記事提供:カラパイア

イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家、バンクシーはストリートアートを世界各地に出没し、ゲリラ的に壁画を描くという手法で常に話題を呼んでいるが、イギリス、ブリストルにある小学校でこんなサプライズが起きた。

イギリス南西部ブリストルのブリッジファーム小学校の校舎の壁になんと、バンクシーの壁画が描かれていたのだ。学校関係者ももちろん誰も知らない。事前通達一切なしのバンクシー壁画。実はこれ、バンクシーから「ありがとう」のメッセージだったのである。

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イギリスの学校にはハウスシステムというものがある。このハウスとはいわば班分けのようなもので、例えばハリーポッターのホグワーツ校には4つのハウスがある。グリフィンドール、レイヴンクロウ、ハッフルパフ、スリザリンという例のアレだ。

ブリッジファーム小学校では地元の英雄にちなんだハウス名をつけるように生徒に指示を出していた。そこで選ばれたのはブリストル出身の壁画アーティストとして有名なバンクシーだったのだ。

壁画には火の付いたタイヤを棒で追う少女がえがかれていた。

2016年6月6日月曜、登校してきた児童たちは驚いた。校舎の壁にはバンクシー本人が描いた絵があったのだから。

実はバンクシー、学校側からハウス名にバンクシーの名前が使われることを知らされていたが、これまで何のリアクションもなかったという。

壁画の下にはバンクシーからの手紙も残されていた。

そのメッセージには、

手紙をくれたこと、そしてハウスに私の名を付けてくれてありがとう!この壁画をどうぞ。気に入らなければ自由にいじくっちゃっていいからね。

先生たちはきっと気にしないはずだよ。いつだって許可をもらうより、後から許してもらう方が簡単だってこと、覚えておいて。バンクシーよりみんなに愛を込めて

出典 http://karapaia.livedoor.biz

というような内容が書かれていた。

やはりというかなんというか、学校側は、壁画はこのまま温存し、児童に書き加えさせることはさせないという方針だそうだ。

そのきまりを破って壁画にいたずら描きをするような生徒がいたら、それこそバンクシーの再来となるかもしれないね。「だってバンクシーが、先に許可を取るより、やっちゃったあと謝った方が簡単だっていってたし」って言い訳も通用しそうだしね。

・バンクシーとは?

バンクシーの素性についてはブリストル出身で1974年に生まれたらしいということ以外、ほとんど分かっていない。作品は世界各地の街頭などで見つかっており、非常に高い値が付くことで知られる。

ストリートディスプレイにこだわりがあり、商用の依頼はほとんど全て断っている。2002年に日本のファッションブランドモンタージュのティーシャツを2種類、2003年にはブラーのアルバム『シンク・タンク』のジャケットを描いたが、

それ以後は、たとえば、世界のトップ企業であるソニー、ナイキ、マイクロソフトや、トップミュージシャンのデヴィッド・ボウイ、オービタル、マッシヴ・アタックなどが依頼主であってもそのオファーを断っている。

本名については、犯罪者の割り出しに使われるプロファイル技術を使って「ロビン・ガニンガム」という男性がバンクシーだという説も発表されたが、確認は取れていない。

出典 http://karapaia.livedoor.biz

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