記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
これまで更年期障害といえば女性のものと思われてきましたが、近年、男性も発症する可能性があることがわかってきました。
そこで今回は男性の更年期障害について、医師に解説していただきました。

男性更年期障害って何?

男性更年期障害は、「LOH症候群」ともいわれ、加齢に伴って男性ホルモンであるテストステロン量の変化によって様々な症状を引き起こすことです。
テストステロンの減少速度が速いと更年期障害が起こりやすいといわれており、また脂肪が多いと、テストステロンの働きが妨げられるので、男性更年期障害の症状がひどくなります。
したがって、肥満傾向の男性に特に起こりやすいといわれています。

男性更年期障害の症状は?

男性更年期障害では、さまざまな症状が現れます。

・イライラしやすい
・不機嫌なことが多くなる
・やる気が起こらない
・不安感がある
・パニックになりやすくなる
・眠れないなどの睡眠障害
・記憶力や集中力が低下する
・憂うつな気分が続く
・人に攻撃的になる

など精神的な症状が出やすくなり、ひどくなるとうつ病になることもあります。

また、
・大量の汗をかく
・のぼせやほてり
・頭痛
・めまい
・動悸
・耳鳴り
・勃起不全
・性欲の減退
・性交時痛
・頻尿

などの症状も起こります。
筋力の低下や、筋肉痛、関節痛、疲れなどがあらわれる場合もあります。

男性更年期障害? と思ったら試したい3つの対処法!

男性更年期障害の症状は、食事などの生活習慣を改めるとやわらぐことがあります。まずは、自分の生活習慣を見直してみることが大切になります。

1.食生活
食事では食べ過ぎないようにすることが大切です。栄養のバランスのとれた食事を規則正しくしっかり噛んで食べるようにし、間食は控えるなどを見直しましょう。

2.運動
筋肉を使うと、男性ホルモンが活性化するため、適度な運動やストレッチなどを規則的に行うことも有効です。

3.睡眠
睡眠中にホルモンがでるために、規則正しい睡眠をとるように心がけることも大切になります。

すぐに病院に行くべき? 何科を受診するのがいい?

軽度であれば、様子をみていいですが、症状が続く時、ひどくなる時などは医師へ受診されるのがいいでしょう。その際は「男性更年期外来」など対応している科を受診してください。
はっきりとした科が近隣になければ、など気になる症状に合った科を受診しましょう。

【症状の例】
・不眠、イライラ→心療内科、精神科
・頭痛、動悸→内科
・頻尿、勃起不全→泌尿器科

夫が男性更年期障害かも? 家族ができることは?

男性更年期障害では、メンタル面の不調も多いです。
そのため、周囲が男性更年期障害について理解を深め、本人を責めたりせず、受け入れることが大切です。
また、食事などの家族で協力できる部分でも対応できるといいですね。

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医師からのアドバイス

女性の更年期障害と違ってあまり知られていない男性更年期障害。
日常生活をあらためることが改善されていくこともありますので、まずはどのようなことが起こるかを知り、対処していきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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