この前の休日。女子会〜プチ遠出編〜を掲げ、学生時代からの女友達4人で温泉小旅行に出掛けたSpotlight編集部のわたくし。メインイベントの温泉で、事件は起きた。

(あんなに少女のようだったくせに)なんだかいつの間にか、みんなソコが大変整っていた。一方私は、ありのままの姿を見せることに。瞬間にして空気が変わった。自然の流れに身を任せて、手入れをしていない私が、まるでイケナイことをしているように…。“ありのまま”がブームだったのは過去のこと?

ーー世知辛いものだね…。

「……ブラジリアンワックス店員のみなさん、私はどうすれば!!」

謎の虚しさが過ぎ去ると、残る感情は「羞恥心」ただひとつ。どう整えればいいのかも分からず、手入れ済みだった女友達とは、もうその話題をしたくない…。毛に悩むわたくしケー子(毛だけに)、プロのお力を求め、東京に4店舗を構えるブラジリアンワックス専門店Ibiza waxイビサ ワックス)』に到着。実は誰もが気になっていた!?ブラジリアンワックス界の裏話もここぞとばかりに伺っちゃいました。

左から、スタッフのNARUMIさん、HARUNAさん、ご夫婦でIbiza Waxを経営するオーナーのASAMIさん、SAORIさん。美人スタッフさんが優しくお出迎えしてくださいました(涙)。

ーーかくかくしかじか経緯を説明…。

ケー子:その温泉で、凄く異質な空気が流れたんです。私ひとりだけ違う…というような。やっぱりVIO脱毛ってパートナーのためなんですよね?だったら確かにみんなと違いますもん!私パートナー居ないし…脱毛とか関係ないから、野放しでいいじゃないですか。なのに、なのに…(半泣)。

ASAMI:大丈夫ですよ。ブラジリアンワックス脱毛は、パートナーのためにされるお客様も多いですが、“生活していく上で必要だから、自分のために施術する”方がたくさんいらっしゃいます。

たとえば帝王切開での出産を控えている妊婦さんは、手術の関係で脱毛する必要があるけれど、カミソリで剃ると毛が生えてきたときにチクチク痒くなってしまう。あとはカミソリの衛生面を心配されて、ワックス脱毛を選ばれていますね。私自身も、脱毛をした状態で出産を経験しました。

ケー子:“自分のため”という選択肢に、訪問早々かなり救われた心地です…。心が折れていて、下の毛の処理は、美(と性癖)のためだけだと思い込んでいました…。

あの…ワックスを剥がすとき凄く痛いという噂におびえているのですが、お腹の赤ちゃんがびっくりしちゃうことはないのでしょうか?

ASAMI:ワックスを皮膚の上に載せて毛を抜くだけなので、胎児に影響があるから妊婦さんにおすすめできないということは一切ないですよ。ですが、安定期に入ってないお客様は心や皮膚がデリケートになっていて痛みを感じやすいことがあるので、安定期に入った妊婦さんのみ担当させていただいています。あまり出産直前だと、お腹が重くて仰向けがキツいという現実問題があるのも本音です(笑)。

HARUNA:“自分のパートナーが、ソコの毛がないほうが好きだった”という理由で、意を決して施術する方が多いのは、日本のブラジリアンワックス界の最たる特徴かもしれないですね。

NARUMI:そうそう!アメリカだと、ワックス脱毛できる場所がそこらじゅうにあって、みんな気分でフラッと立ち寄るんです。私もアメリカに留学していたとき、お客さんとしてワックス脱毛をし続けていました。もともと、ホント濃かったので(笑)。

アメリカではネイルサロンと併設されていることも多く、ネイルを施術していて「あ、ワックスのほうも空いているなら帰りにやっていくね」ぐらいの感覚です。路面店が多くて、予約の必要もなかったですね。

ASAMIウォークインのような感じだよね。

NARUMI:そういえば、外国人の友達に下の毛事情を聞いてみたら「全部ないけど、このとおり、腕毛は超ボウボウだよ」って。そこは野放しでいいんだ!?ってなりましたね(笑)。

SAORI:あるある〜!外国だと下の毛限定で、処理していないと不潔と思っている人が多いよね。その代わり、脇毛ががっつり生えていたり…。むしろ、脇毛をカラーリングするのがブームになっているぐらい(笑)。

ケー子:そういえば、レディー・ガガ様も水色に染めていたような…。ブラジリアンワックス文化が日本に上陸したのも、海外で主流だったからなんですね。

ASAMI:「『SEX and the CITY』を見て来ました」っていうお客様がいまだにいるぐらい、影響は絶大ですね。

あとは最近テレビでGENKINGさんや、モデルのマギーさんがワックス脱毛をしていると公言されて、より身近に感じていただけるようになりました。

そうはいっても、自分の“毛事情”を晒す不安が…

ケー子:ネイルサロン感覚なら気軽に入りやすいと思う反面…やはり人にソコを見せる…しかも同性にまじまじと見られる経験なんてないので、スタッフさんに(この人濃い〜)とか思われたらまた心が折れそうです…。

ASAMI:考えたことないですよ〜!そんなこと全く意識しないぐらい、どんな“事情”も見慣れています。みんなは施術中なに考えてる?

