記事提供:AbemaTIMES

13日に放送されたAbemaTV『AbemaPrime』の月曜コーナー「中2ニュース」で、中2リポーターが、政治資金の公私混同疑惑で追及を受ける舛添要一都知事の“お金の問題”を取材した。

■舛添都知事のカネ問題

この日の中2リポーター・杉山くんと城所さんがテーマにしたのは、

・政治学者による収支報告書の分析と、舛添都知事の自宅兼事務所の価値
・都知事一家が通う、疑惑の飲食店の味

の2点。公私混同疑惑が次々に勃発するなか、弁護士の調査報告書では「違法ではないが不適切」という表現が連発された。

たとえば、

・家族旅行の宿泊費
・「江戸流そば打ち」「クレヨンしんちゃん」などの書籍代
・ゴールデンウィーク期間中、家族の誕生日に自宅近くの天ぷら屋で飲食

などで、政治に関係あるのかどうか首を傾げたくなるものばかり。リポーターたちは「意味不明…」と、首を傾げる。

日本大学の法学部教授で政治学者の岩井先生のもとに、「違法ではないが不適切」という言葉が意味するものを教えてもらいに向かった。

■「違法ではないが不適切」

――「違法ではないが不適切」って、どういうことですか?

岩井先生:収支報告書をみていくと、資料代というのがずっと書いてある。例えば「●●美術」というところへの支出は、絵を買っていたものです。

法律ではこういうものに、政治資金を使ってはいけないということにはなっていないんですが、政治家としてどうなのということですね。

――家賃も疑惑になっているようですが?

岩井先生:舛添さん側からは、公認会計士がいいと言ったという説明でした。実は政治家で自分の家を事務所にしている人は結構います。でも、舛添さんの事務所は、奥さんが代表の会社に家賃が支払われている。

これが月約40万円で、ここにこれまで1600万円支払われているんです。

――最終的に、舛添さんのお財布に入っちゃうということ?

岩井先生:そういうふうにみえますね。

■都知事の家、資産価値は支払われていた家賃より7万円も安かった

リポーターたちは、次に世田谷区にある都知事の家に向かった。家は、地下1階と、1階が事務所。その上が自宅となっている。

不動産鑑定士の西原さんによると、この物件の資産価値は「築年数27年で古いということと、62坪と大きいということを考えると、(家賃は)一坪6000円くらい」とのこと。

「つまり37万2000円くらいの価値になります。それに比較して44万円はちょっと高いかなという印象は受けますね」とは西原さんの見解。

実際の資産価値と、支払われていた金額に一月7万円くらい差があることから、舛添都知事は年間で84万円くらいの“得”をしていた計算になる。ますます混乱する中学2年生。

「平等じゃないね」と杉山くんが口にし「そう思う」と城所さんは同意した。

■疑惑の天ぷら屋さんにも…

続いて、舛添都知事も行ったとされる天ぷら屋に。天ぷらを堪能した杉山くんと城所さんは、「お腹いっぱい!」と満足気に店から出てくると、

「会議できそう?」という質問には「できませんよ、お腹いっぱいでそれどころじゃありませんよ!でも領収書はもらってきました」とコメントした。

杉山くんは、「政治家は日本のことをよく考えていると思ってたんですけど、自分の生活を考えているんだなと思いました」とガッカリ顔。城所さんは「都知事みたいな生活、(贅沢な)生活だけしてみたい」と皮肉を込めた。

■「適切」と「違法ではないが不適切」とは

適切か不適切の基準について、番組コメンテーターでジャーナリストの堀潤氏は、

「「違法でもなければ適切な使い方」って、何だと思いますか?簡単です。公約を果たすことです。

舛添都知事の場合、待機児童ゼロ、(正規と非正規雇用の)格差是正、労働環境の改善など。それが叶っているのであれば、どんな使いかたをしていても全部適切ですね。

でも何も叶っていない。やっていることをちゃんとやっていれば、必要なことだったんでしょう」とコメント。

やけに“セコさ”が目立っている舛添都知事の政治資金騒動。

今後は有権者が政治家の公約など、政治に対して意識をもっているかどうかも問われそうだ。

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