人に親切にすると必ずいつかどこかで自分に返って来るもの。他人への親切を偽善や見せびらかしではなく、心からできる人というのは本当に尊敬しますよね。このほど、米テキサス州のファストフード店で、嬉しい出来事が起こりました。

バーガーキングに現れた一人のホームレス男性

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ファストフード店「バーガーキング」でアルバイトしていたマシュー君。ある夜、店内にホームレスらしき男性が入って来ました。彼はカウンターにいたマシュー君に「これで買える食べ物はありますか?」と聞きお金を見せました。

ホームレスの男性が握りしめていたのはたったの50セント(約50円)でした。マシュー君はメニューを見せ「もし買えるとしたら、どのメニューがいいですか?」と尋ねたところ、男性は「空腹が満たされるのならなんでもいいです」と答えたそう。

マシュー君は自分のカードで食事代を奢った

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ホームレスの男性を気の毒に思ったマシュー君は、ボリュームのあるメニューを選び、自分の財布からカードを出して会計を済ませました。そして食事とレシートを男性に渡し「どうぞ座ってゆっくり食べてくださいね」と伝えたのです。

ここまででも十分ほっこりする内容ですが、その夜はそれだけでは終わらなかったのです。というのも、一部始終を見ていた客の女性がマシュー君の親切な行為にいたく感動。彼女は、バーガーキングに手紙を書きマシュー君の素晴らしい対応を称賛。それだけでなく、マシュー君に100ドルのチップを渡したのです。

親切と幸せの連鎖に喜ぶマシュー君

出典 https://www.facebook.com

この出来事は、マシュー君のお母さんがFacebookの「Love What Matters」に投稿したことで拡散。25万3千もの「いいね」と2万7千のシェア、そしてマシュー君の優しい思いやりを称賛するコメントが1万件も寄せられています。

見返りを求めない親切行為は、きっと誰かが気付くものなのでしょう。マシュー君自身は客である女性から100ドルのチップをもらえることなどきっと予期していなかったに違いありません。だからこそ、喜びもひとしお。

50セントというわずかなお金でも何か買えるかと思いデスパレートな気持ちでバーガーキングに入ってきたホームレス男性も、まさか食事を誰かに奢ってもらえるとは予想していなかったでしょう。

とはいえマシュー君はただの従業員。普通ならマネジャーに聞かないと…と思いそうなものですが、周りのスタッフの誰にも相談せずにこのホームレス男性に食事代を払ってあげたということに「思い立ったらすぐ」の彼の親切が滲み出ているようで、筆者もこの出来事に胸が熱くなりました。

「幸せの連鎖」を感じられる社会に

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心で思うことはあっても、なかなか実際に行動にうつすというのは簡単なことではありません。でも、見知らぬ誰かにほんの小さな親切をするだけでそれは幸せの連鎖に繋がっていくのです。もっとこういう親切や幸せの連鎖が広がる社会になればいいですね。マシュー君の行為を知り「自分もそんな人間でありたい」と思いました。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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