ここ、筆者の住むイギリスは今年は例年になく寒い日が続き、せっかく暖かくなってきたと思いきやまたまた気温が下がり、6月になっても上着は手放せないほど。遅咲きの春の花や新緑の香る季節だというのに、少し残念。

本来なら6月というと、イギリスは一番過ごしやすく最高の季節。先日イギリスの伝統的なチェルシーフラワーショーも開催され、世界中からガーデン好きが集まりました。心地いい陽射しを浴びながら、素敵なイングリッシュガーデンをのんびり散歩してみたい人はきっと少なくないはず。

庭園に巨大猫のトピアリー出現

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そんなイギリスの素敵な庭園内に巨大な猫のトピアリーが。様々な形をしたトピアリーは筆者の住む街や、ヨークシャー州の有名なスカルプチャーパークにも設置されていますが、猫のトピアリーは初めて。でも、庭園にどうして猫?

モデルとなったのはロシアンブルーの「トーリー」

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ハートフォードシャー州、ステイプルフォード在住のアーティスト、リチャード・サンダースさん(69歳)の飼い猫、トーリーがこのトピアリーのモデル。トーリーは今年の2月に永眠してしまいました。

亡き愛猫を偲んでいたサンダースさんは、ある日庭園の写真集を見ていてふと「ここにトーリーのトピアリーを置いてみたらどうなるのだろう」と思ったそう。そしてトーリーの形をした樹木を合成し、Facebookに投稿したところ大反響となったのです。

実は合成なんだけど、とってもリアル‼

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合成とは思えないほどの出来栄えで、これらの写真をみたユーザーたちはトーリーのトピアリーがまるで本当にそこにあるかのように錯覚してしまう人が多いそう。広大な敷地内にこんな巨大な猫のトピアリーが出現するイングリッシュガーデンがあったとしても不思議ではないでしょう。

ふと思いついたことがきっかけで、SNSで大反響となり嬉しい気持ちのサンダースさん。トーリーはいつもサンダースさんの傍にいたから、何か形に遺る作品を残したかったという思いもあるのでしょう。Facebookには325万人以上が訪れ、ファンタジー感溢れる美しい写真を楽しんでいるようです。

本当に存在すれば触ってみたいと思ってしまいますね!

「本物だと信じたい人も多いみたいですよ」

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サンダースさんはBBC(イギリス国営放送局)のインタビューで、「このトピアリーは合成写真ですよと言っても、本当に存在すると信じたい人もいる」と語っています。

猫好きな人だけではなくイギリスの美しいガーデンを愛する人にとっても、このトーリーのトピアリーは見事に庭園にマッチしていると絶賛。直接触れて葉の感触を味わってみたいと魅了されている人がそれだけ多いということなのでしょう。

本物のトーリーはここで眠っている…

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可愛い小さなトーリーのお墓の前にはボトルに入ったトーリーのオーナメントが。サンダースさんがトーリーを本当に可愛がっていたのだなということがひしひしと伝わってきます。

想像の世界で虹を見上げるトーリー

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天国へと旅立ったトーリーは、今はこんなふうにのんびりと空の上で過ごしているのでしょうか。庭園がまるでトーリーの空上の住処のようにも感じられます。美しいというだけでなく、どこかしら切なさも感じてしまうトーリーのトピアリー。

Facebookにはサンダースさんとトーリーのたくさんの思い出が詰まっています。生前のトーリーの写真もたくさん投稿されいるので、興味がある方は是非ご覧ください。あなたもきっとサンダースさんの素晴らしきアートの世界に魅了されるはず!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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