記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

昨日のブログで予想した展開は幸いなことに(?)外れ、議会は混乱しながらも本日の20時過ぎに舛添知事の辞任が正式に議決されました。

「全て自らの不徳の致すところ」「都政の停滞は耐え難い」舛添氏が辞職理由説明-産経ニュース

辞職の決断はあまりにも遅きに逸したものとはいえ、最悪の状況の中では最善の選択をしていただいたものと思います。2年4ヶ月の都政運営、お疲れ様でした。

(写真は過去の知事の部屋より)

しかしその最後のスピーチは、自らの功績や思い入れの強いオリンピックについて語ることに終始し、大きなダメージを受けた東京都民や都職員に対して謝罪や感謝の言葉を残すことはありませんでした。

その直前に退任あいさつをした秋山副知事の、原稿を読まない想いのこもった言葉が非常に素晴らしかっただけに、議場と私の心にはただただ虚しい感情が残ったように思います。

なお、舛添知事の疑惑追及を求める百条委員会の設置提案は、自・公・民などの大会派の反対により否決され、いったん議会による舛添知事の追及には終止符が打たれることになりました。

この件について言いたいことはありますが、それはまた日を改めて。

さて、舛添知事の辞任が確定的になってから、

「いくらなんでもやりすぎだ」
「メディアスクラムによるリンチだ」
「日本は失敗を認めない不寛容な社会だ」

などの批判が散見されるようになりました。

他意はありませんが、例えば厚切りジェイソンさんのこちらのツイート。

しかし残念ながら、今回はこうした批判はあまり当てはまらないと思います。(メディア報道が白熱した面はありましたが)

3月にいわゆる一連の「舛添問題」がスタートして以来、私は誰よりも近いポジションで、誰よりも長く舛添知事の一挙手一投足を見てきました。

確かに彼は多くの失敗を重ねたけれど、それ以上に何度も何度も、何度だって挽回するチャンスはありました。素直に頭を下げて、周囲の意見に耳を傾けていれば、決して今日の事態にはならなかったでしょう。

参考:初動を失敗すると辞任とか取り返しがつかなくなることを舛添さんから学んだ

しかしその度に、

「俺はまったく悪くない」
「むしろ周りがすべて間違っている」
「自分の口で説明する必要などない」

とばかりに開き直り、多くのウソを重ねて周りを欺き、最後はオリンピックを人質に都民と議会を恫喝するに至りました。

私はそんな彼を辞任に追い込んだことにまったく後悔はありませんし、そうすることが都政や都民のために最善の利益だったと確信しています。最低のリーダーだったという評価は、今後も覆ることはないでしょう。

ただし、昨日の繰り返しになりますが、彼の政治的責任は彼自身が今後も一手に負っていくもので、その家族や関係者に被害が及ぶことはあってはならないと思っています。

高額出張費の内容をひたすらに隠蔽した知事の資質に大きな疑問を覚え、「徹底的にやる!」と宣言してからなんと3ヶ月。

舛添知事関連の過去記事はこちらから

多くの方々やメディア・世論の力もあって、ついに当初は予想だにしなかった今日という日を迎えることができました。参院選が始まれば、舛添評論家の務めもお役御免かな…?

途中、陰に陽に襲いかかる様々なプレッシャーに、押しつぶされそうになった時期もありました。でも、やりきって良かった。支えてくれたすべての人たちに感謝を伝えたいと思います。

本当にありがとうございました。

しかし、もちろんこれで「めでたしめでたし」ではありません。

舛添知事を追い詰めた人間の一人として、都政の混乱を治める義務もあると思っています。

きたるべき都知事選や、その後の都政運営において、都民の皆さまに納得いただける成果をお見せできるよう、このまま全力で邁進して参ります。

最後に、舛添知事からはたくさんのことを学びました。ウソをつかないこと。人の意見を聞くこと。間違ったら謝ること。…なんだか、小学校の授業みたいですね(苦笑)。

私の任期も残り、ちょうど1年。首の皮一枚でつながったこの身ですが、今後も厳しいご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

それでは、また明日。

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