2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を始め、イラク日本人人質事件、2015年11月13日のパリ同時多発テロ事件、いずれも過激派またはISILによるテロ事件。世界中の人々には、イスラム教=テロリズムのイメージが色濃く焼きついてしまいました。これにより、無垢なムスリム達に対する偏見や恐怖心が生まれ、幼いムスリムや大人のムスリムでさえもいじめに合う状況に陥りました。

そこで、世界の多くのムスリム達が立ち上がり、この偏見をなくす運動があちらこちらで行われ、次第に偏見が薄れてはいくものの、今でもなおムスリムへの偏見や恐怖心が残っているのは事実です。皆さんはどうでしょうか?

海外で”イスラモフォビン”という画期的なガムが発売されました。これを2粒噛むことでムスリムからの恐怖心がなくなり、親しくなれるというもの。しかしこれ、本当に効果があるのでしょうか?

イスラム恐怖症(イスラムきょうふしょう、イスラモフォビア、Islamophobia)とは恐怖症の一種で、イスラム教やムスリムに対して極度の恐怖を感じることである。

出典 http://www.weblio.jp

ロンドンで連想ゲーム行う ムスリムと言えば、、、?

出典 YouTube

ロンドンの街中でランダムに人を選び、それぞれに連想ゲームを試みました。○○と言えば?の質問に、○○と答えるだけの簡単なゲームなのですが、ムスリムと言えば?の後に決まって出てくる言葉、”テロリスト”。この結果にショックを隠せません。どれだけの人々の脳裏に、ムスリム=テロリストのレッテルがあるのでしょうか?

ムスリムと共存できる世の中を作っていく為に

イスラム教の名を借りた一部の過激派群のせいで、どれだけ罪のないムスリムたちが傷つけられたことでしょう。メディアが”イスラム国”の名前を使用したことで、イスラム教=テロリストのイメージが作り上げられたのも一つの理由です。筆者は同じ記事を書く側として、”イスラム国”という呼び名の使用を反対します。偏見以外のなにものでもないと思います。

実際にムスリムは人を殺すような人たちではありません。”自分の命を犠牲にしてまでテロを起こせば天国へいける’などの教えは一切ありません。そのような考え方をしている人はムスリムとは呼べません。私達の間違った考え方がムスリムへの偏見と恐怖を生んでいるとは思えませんでしょうか?もう少し理解を深めれば共存していけるのではないでしょうか?

ムスリムが偏見されない世の中にするために私達がするべきこととは、まずその第一歩として恐怖心を取り除くことです。一度心にできた恐怖心(フォビア)は取り除くのにかなりの時間を要します。そこでCAIR(council on American-Islamic Relations)は、イスラモフォービア緩和ガムをプロダクトしました。

本当に効くの?そんな疑問に駆られますが、実際に使用してみて恐怖心がなくなったという人もいます。しかし成分は至ってごく一般のガムとは殆ど変わらないのです。いったい何がどう作用しているのでしょうか?

出典 YouTube

実はただのシュガーフリーガム!

DISCLAIMER
Islamophobin seeks to challenge Islamophobia through the use of humor. This product, which is actually sugar-free chewing gum, is not intended to diagnose, treat, cure or prevent any medical condition. CAIR is not liable for any damages arising out of or connected with the use or misuse of Islamophobin.

出典 http://www.cair.com

断り書き
イスラモフォビンはこれを使用することを通じてイスラモフォビアへチャレンジします。実はこの製品は、ただのシュガーフリーガムです。病気を診断したり、治療したり、防止したりする目的とはしていません。CAIRは、この製品の使用によって起こる被害に対して、また、不正使用・悪用に対していっさいの責任を負いません。

騙されたのか?と思ってしまいますが、騙されたと思って試してみるのが正解なんです。偽薬の効果をご存知でしょうか?本当はただの小麦粉でできた錠剤でも、とてもよく効く薬だと告げておくと症状が良くなる効果は実際に認められています。病は気からとよく言ったもので、気の持ちようなんですね。これをサイコロジーではプラシーボ効果と呼ばれています。こちらの商品も偽薬のようなものだと思ってください。プラシーボ効果を利用した画期的な商品です。

偽薬(ぎやく)とは、本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬の事である。成分としては、少量ではヒトに対してほとんど薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われる事が多い。

偽薬効果(ぎやくこうか)、プラシーボ効果(placebo effect)、プラセボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われることもある。

出典 https://ja.wikipedia.org

プラセボ効果はある意味、洗脳のような催眠術のような効果ですよね。思わせが病気を治すプラセボ効果は恐怖心をも取り除いてしまうんですね。薬ではなく”ガム”という発想が良かったです。プラセボがムスリムを救ってくれるでしょうか?期待しましょう。

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sakura cherry このユーザーの他の記事を見る

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