NARUMI:やっぱり“毛の流れ”ですね。「よし、この毛の流れと量なら、こうワックス塗っていこう!」って気合いが入ります。

HARUNA:毛の流れ方ひとつで、施術が終わる早さが変わりますもんね。

SAORI:お客様と喋る内容を考えることもありますね。

ASAMI:会話が盛り上がったほうがお客様も居心地がよくて痛みも紛れるので、みんな積極的にお喋りしているよね。

ケー子:えっ!!淡々と施術されているイメージを抱いていたのですが、そんなに和気あいあいした雰囲気だったんですか…!静かな部屋に、ベリッ、「イタッ!」が響いているのかと…。

SAORI:でも、“毛抜き”が多い人は無心でやっています(笑)。

ケー子:毛抜き…?

SAORI:ワックス脱毛は、毛を抜きやすくするために1センチ以上伸ばしてから来ていただくのですが、お客様が自分で剃った直後で短い毛が多いと、ワックスで抜けきれないのでピンセットで抜いて仕上げていくんです。

ーーピンポイントで、1本1本…。美人スタッフさんにそんな凝視されてしまったら、女の私ですら、どうにかなってしまう気がした。気になる、男性のお客様事情について伺ってみることに。

ASAMI:最近では、美意識が高い“男性のお客様”にたくさん来店いただいています。男性の場合はブラジリアンワックス脱毛をしている人が少ないゆえ、ネットで情報を集めることが多く、不安も大きいかもしれません。

Ibiza waxは、まだブラジリアンワックスサロンが少ない時代から男性の美を磨くお手伝いをさせていただいているので、小さなことでもぜひお気軽に相談してくださいね。

NARUMI:男性は35歳ぐらいのお客様が多いのですが、みなさん結構正面のVラインよりも、Oライン…お尻の毛が気になるようです。

HARUNA:そうですね〜!あとは、お腹と…鼻毛

ASAMI:エチケットのために、鼻毛を施術される男性のお客様は多いですね。IBIZA WAXの鼻毛脱毛は、この前『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系列)でもご紹介いただきました。抜く直前までかなりドキドキされていますが、一気にゴソッと抜けるとけっこう快感になるんですよ。

SAORI:抜いた毛を見たがる方が多いので、こちらから「これぐらい取れたよ」って見せます。撮影したがるお客様もいますよね。

一同:いるいる〜!!

HARUNA
:抜いた鼻毛が付着した棒を、記念に撮られていますね。

NARUMI:施術の瞬間を動画に撮った方もいました〜!さすがに下半身ではなく鼻毛の場合ですが(笑)。

ケー子:記念撮影が多いんですね。ちなみに…私だったら、脱毛シートにゴッソリ張り付いた毛を持って帰って眺めたいかもしれないです…。たとえば歯医者さんだと、親知らずを抜いたときに「持って帰りますか?」って聞かれたりするじゃないですか。あんな感じで…。

一同:……。

ASAMIさすがに毛のテイクアウトはないよね…?

一同ないですね(笑)

ケー子:……。

——まさかの性癖を暴露する結果となってしまった私に、もうためらいなどなかった。決して「道連れ」というわけではないけれど、印象的だったユニークな性癖を持つお客様のエピソードを伺うことに。

「ちょっぴりユニークなお客様だと…」

ASAMI“女装家さん”は多いよね。スカートとヒールを履いて、女の人の下着をつけてきたり…。

NARUMI:私、ツッコめそうな方にはツッコんでます。女装家さんは、見た目はホントに男の人で、服装だけスカートなので、分かりやすい場合が多いですね。女装家になった理由なども話してくださるんです。

ある方はもともと女装癖はなく、むしろ女の子好きが高じて、“自分の彼女の下着を穿きたいな…”と思ってある日穿いたら、ソコがジャストフィットしたそうです(笑)。「あ、これだ」って目覚めたとおっしゃっていました。

HARUNA:女性用の小さめの下着、キツくないのかな?

