記事提供:まぐまぐニュース!

ミシシッピ川とは、アメリカ合衆国中部を北から南へ流れる全長3780kmの川です。

アメリカ最大の河川であり、アメリカの31州とカナダの2州から繋がり、メキシコ湾に注がれます。

水源のイタスカ湖に降った雨が河口に到着するまで、約90日もかかるそうです。

今、そのミシシッピ川とメキシコ湾の合流している動画が有名になっています。

ミシシッピ川からメキシコ湾に

川から流れ込んだ水と海の境目がはっきりと分かります。

この光景は、流れ込んだミシシッピ川の水と、メキシコ湾の海水の間に、水温や濃度の違いがあるため起こると言われています。

こんなに美しく見える景色ですが、海外からの情報によると、これは環境問題の一つなのだそうです。

ミシシッピ川の河口では、都市部や農場から窒素を多く含む排水が流れ込み、大量の藻が育ちます。

そのせいで水中の酸素が欠乏し、毎年夏になると非常に広範囲に『デッドゾーン(死の海)』という区域ができてしまいます。

農家が必要以上の化学肥料や有機肥料を使うため、自然の力では処理できない量の窒素が発生してしまうそうなのです。

デッドゾーンでは海洋生物は生存できません。窒息死します。

メキシコ湾の低酸素地帯は世界で二番目に大きく、漁師はこの区域の外まで出ないと生き物を獲ることができません。

これは、メキシコ湾に限らず、世界各国でも起きている問題なのだそうです。

水温があがると酸素濃度が低くなるため、温暖化が進むとさらに範囲が広がり、ゆくゆくは海産物自体が手に入りにくくなる可能性も考えられるそうです。

出典 YouTube

美しい映像の裏には、人の手によって生まれた死の海があるのですね。

肥料を大量に使っている農作物の中には、日本が輸入している物もあるかもしれません。

この動画の景色が、もしかして我々にも繋がっているかもしれないと思うと、考えさせられてしまいますね。

出典:@heaaart

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