記事提供:カラパイア

カナダ、バンクーバーで元々人に保護されていたカラス、カナックが、事件現場に残された証拠となるナイフを拾い、そのまま逃げかえってしまったようだ。

カラスは光物が好きなことで知られているが、ナイフもある意味光物。だがこれはナイフを持って駐車場で騒いでいた男性の所有していた品である。警察はこのカラスを追跡するはめになったという。

出典 YouTube

警察がカラスを追いかけると、ほどなくカラスはナイフを落とし、無事証拠の品を回収できたという。事件はバンクーバーにあるマクドナルドで起きた。

マクドナルドの駐車場で車の火災が発生。消防隊が来る前に現場にいる人を避難させていた所、ナイフをもった28歳男性が暴れていたという。

凶器を持っているためこの男性は警察により発砲され取り押さえられたそうだが、その際手に持っていたナイフを落とした。そのすきを見計らってナイフを持ち去っていったのがカラスのカナックである。

足に赤いタグが付いており、警察はすぐさまカナックであることがわかったという。

なぜならカナックは、以前にもパトカー内のパソコンのキーボードのボタンを持ち去っており、国家権力に抗うカラスであるということはカナダ警察では周知の事実だったのである。

実はカナック、窃盗の常習犯で小銭やタバコ、ライターや鍵など、金目のものを奪って持ち去っていくことでその悪名をとどろかせていたのである。

カナックの大親友であると名乗るショーン・バーグマン氏によると、カナックはヒナの時、巣から落ちてひん死の状態だったところ、バーグマンが住んでいる家の家主の息子に発見され保護されたという。

まだテニスボールにも満たなかったカナックは、家主の息子の献身的なお世話で飛べるようになり2015年7月に野生に戻されたという。

保護されていることを示す左足の赤いタグを取り外すのを忘れていたようで、その後の悪行はすぐにカナックであることがバレている。カナックは人間にとても慣れており、人間が大事にしているものに興味を覚えるのだと言う。

バーグマンは家主の息子が保護していた時からカナックと慣れ親しんでおり、野生に戻した後もバーグマンを見るとやってきて、頭にとまったり、腕にとまったりと、親睦を深めているという。

いたずら大好き、光物大好きなカナックだがヒナの時から人間に育てられていたためか人間も大好き。今はバーグマンの家の近くを根城としているようで、野次馬根性を炸裂しながら人とのかかわりを望んでいるようだ。

そんなカナックをバーグマンはとてもいとおしく感じているという。

警察にとっては迷惑この上ないわけだが、もしかしたらそのうち、逆にカナックが事件の全貌を解き明かしてくれるときが来るのかもしれない。「カラスは見ていた」とかなんかで。

そんなカナックとバーグマンの日々はフェイスブックで見ることができる。

出典:insideedition
出典:thedodo
出典:cbc

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