NARUMI:女性下着用のお店にはちょうどいいサイズがなくて、しま○らで買っているそうですよ。

ケー子:みなさん寛容です(涙)。

「バレエの格好で行ってもいいですか?と尋ねられて…」

SAORI:男性のお客様なのですが、電話予約の時に「バレエの練習があるから、その格好で行ってもいいですか?」と問い合わせがあったんです。よく男性がバレエで着用しているぴったりめのタイツかなと思い、大丈夫ですよとお返事しました。

…そうしたら当日、まさかの女性のバレリーナの格好で(笑)。ふわっとしたチュールスカートで、真ん中には大きな白鳥がついていたんです!女性のカツラを被ってお化粧もバッチリ…まさにバレリーナのようでした(笑)。

ASAMI:衣装が大きいから、荷物入れに服をしまうのにみんなで一苦労したよね(笑)。菓子折りまでくれて、丁寧な方だったなぁ。

SAORI:あのお菓子、美味しかった(笑)!

「どうしても、下着を脱げない理由がある」と告げられました

ケー子:もはや電話予約の段階から、個性が滲み出ているんですね。

HARUNA:そうですね。電話でのお問い合わせといえば、忘れられないエピソードがあります。男性のお客様から「下着を脱がないと施術できませんか?」と尋ねられて、脱毛する箇所は脱いでいただいての施術になるとお伝えしたんです。

でも「どうしても下着を脱げない理由があるから、着用したままやりたい」と言われて…よくよく話を聞くと「僕、プライベートでの女王様がいて、その女王様からの命令で鍵のかかった下着を履いているので、自分の意思では脱ぐことができないのです」と…。

ケー子:!!

HARUNA:なので「では一度、女王様に鍵を開けてもらってからご予約いただけますか」と促しました(笑)。

NARUMI:“鍵のかかった下着”がどんなのか謎すぎて、電話の後、みんなで即ググったよね(笑)。

(みなさん笑顔で本当に寛容…改めて男性のみなさま、常識の範囲内でしたら来店のご心配は無用です!)

痛みを和らげようと、ひたすら自分の足を叩き、叫ぶお客様

SAORI:ケー子さん、凄く印象に残っているエピソードがあるんですよ!ある女性のお客様がVIOの施術が相当痛かったみたいで、ひたすら自分の足をバシバシ叩き始めたんです。「イッタァ〜イ!(バシィ、バシィ!)」って!もうびっくりして(笑)!

一同:笑。

SAORI:凄かったですね。ソコに痛みを集中させないで分散しよう、って思ったようで、足の至るところを叩きながら取り乱していました。このお客様、めっちゃ面白い!って思って、お客様と爆笑しながら施術しました

ASAMI:痛みに個人差はあるよね。痛みはだいたい毛の量に比例するんですけど、凄い剛毛でも「別に痛くないです」という方もいれば、少ない毛でも先ほどのお客様みたいに痛くて叫ぶ方もいらっしゃるんですよ。まったく痛みを感じない方は、施術中、寝ちゃってます(笑)

ケー子:え!

ASAMI:先入観で、物凄い痛いんじゃないか…って構えてしまうお客様が多いかもしれません。施術後もしばらく痛いんじゃないかと思って「今日は緩めの服と下着にしてきました」って言われることもありますが、痛いのは“抜く瞬間”だけです!

ケー子:その瞬間さえ耐えられれば…でもその最初の勇気が…。

ASAMI:はい(笑)。ケー子さんの想像どおり、毛の量が多くて毛根もしっかりしている初回が1番痛みます。でも回数を重ねていくと、太かった毛が細く、ふわふわした毛質に変わっていくので、痛みはだいぶましになっていきますよ。

HARUNA:毛質が変わって、産毛が増えていきますよね

ケー子:そんな生まれ変われるんですか!…ちなみに、みなさんはもう…がっつり生まれ変わったんですか…?

NARUMI:だいぶ薄くなっているんですが、たまに波平さんみたいな感じで毛が生えてくるので、そんなときは自分でワックス脱毛をしています。でも人にバッと取ってもらうほうがいいですね。自分だと…じっくり加減しちゃうので、痛いです(笑)

SAORIじっくり(復唱)

一同:笑。

ケー子:もう…あんなことからこんなことまで答えていただき、ありがとうございます。みなさんとお話できて決意しました。私、“自分のために”綺麗にします…!

……

でもきっと痛い…毛量的にも、あと初回だし…えっと、やっぱり…。

「よし、施術のベッドに行きましょうか!」

ケー子:(!!

ーー気にはなっていても、どこか遠い存在だった、ブラジリアンワックスの存在。激しく痛いのでは…という先入観を和らげるため、こんなにもユーモアたっぷりに和ませてくれる美人スタッフさんたちのおかげで、私は大人の階段をのぼれます。

他でもない“自分のため”に施術して、今度は出し惜しまずに温泉に行くんだ。銭湯、プール(出し過ぎ注意)、どんと来い!!

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