クールなサングラス姿でキメているこの猫は、米・ロスアンゼルス在住のカレン・マクギル(Karen McGill)さんの猫ベーグル(Bagel)。フォロワ−が3万4千人を越えるInstagramの人気者です。

ベーグルはいつでもサングラス姿。そのクールな姿は注目の的!

「サングラスをかけている猫なんてとっても珍しいから、みんなが立ち止まってベーグルを眺めたり、写真を撮っていいかと聞かれたりするのよ」

しかしお洒落を楽しんでいるベーグルの姿を見ている人達は、好意的な人ばかりではありません。「猫にサングラスをかけるなんて…」という目で見る人もいるといいます。

ベーグルがサングラスをかける本当の理由とは

実はこのサングラスはただのお洒落でつけているわけではく、ベーグルにとって大切な役割をしているのです。ベーグルには生まれつき上の瞼がありません。その為、自分で涙を出すことが出来ないのです。

今まで3回の手術をしてきたベーグルですが、残念ながら完治することはなく、カレンさんが1日に数回、目薬をさしてあげるのが日課になっています。
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ベーグルが最初にサングラスをかけたのは生後2ヶ月の時。獣医師から「目を保護するためにサングラスをしたらどうか」と提案を受けたのがきっかけ。瞼がなく涙を流す事ができないベーグルは、瞳にゴミが入ってしまい角膜損傷で失明する恐れがある為、サングラスをすることでそれを予防しているのです。

ベーグルのそのクールで愛らしい姿に、多くの人が撫でさせてほしいと声をかけてくるそうです。「ベーグルはとても愛情豊かで、優しくて、落ち着いていて、親切な猫なの。だから、声をかけてきた人はみんなますますベーグルが好きになるの」

「そして彼らはみんな『なぜ、ベーグルがサングラスをかけているのか?』と尋ねてくるので、私はその理由をお話しするの」

また、ベーグルは服を着て登場する事も多いのですが、実はアレルギー症状もあり、更に体温調節をする事も出来ない為、状況に応じて洋服を着ているのだとか。この服とサングラスは、ベーグルの体を守るだけでなく、その抜群のセンスで”最高にクールな猫”として猫界のファッションリーダーにしてくれました。

ベーグルのクールな姿から「多くの人たちが勇気付けられていると感じている」と話すカレンさん。世界中からベーグルが注目される人気猫になった事によって「同じ様な症状を持つ猫の飼い主が、サングラスの使用という方法も選択肢にある事を知ってくれたら嬉しいと思います」と語りました。

サングラスをする事で、ベーグルはより自由に安心して生活できる様になりました。もちろん”ほんの少しの”工夫は必要です。例えば、ベーグルが顔を洗う時には、カレンさんはサングラスを外してあげるのだとか。

ハンデのある動物と暮らす事は、あなたの暮らしをマイナスにはしない

「ベーグルとの日々をみてもらう事で、世の中の人たちが、特別なケアを必要とする動物と暮らす事は決して無理な事ではないのだとわかって欲しい」とカレンさん。「そしてハンデがある動物達に背を見受けないで欲しい」とも。

「もし自分がベーグルの里親にならなかったら、特別なケアが必要だった彼女には里親が見つからなかったかもしれません。もしかしたら、とても悲しい結果になっていたかも」

確かにベーグルには、ハンデの無い猫と比べて特別なケアが必要です。しかし、ベーグルとカレンさんを見ていると、その特別なケアは決してマイナスな事ではなく、工夫してその生活を楽しんでいる様子が伝わってきます。

瞼がなくても、多くの愛情に包まれ、オシャレを楽しみながら元気に暮らすサングラス姿のベーグルのInstagramは、同じ様な状況の動物と暮らす飼い主だけでなく、自分自身が今、困難な状況に置かれているという人々にとっても勇気をもらえる写真ばかりです。

自分の置かれた状況の中で、楽しみながら幸せに暮らす事が出来ると言う事を、ベーグルの写真は私たちに教えてくれているのでは無いでしょうか。

ベーグルのInstagramでは、紹介しきれなかった沢山の魅力的な写真を見る事ができます。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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