記事提供:conobie

大人でもうまく答えられないかもしれない。

昨晩、5歳の息子はあまり元気がありませんでした。

私が台所で夕飯を作る間も、リビングにはいつものような騒がしい姿はなく、口をあけ呆然とした状態。

大好きなカレーが運ばれてきてもただそれを眺めてるだけでなかなか口にもしません。

熱があるわけではないので、「どうしたの?」と聞いてみると、

「うん、なんか、つかれた」と、

ひと仕事終えたおじさんのように、うなだれながら返事をする息子。

話を聞いていくと、どうやらこの疲れは保育園で「お昼寝」をしなかったことが原因のようです。

もともと息子は、毎日のように「お昼寝」をしていました。

小さな体で走り回ったり遊んだりすれば当然疲れもでるし、昼食で満たされたお腹にも後押しされ、昨年までは、お家ではもちろんのこと、公園だろうが、買い物中だろうが、場所を選ばずお昼寝をしてきたのです。

ところが現在は、お昼寝自体を嫌います。

「もっと遊びたい!」

息子はただこの一点、遊びへの強い思いから、お昼寝をするのを拒否。

保育園でなぜお昼寝ができなかったのかを聞いてみても、

「もっとあそびたかったんだもん。ああ、もっとすきなようにできたらいいのになー、おひるねしたくないひとはあそんじゃだめなのかなー」

と、グチをこぼしていました。

息子なりに色々考えているようです。

保育園でのお昼寝のじかん。

みんなが眠りにつく頃、興奮して眠れないことがあるそうです。

時々、見回りにくる先生に「寝れないの?」と聞かれながら胸のあたりをトントンと手を当ててもらうこともあるそうなのですが、やはりうまく眠れず、けれどそのままだと怒られてしまうかもしれないので、一応は目を閉じて寝たふりをするのだとか…。

そしてそんな息子が抱いた疑問。

「もっとあそびたいのに、なんでおひるねしなきゃいけないの?」

「どうしてだろうね?」と返す私に対し、

「だって、おひるねのじかんなんだからしかたないじゃん」と、一応は自分でもやらなければいけないことは分かっているよう。

でもその一方で、それだけでは説明しきれないモヤモヤも同時に抱いているようでした。

心が体よりも少しだけ先を行く分、本当はお昼寝がないと午後からぐったりしてしまうくせに、それでも遊びたい一心の息子。

けれど、そうやって理由を考えてみたり、疑問をもちながら寝たふりをしてみるという行動にも、もしかしたら小さな成長が隠れているのかもしれません。

おわり。

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