毎年、夏のイベントに大活躍の「浴衣」。

この夏、皆さんも浴衣を着て、花火大会、夏祭りなどへ出かけることもあることでしょう。

浴衣の素材も、最近ではベーシックな綿だけでなく、速乾性のある素材も含ませたものなど、着る人のニーズの応じた浴衣も多数あります。

いずれも色鮮やかで華やかな柄が揃っていて、着るといつもと違う自分になれて、気が引き締まりますよね。

しかし、浴衣の基本となる、たたみ方などがずさんだと、着飾った浴衣も寄れてしまい台無しです!

そこで、浴衣がきれいに、粋に着れるよう、正しい手入れの「基本」をまとめてみました!

■基本1:「浴衣の洗濯」で確認すべきポイント、3つ

言うまでもなく、浴衣を着る季節は汗をたくさんかいてしまう夏。

脱いだ後は、汗染みなどを防ぐため、洗濯などのアフターケアは必要です。

(1)洗濯表示タグの確認

出典 http://sumaiweb.jp

洗濯タグの確認は基本中の基本ですね。

まずは、浴衣にある洗濯表示タグを見ます。「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」があるかないか、必ず確認しましょう。

いずれかがある場合は、自宅で洗濯できます。

タグに「水洗い不可マーク」があったら、自宅での洗濯ができないので、クリーニング店へ速やかに出すことをおすすめします。

(2)素材の色落ち確認

浴衣の生地によっては、洗濯をすると、色落ちしてしまう場合があります。

初めての浴衣を選択する場合は、下裾など目立たない部分に洗剤をほんの少しつけて、色落ちの確認してください。

(3)洗濯機では「手洗いモード」・脱水「1分以内」

浴衣を洗濯機で洗う場合、「手洗いモード」に設定し、きれいにたたみ、ネットに入れて、洗濯をします。

洗濯のりが家にある場合、洗う前に投入します。

色落ちが大丈夫でも、タオルなどの他のものに影響が出ないよう、洗濯機に入れるものは“浴衣のみ”にしましょう。

洗濯機でも手洗いでも、最後の洗濯機での脱水は30秒~1分程度にします。

それ以上、脱水をしてしまうと、浴衣の生地にダメージを与え、しわになりやすくなります。

■基本2:干すときの「ハンガー」に注目!

浴衣を干す場合、生地の色あせを避け、柄をきれいに見せるためにも直射日光をさけ、陰干しをします。

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最近は伸縮性のあるハンバーも手軽に購入できます。

浴衣を通常のハンガーにかけてしまうと、肩部分の形が崩れるので、伸縮性のあるハンガーを活用して、洗濯しわを伸ばして干します。

■基本3: アイロンのかけかた

浴衣は布地の面積が多いので、アイロン台では、はみ出してしまいます。

浴衣とフローリングや畳の間にバスタオル2枚(※毛布でも可)を敷き、当て布を使って、えり→背中→みごろ→袖の順序でアイロンをしましょう。

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バスタオルを下に敷いて、アイロンします。あまり力を入れないのがコツです。

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アイロンはえりからかけます。

洗う時に洗濯のりを使っていない場合は、しわ伸ばしスプレーを活用します。

■基本4:浴衣の「たたみ方」

浴衣をたたむには、着物と同じたたみ方である本たたみをします。

アイロンと同様、広いスペースが必要になるので、床上や畳上でたたみましょう。

(1)えり部分を左に配置し、広げます。

下前(※前身頃にした時に内側になる部分)の縫い目(※画像の赤い点線ライン)を軸にして、下前縫い目より上の部分を手前に折り返します。

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手前に折り返します。

(2)折り返した下前のマークした●と▲に、上前(※前身頃にした時に前面になる部分、読み方はうわまえ)の●と▲をそれぞれ下前にかぶせるように重ねます。

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上前を下前にかぶせるように重ねます。

(3)(2)の重ねた時に、えりに角が立つので、出っ張っている部分を内側に織り込みます。

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浴衣はえりが大事です。きれいに処理します。

(4)上前が下前と重なりました。

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画像の赤いラインになるように重ねます。

(5)上側の袖を袖付き線より折り返します。

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上前の袖部分が下前の袖部分に重ね合わせます。

(6)(5)で折り返した上前の袖部分のみを上前の脇線に合わせて折り返します。

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上前の袖を折り返すと、右の画像のようになります。

(7)身頃を二つ折りにします。

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すそ部分がえりと重なるように二つ折りをします。

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二つ折りした後はこんな風になります。

(8)二つ折りにした身頃を裏返して、もう一方の折り返していない袖を手前に倒し、完了。

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裏を返し、折り返していない片方の袖部分を手前に折り返します。※6)と同じ方法で折り返す。

手順は多いですが、たたみ方が違ってしまうと、次に浴衣を着るときに着崩れが起きてしまいます。

面倒くさがらず“本たたみ”をしましょう。

■基本5: しまい方

浴衣をまた、着るなら、しまい方にも注意が必要です。

専門店で買った浴衣の場合、しまうための“畳紙(=たとうし)”というものがついていますが、もし、畳紙がない場合は、風呂敷で代用します。

次の年まで使わないなら、着物の防虫剤も一緒に入れます。

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畳紙(=たとうし)はこちら。おそらく、一度は見たことがあるのでは。

■補足:帯のアフターケア

浴衣の帯は、じゃぶじゃぶと洗濯することもできません。

使ったあとは、帯に消臭スプレーをかけます。陰干しして、早めにたたんでしまいましょう。


いかがだったでしょうか?

浴衣をきれいに着こなすには、その土台となる“扱い方”をきちんとマスターすることです。

扱い方をきちんと実践して、この夏はきれいな浴衣で着飾ってみましょうね。

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