新入社員のみなさま、そろそろ新卒研修も終わり、所属部署に配属された方も少なくないと思います。仕事には慣れましたか?

今回、「15分前行動の徹底」を教育された新入社員のとった行動が素直すぎると思いましたので、ご紹介させていただきます。

ツイッターユーザー「やしろあずき@2日目F15-b(@yashi09)さん」のつぶやきを見て、思わず「キミ、ゆとり世代やろ~」と言いたくなりましたが、よくよく考えてみると「その通りや~」とも思いました。

それでは、つぶやきをご覧ください

◎ツイートはこちら

15分前行動…確かにわたくしも新入社員教育で叩きこまれたような記憶があります。ところ変われば「5分前行動」や「10分前行動」となる事案でしょう。それを逆手に取ってといいますか、否、この新卒社員の場合は天然でしょうかね(笑)

ですが、「何事も」と定義されているので、「退社時間」もそれに当てはまるとの考えも有りかも知れません。

新卒の行動に対して世間はどのように思うのでしょうか

Licensed by gettyimages ®

その疑問に応えるべく、ツイートへのリプライを見てみましょう!

◎ツイッターでの反応は

一般的には“世間知らず”ということで終わってしまう話なのでしょうが、わたくしが思うに「15分前行動を徹底」という部分が間違っているような気がします。

本来、雇用契約というものは「会社=従業員」であるべきですので、15分前行動という会社しか得にならない行動の徹底や指示は、あってはならないことのような気も致します。

早出にしても残業にしてもルーズな会社が多いですよね。

社員のサービス残業に関しては見て見ぬふりを貫く所属長が、時間ギリギリに出社してくるパートのおばさんに嫌味をいう姿は、見ていて非常に不愉快です。

わたくしは、「サービス早出」や「サービス残業」といった類のものが大嫌いですので、自分も部下にもそういうことは基本させません。

ですので、会社の上層部から嫌われております(泣)

いま流行りの言葉ですね。今年の流行語大賞いけそうな気がします。

これって会社による15分間の拘束ですから、厳密にいうと違法のような気も致します。よくよく考えてみたら、毎日15分前行動をすることで月に4時間、年間で48時間サービス時間外作業をしている公算です。

そう考えると、不適切どころではありません。

「何事も15分前行動を徹底するように」と教えられたのなら、それに「退社時間」も含まれるという理屈も十分に通用しますからね。悪く言うと“世間知らず”で、良く言えば“素直”といったところでしょうか。

ですが、15分前行動に始業時間が含まれ終業時間が含まれない、というのが当り前な世の中になっているほうが異常かも知れません。

リプライ全般、件の新卒社員の行動に寛大と申しますか擁護される意見が多くて正直、驚きのサプライズです。個人的には、この新卒社員を罵倒するようなものが多いと想定しておりましたので。

社会人からすると、「15分前行動」というのは当たり前になってはおりますが、その常識のなかに存在している我々の潜在意識がそれを拒否しているようにも映りました。

◎15分前行動の強要は合法なのか?

労働時間(賃金の発生する時間)というのは使用者(会社)の指揮命令下にある時間とされています。これはH12に最高裁で確定した判決によります。某造船場で作業着に着替える時間とお風呂に入る時間が労働時間かどうかが争われました。

その判断で労働時間(賃金の発生する時間)というのは使用者の指揮命令下にある時間であると判断され作業着に着替えることが義務であればそれは労働時間と判断されています。

逆にお風呂は強制ではないので労働時間ではないと判断されています。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

実際、こういった判例があるようですので、「15分前行動の徹底」というのは「始業15分前に出勤」という性質のものも含めるとしたら、違法となるのかも知れません。

個人的に、「15分前行動」というのは十分に許容範囲内なものですし、それを強要せずとも正社員の場合は常識の範疇として慣例化されており、それに対して不満を述べる正社員もおりませんので、論に値せずの出来事なのですがそれが良くないのでしょうね。

今回のツイートを見て、わが社の場合も例にもれず、15分前行動どころか1時間前行動が当たり前になってきている異常性に気づきました。

あくまでも個人的な見解なのですが、この「15分前行動の徹底」というものは一種の洗脳ではないのかと考えます。基本的に、就業時間というのは会社による従業員の拘束時間とイコールになると考えられておりますので、9時出社であれば9時ジャストに出社しても何ら問題はないはずです。

わたくしの会社は、「15分前行動=15分前出社」がさらに行きすぎた風潮がありますので、いわゆるサービス残業時間の累積が半端ない状況です。

月に30時間以上サービス残業していることを誇らしげに語る同役職の同僚がいますが、はっきり言って異常です。それをすることによって潤うのは企業と株主であって、従業員にはなんのリターンもありません。

また、彼がそれをすることにより、彼の部下もそれに倣わなければならず、会社を必要以上に儲けさせる結果になっております。それが、昇給等に反映されればいいのですがそういうこともなく、会社はただいたずらに内部留保を増やすばかりです。

わたくしのチームは、なるべく時間外サービス残業はさせないようにしておりますが、それをさせているが故にわたくしの出世への道は閉ざされているように感じます。
まぁ、それ以外にも問題があるのかも知れませんが(笑)

どちらにせよ、「15分前行動の徹底」を素直に受け止めた新卒くんに、必要以上のお咎めがないことを祈るばかりですね。

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