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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
母乳による授乳は、赤ちゃんの免疫力を高めたり、ママの乳がんなどのリスクを下げたり、多くのメリットがあることが明らかになってきています。しかし、母乳栄養では、実際に赤ちゃんが飲んでいる量や、母乳の出ている量を目で見て確認できないので、必要な量が足りているのか、不安になることもあります。
今回は、母乳での授乳の量などについて、医師に話を聞いてきました。

Q.母乳育児の場合、与える回数の目安はありますか。

まず、授乳回数の目安をお伝えします。
新生児の頃:1日8~12回位
3ヶ月位:1日6~8回位

だんだん回数が減ってくることが多いですが、個人差もあります。1回の授乳でたくさん飲む子もいれば、小まめに飲む子もいるので、回数だけにこだわる必要はありません。
授乳量の目安は、体重の増え方で見ます。健診や自分で測ってみて、その増え方を確かめましょう。

また、与える母乳量が足りないとき、赤ちゃんはサインを出します。
・尿が少なくなる
・便秘になる
・すぐに起きる
・授乳時間が長くなる
・授乳の間隔が短くなる

これらのサインを注意して気付くようにしましょう。

Q.母乳が出過ぎて困っているとき、どうしたらいいですか?

母乳が出過ぎて、赤ちゃんがむせてしまうような場合、少ししぼってからあげると落ち着くこともあります。

また、ママの摂取カロリーを少し控えめにしたり、出過ぎるときは少し乳房を冷やすことも効果的です。

Q.与えられる母乳が少ないとき、どうすれば増えますか?

いくつか方法をお伝えします。

・しっかりと水分をとる
・食事もバランスよくとる
・体を冷やすと出にくくなるため、あたたかくする
・疲れが溜まると出にくくなるので、なるべく小まめに睡眠をとって体を休める
・乳房や乳房の周囲を優しくマッサージするようにする

個人差がありますが、母乳の量が足りなくて困っている場合はこのようなことを気をつけてみてはいかがでしょうか。

Q.母乳が少ない気がして、不安です

新生児期は発達が不十分で「吸てつ反射」と呼ばれる反応があるため、十分足りていても差し出されただけ飲んでしまうこともあります。
そのため「いつも足りないのではないか」と心配になるかもしれません。ですが、基本的には尿や便がしっかり出ていて、体重が適切に増えていれば心配ありません。

どうしても気になるときは、保健師の訪問や健診などに間が空く時期に、スケールを使ったり、ママと一緒に体重計に乗ってママの体重を引いて体重を計測したりするなど、赤ちゃんの体重を測ってみるといいですね。

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最後に医師からアドバイス

授乳は、基本的には回数などではなく、体重で母乳の量を測ることが大切です。それでも母乳量などに不安が多いときは、母乳外来で相談するといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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