記事提供:カラパイア

内向的な人と外交的な人の違いについて、さまざまなことが言われているが、内向的な人の頭の中では、どんなことが起こっているのか、イラストで解説しよう。

このイラストを作成したのは、リズ・フォスリエンとモリー・ウェスト。よく内向的な人は、社交嫌い、退屈というレッテルをはられているが、多くの人は内向的なことと、外交的なことは必ずしも行動選択の違いではないことに気づいていない。

研究によると、内向的な人の脳は、社交的・外交的な人とはまったく違うやり方で情報を処理しているという。

外交的な人は外界からの刺激を素早く処理するが、内向的な人は情報を扱う神経経路が長くて、処理に時間がかかるのだ。イラストを見てもらえば、内向的な人への見方が変わるかもしれない。

1. 内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長い

内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長い。つまり、経路を通る情報にその人のもつ長期記憶や計画が付随してきて、相互関係や出来事を処理するのがより複雑な作業になっているのだ。

処理をしながら、同時に自分の内面の思考や感情にも注意を向けているということだ。

2. 人の多い空間は刺激過剰になってしまう

心理学者のハンス・アイゼンクによると、内向的な人は外交的な人に比べて、気づきや注意喚起のために外界からの刺激をそれほど必要としないという。つまり、内向的な人は簡単に刺激過多になってしまう傾向にある。

3. 内向的な人はドーパミンをそれほど必要としない

内向的な人の感受性のドーパミン(神経伝達物質)は、裏を返すと、幸せをそれほどめちゃくちゃに感じなくてもいいというスタンスなのだ。外交的な人の脳はエネルギーを消費する神経回路だが、内向的な人の脳はエネルギーを温存する神経回路。

だから、内向的な人は本を読んだり、静かに熟考したり、自分の豊かな精神世界にどっぷりひたることで満足し、元気を蓄えることができる。

4. 過度の刺激を必要としない

内向的な人の脳は、外交的な人の脳のように、ギャンブルやリスクのような刺激で満足感を得ることはない。脳の報酬や喜びのシステムは、ドーパミンによって活性化する。

外交的な人の脳は、ギャンブルで勝ったといった喜びに有頂天になるが、内向的な人はサプライズやリスクにそれほど狂喜乱舞しないのだ。

5. 内向的な人はまわりのものすべてを分析しようとする

内向的な人の脳は、あまり刺激のない静かなものを好む、勢いのレベルが同じの人との相互関係を歓迎する。内向的な人は、相手の人間だけでなく、自分のまわりのすべてのものを処理・分析する。つまり、まわりの環境の感覚的な詳細に注意を向ける。

6. 内向的な人は情報処理に慎重

内向的な人は考えるとき、長期記憶をたどって情報を見つけ、古い経験と新しい経験を比べて決断を下す。

そのせいで、情報処理に時間がかかるが、慎重に考え抜いた決断を下すことができる。つまり、内向的な人は、自分自身と積極的に対話して、心の中でたくさんの考えをさまざまな角度から考えているのだ。

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