記事提供:まだ東京で消耗してるの?

東京出張の目的は、ここを訪れることだったのです!

アグリガレージ研究所|Agri Garage Institute

ギークでクレイジーな会社「リバネス」を知っているか?

出典 https://agri-ga.com

アグリガレージ研究所。日本一ギークでクレイジーな会社「リバネス」が運営する研究所です。

え!?リバネスを知らないだって!?

知らない方は、代表の丸さんの著書をどうぞ。あまり表には出ない方ですが、実績豊富な経営者。東大の博士号(農学)を持っているマッドサイエンティストでもあります。

すごい!もう2年以上前なんですね。著書の出版に合わせてインタビューもさせていただきました。今読んでも面白い。

イケダ:日本とシリコンバレーは、どう違いますか?

丸:気候です、天気がいい。

イケダ:即答ですね(笑)。

丸:本当に、日本とシリコンバレーの違いは気候なんですよ。人の知恵は日本が勝ってますよ。気候というとみんなバカにしますが、ほとんど気候ですよ。雲ひとつないんです。それが大事です。一回行ったら意味がわかりますよ。

みんな、シリコンバレーがすごいのは、仕組みとか、人とか、生態系とかいうけど、違う違う。

まぁ、「気候」が大事って言ってるのはオレだけだから、そこは気をつけてほしいけど(笑)お金が集まるのは天気がいいからですよ。良い天気があるから、お金が集まる。間違いなく逆じゃない。

イケダ:たしかに、逆ではないですね(笑)。

丸:だって、南極で1億出すより、天気の良いところで1億出したいじゃないですか。

投資して、握手した後に空を見上げたら天気良ければ、「ブルースカイが素敵だな~」と、いい気分だけど、外が寒ければ「寒っ!1億やっぱ返してもらおうかな?」ってなりません?

(一同爆笑)

出典 http://www.ikedahayato.com

そんなクレイジーなリバネスが、新しい研究所を作ったというわけですよ!これは高知を飛び出し、東京で消耗する価値がある!

墨田区の一角に、植物工場!?

アグリガレージ研究所。まず、住所がおかしい。墨田区…ライオンズマンション!?101号室!?ここで研究やってるの!?

こ、ここか…。所長の宮内さんがガラガラと開けてくれました。

ドアを開けると…!!すごい!工場がある!なにこれ!

マンションに収まるだけあって、かなりコンパクト。こんなサイズでできるんですねぇ。

丸さんが熱く語ってくれました。丸さんの話を要約すると、「こんなところに工場作っちゃって、リバネスやばいでしょ!!」という感じ。はい、ヤバいです!

すくすくと育ってます。ポンプで水を循環させる「水耕栽培」で育っている野菜。

三日前に収穫したとは思えない鮮度。植物工場の野菜は日持ちがいいと言われますが、これはたしかに。

収穫された野菜は、乾燥・粉砕されパウダー状に加工されます。「儲かるのは粉商売と水商売です」と丸さん力説。なるほど~。

マンションの一室で、食品加工までやってしまうのが新しいですね。もちろん各種免許も取得しているので、合法です。これは夢がある話だなぁ。

墨田区でやっているのは、「この街には町工場のすぐれた技術者がいる」ことに加え、「空き工場の活用」も視野に含めているからだとか。リリースにも狙いが書いてありますね。

この度、本研究所が進める「町工場ショクづくり」は、本事業において墨田区外の事業者として初の採択となるもので、

空き工場を活用した植物工場・加工工場を整備するとともに、
区内商店街と連携して栽培した墨田区産野菜の商品化等を行うことにより、これまで農業ビジネスへの展開の機会が少なかった区内町工場に対して農業分野への進出を促します。

出典 https://lne.st

うーん、墨田区面白くなっていきそう。地元野菜が工場で作られ、地域に雇用が生まれると。高知でもやりたい…。

ちなみに同種のプロジェクトでは、工場やビルの屋上を使った砂地栽培も実験中。

枝豆(大豆)は砂で育つと聞いてびっくり。これぼくも家でやってみよう。

遠くにスカイツリーが見えますねぇ。「屋上枝豆」は墨田区の名物になるかも?

で。植物工場って儲かるの?

最近話題の植物工場ですが、気になるのは収益性と将来性。いろいろ伺ってきたので箇条書きでまとめておきます。

・儲かるかどうかは、付加価値次第。当たり前ではありますが。

・ここ数年で、LEDのコストが下がり続けている。まだ下がると見られる。

・培地の技術開発も進んでいる。水耕栽培ではなく、土状のポリマーを使った栽培の研究など。根菜ができる!

・栽培自体よりも、やはり加工がポイント。「粉にする」というのは汎用的なアプローチになりそう。

・植物と同時にエビや小魚などを育てる実験も進んでいるらしい。

・消費者に直売するモデルは可能性あり。露地ものと違い生産計画が立てやすく、通年で栽培できるため。

・一度収益化のめどが立てば、アルバイトでも事業が回せる。環境の影響を受けにくいので、スケーラビリティは通常の農業より高い。

・植物工場の延長で、昆虫養殖工場を始めようとしている人も増えているらしい…。

話を総合的にまとめると「葉物野菜やハーブを育てて、粉にして、消費者に直販する」というのが、ベタにやるならありえそう。

もちろん、実際にはもう一捻り、ふた捻りしたいですけどね。在来種の種とかで葉物育てても面白いだろうなぁ。パクチーもいけるんで、「イケハヤ印のパクチーパウダー」とか作っても面白そう。

最近は数千~数万円で買える「超小型のインテリア的植物工場」も出てきています。これも5年後くらいにはかなり価格が落ちていそう。

野菜を自給する人はますます増えていくでしょうねぇ。そう考えると、野菜本体を売るよりも、水耕栽培のノウハウとかコミュニティを売った方がいいのかも…?いろいろできそうでワクワクしますねぇ。

リバネス面白いよリバネス

出典 https://lne.st

まったく何をやっている会社かわからないのですが、おかげさまで設立14周年。ロゴの上に「知識プラットフォームのリバネス」って書いてあるけど、それでも意味がよくわからない。

出典 https://lne.st

リバネスは日本が誇るベンチャー企業です。今後も面白すぎる企画やプロダクトをバシバシと出していくのでしょう。

煽るわけじゃあありませんが、渋谷あたりでちまちまITサービス作っている人は、墨田区に遊びに行くといいですよ。まったく違う世界が広がっています。

まだ渋谷でアプリ作って消耗してるの?ぼくと一緒にコオロギ養殖工場作ろうぜ!

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