろん心配もあるのですが、そんな言い方をしなくても、長男はいつも私の所に来てくれるのです。でも自分に余裕が無くて、そんな言い方になってしまったんですね。

その出来事が、ほんの数分前だったので、このママさんも、どこか遠出してきたんだろうな。ひとりで、赤ちゃんと歩き初めのお子さんを抱え、本当にへとへとで、いっぱいいっぱいで。

それで、つい手がでちゃったんだよね。と、そのママさんの気持ちが、手に取るようにわかる気がしました。もちろん、叩いたのは良くなかったと思うのですが。

でも、「しまった!」って思ったよね。はなちゃんのこと、ぎゅっと抱きしめるママさんの背中から、その思いが痛い程伝わってきました。

大丈夫!大丈夫だよ。みんな同じだよ。私も同じだよ。きっと、自分で気付けるのなら、大丈夫。

ひとりで二人抱えての長距離移動、たいへんだよね。お疲れさま。あなたはがんばってる!

と、心の中で思いました。

そして、「そう思ってるの、きっと私だけじゃないよ。子育てした人なら、そんなふうに心の中で応援してくれてる人、今この場にもきっとたくさんいるよ」と思いました。

そんなとき出会った、先輩ママからのステキなメッセージ

そんなことがあってすぐに、先輩ママさんの、ステキなメッセージとの出会いがありました。

カウンセラーで、「傾聴」を勧める活動をされている、辰 由加さんのブログ「ナノという【傾聴】のシステム」の記事からの抜粋です。

「抱っこしてくだしゃ~い~~(号泣)」

数日前。夕方、駅から家までの道…。

保育園があるんだけどね。

そこを出てしばらくした道のどまんなか…。

ベビーカーをおりて、2歳くらいの女の子が、お母さんの右足にしがみついて、泣きながら訴えていた…。

「抱っこしてくだしゃぁ~い。お願いですぅ~~」

「おかぁ~しゃ~~ん。ねぇってばぁ~~~」

「…」(前をみて、無言)

「だっこぉ~~~~」

「いいから、立ちなさい。(凄く冷静に)」

「えぇーーん。だっこぉ~~~」

「…」(無言)

私は横を通り過ぎた。

可愛い女の子が心折れそうに泣いていた。

出典 http://ameblo.jp

お母さんの心には届かない。

仕事で頑張って一日働いたお母さん。

急ぎ足でお子さんをお迎えに来たんだね。

ベビーカーを持つ右手、荷物を持つ左手。

抱っこ…出来ないよね。

だってもうクタクタだよ。

「ほら立ちなさい」

そういうと右足ごと子供を軽く蹴った…。

手を放して道にひっくり返った子供。

慌てて手を差し伸べようとした母親はそれをやめて「ほら立ちなさい」そう言った。

出典 http://ameblo.jp

私ね。

通り過ぎたのに我慢が出来なくて戻ったんだ。

余計な事だよ、わかってる。

お母さんの目の前に立って、なるべくそっと声をかけた。

「抱っこ抱っこってやんなっちゃうよねぇ」

「あ…」

「お子さんの名前なんて言うんですか?」

「なんだか言う事聞かなくて…まいちゃん立って…」

「まいちゃんって言うんだ可愛い名前ですねぇ~」

「はぁ…」

「まいちゃんいい事教えてあげる。

抱っこして欲しい時はね、にっこり笑ってママ抱っこしてあげるって言うんだよ」

まいちゃんにわかるわけないけど、そう言わざるをえなくて…。

そう言ったら、お母さんは泣きだした。

私も一緒に泣いちゃった。

出典 http://ameblo.jp

まいちゃんを抱っこできないのはね。

お母さんが抱っこして欲しいくらい、疲れちゃってるんだ。

「私ね日本ハグ協会に入ってるんだぁ~」

そう言ってお母さんをそっとハグした。

「すみません、すみません」

「いつまでも小さくないから大丈夫。

そのうち本当にお子さんからハグしてもらえるさ!」

そんなやりとりを見て、まいちゃんはさっきまで泣いてたのが、嘘のように前を歩きだしてしまった。

「じゃあね~!」

遠くで私におじぎしている彼女。

負けるな!がんばれ!!

出典 http://ameblo.jp

私48歳です。

子育ても一段落なのに、まだぜんぜん完璧な大人なんかじゃない。

いつもいつも迷ってる。

子供の時、自分から見た親って絶対的な存在だったけど、みんないつだって大変なんだ!

出典 http://ameblo.jp

これは、日本中、世界中のママ達へのメッセージ

この記事を読んで、これは、私に言ってくださってる。あの、飛行場で会ったママさんに、言ってくださってる。

日本中、いや、世界中で同じように日々育児に励むお母さんに、言ってくださっているんだ。みんな、一緒なんだなぁと思いました。

子育てに追われ、家事に追われ、日々くたくたになっているあなた。

イライラしたり、自己嫌悪に陥ったりすることもあるでしょう。私なんかしょっちゅうです。

でも、それは世界中のお母さんが通って来た道。私も、あなたも、ひとりじゃない!

そんな仲間達が、今日もどこかで同じように頑張っていることを励みにして、そして、頑張っている自分の心を、自分でぎゅっとハグしちゃいましょう!

毎日育児、お疲れさまです!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス