「飲んだら乗るな」

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「飲んだら乗るな」このキャッチフレーズは世界共通。「ちょっとだけ」「運転に自信があるから大丈夫」という気持ちが自分と相手の人生を大きく狂わす大事故に繋がるのは、車を運転しているみなさんならご存知でしょう。

日本では飲酒運転で事故を起こす確率が通常の8倍といわれるほど。10年前に比べて全国での飲酒運転による交通事故は減少したとはいえ、現在でも飲酒運転による事故は後を絶ちません。

飲酒運転による死亡事故の確率

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今から20年ほど前は、飲酒運転による死亡事故が年間1,500件ほどありました。平成26年の警視庁の調査では227件にまで減っています。ただ、死亡事故が減っても飲酒運転による交通事故は1年で4,200件近くあるということで、飲酒をして運転しても事故に繋がらなかった人や飲酒運転が見つからなかった人を含めるとそれ以上の件数になることが予想されます。

イギリスで起きた恐怖の飲酒運転による事故

出典 https://www.youtube.com

普段、車を運転しているみなさんは飲酒運転がどれほど恐怖の結果をもたらすかということを十分承知しているかと思いますが、再認識して頂くために先日イギリスで起こった飲酒運転の動画をご紹介しましょう。

グレートマンチェスター地区のリーという街で起こった飲酒運転による事故。79歳の高齢者女性が運転していたそう。画面右端に映っている赤い車がそうです。

駐車場に入って来るもそのまま通り過ぎて…

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店に突っ込んだ!

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店の入口の前では6歳の男児が…

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お店に家族と来ていた6歳の男児。入口付近のお菓子コーナーでお菓子を見ていました。

そこへ赤い車が突っ込んで来た!

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一瞬のことだったので、突っ込んで来た車を見た男児は逃げるのが間に合わず、そのまま車にぶつかり店の奥へと押されてしまいました。

止まった車に上から棚が崩れ落ちる

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CCTV(監視カメラ)が一部始終を記録していたのですが、車に押されてしまった男児の姿が一瞬見えなくなっています。この画像を見る限り、車の下に下敷きになってしまっても仕方がない状態…。

だが、男児は奇跡的に助かった!

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車が突っ込んで来たと同時に、男児の家族も男児のところに駆けつけ運転手に必死で叫んでいる様子が記録されていました。幸い、男児は痣とかすり傷程度で命に別状はなく元気にしているということで、不幸中の幸いといったところ。

店を派手に壊し器物損害で死者が出なかったために、79歳の女性は逮捕されたものの3年間免許取り消しプラス50時間の社会奉仕、そして170ポンド(約25,000円)の罰金が課せられただけで済んだそう。

出典 YouTube

事件の調査に当たった警察官は「幸い軽い怪我で済んだから良かったが、この男児も男児の家族も一生忘れられない事故に遭遇し、トラウマとなるかもしれない。」と精神面を懸念。「飲酒運転という自分勝手な運転によって、周りの人をこんな風に巻き込み命の危険に晒すという行為は許されるべきではない」と強く語りました。

今更ながら、再度認識を高めよう

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日本では1日平均の死者数は約11人、そして約2時間に1人が交通事故で死亡しています。その中にはもちろん飲酒運転も含まれています。飲酒によって運転に及ぼす影響はとても大きいものだということを、運転するみなさんは再認識する必要があるのではないでしょうか。

アルコールの抜け時間を甘く見ないで!

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ビールの中ジョッキ1杯のアルコールでも、体内から抜けるのに4,5時間は余裕でかかるということなので、血中のアルコール度合いが完全に抜けるまでは甘く見ない方が賢明。仮眠を取って目が覚めても、アルコールは抜けていない可能性が高いので決して「もう運転して大丈夫」と自信を持たないことが大切。

軽い気持ちの飲酒運転は、大事故に繋がりそれによって払う代償はあまりにも大きなものとなります。今回、イギリスで起こった79歳女性による飲酒運転は、双方にとっても奇跡的に運が良かったのでしょう。もし、男児の命が失われていたらと思うと恐怖に慄いてしまいます。

安全運転を心がけましょう

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飲酒運転はあなたの人生だけでなく、全く見知らぬ人の人生も大きく変えてしまうもの。助かったとしても精神的な後遺症が残る場合も十分あるでしょう。自分が気を付けることでそうした事故が防げるのだから、飲酒運転は絶対にやめましょう。

筆者はただいま運転免許取得のためにレッスン中です。免許を取るのが楽しみで仕方ないのですが、絶対に安全運転を心がけようと誓っています。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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