記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
そろそろ夏がやってきますね。年々、最高気温が上昇していると感じる一方で、エアコンによる冷えに悩む方も多いのではないでしょうか。
今回のテーマは「冷えと美と健康」です。

身体が冷えてしまうことで健康に支障が出てしまう前に、一度冷えによって起こる身体の変化やその対策について考えてみましょう。医師に話を聞きました。

身体が冷えると、どんな健康への影響があるのでしょうか?

身体が冷えてしまうことで、以下のようなことが起こります。
・頭痛や肩こりが起きやすくなる
・血液の循環が滞りがちになって肌が荒れやすくなる

女性の場合は生理痛が重くなる、あるいは生理の周期が乱れやすくなる傾向もあります。

また、これらの冷えに起因する体調不良によって、精神的ストレスがたまってしまい、各方面の不調をきたすこともあると考えられます。

内臓が冷えると、どんな不調が起こるのでしょうか?

身体の内部、主にお腹に冷えを感じる場合には、主にお腹周りの調子が悪くなります。
・便秘や下痢など、便通の異常をきたしやすい
・お腹にガスがたまる
・免疫力が低下し、風邪などをひきやすくなる

予防としては、お腹を温めるようにすることが一番です。
・冷たい食物を摂りすぎないようにする
・身体を温める食材(しょうがやスパイス類など)を積極的に食事に取り入れる
・軽い腹筋など腹部を意識した適度な運動をする

手足の先が冷えると、どのような不調が起こるのでしょうか?

つま先など身体の末端の冷えが気になるケースでは、前述のように肩こりや頭痛などの不調が見られることがあります。

本来であれば自律神経によって適切に行われるべきである体温の調節がうまくいっていない場合が多く見られます。

対策として、以下のようなことを取り入れてみてはいかがでしょうか。
・室温以下の飲食物をできるだけ避ける
・お風呂でゆっくり温まる
・生活リズムの乱れや喫煙など、血流を悪化させてしまう生活上の問題を改善

温めるだけではなく、血行を促すように生活習慣の改善も行うといいですね。

夏の暑さと室内のエアコン冷えの温度差でどんな影響がありますか?

夏のエアコンによる冷えも深刻になっていますね。

特に、室内外の温度差が10度以上にもなるような環境を頻繁に出入りするような生活をすると、身体が不調のサインを出します。
・体が温度変化に対応できずに自律神経のバランスが乱れやすい
・季節の変わり目のような頭痛や身体のだるい

羽織るものを準備するなど、自分で調節できることは対応していきたいですね。

≪自覚がないだけで、実は内臓が冷えているかも!?≫
冷え性だと感じていない人も【隠れ冷え性度】セルフチェック!

最後に医師からアドバイス

体内から温める対策を行ったほうが、長期的な冷え性の改善に役立つと考えられます。
・筋肉量を増やす
・日頃から食事に気をつける

冷え性を自覚している方は多いと思いますが、頭痛などの症状も冷えに関連していると認識している方はあまり多くないかもしれませんね。普段からの生活の中で冷え性は改善できますので、できるところからじっくり取り組んでいきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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