出典@zuenmei

あなたは「蔵王」と聞くと何を想像しますか?蔵王はスキーやスノーボードのメッカとして、また「樹氷」で有名ですよね。冬には泊りがけでウィンタースポーツをする人で賑わいますが、新緑の季節はオフシーズンならでは!ゆったりと自然とグルメを楽しむのに最適な季節です。

蔵王温泉とは?

蔵王は山形市南東部、蔵王連峰の西麓にある温泉です。標高は880mに位置し、古くは”高湯”と呼ばれました。開湯1900年余りで歴史の古い温泉であり、同じ山形県の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に「奥羽三高湯」と呼ばれています。

山形駅発、バスで40分

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まずは山形を目指します。東京からは新幹線で3時間。意外と遠いです。山形駅東口にはいくつかバス乗り場があり、そのうちのひとつが「蔵王温泉」行きです。所要時間は約40分。直行ではなく、地元の人も乗ってくる路線バスです。

創業300年。タカミヤホテルグループ「ルーセントタカミヤ」

今回宿泊したのは、地元では超有名な創業300年のタカミヤホテルグループのひとつ「ルーセントタカミヤ」。どちらかといえば、ファミリー向けホテルのひとつです。建物は確かに古いですが、ちゃんとリノベーションされており、清潔感があって好感が持てます。

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訪れたのは新緑の季節。蔵王はスキー場がオープンしている冬季が最盛期なので、いわば「オフシーズン」に訪れたせいか、ロビーは閑散としていました。蔵王のバスターミナルからは送迎バスで迎えに来てくれ、満面の笑みで大変温かく迎えられました

まずは、なんといっても温泉!!

まずは内風呂、「木漏れ陽の湯」

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筆者がこのホテルを選んだのはなんといっても温泉が「源泉かけ流し」だったからです。温泉マニアでもない限り、「源泉かけ流し」を体験した人はそれほどいないのではないでしょうか?大浴場の「木漏れ陽の湯」という岩風呂にはふんだんにお湯が湧き出ており、岩には硫黄がこびり付いていました。相当にワイルドな温泉です。

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蔵王温泉特有の強酸性の硫黄泉は皮膚病、胃腸病、眼病、傷に効果があり、肌を白く滑らかにする天然の美容液と言われる「美人つくりの湯」、または「子供が元気に育つ湯」だと言われています。また自律神経にも作用し、精神が落ち着いてぐっすり眠れるそうです。

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岩風呂「木漏れ陽の湯」から木のドアをあけて外に出れるようになっています。

ワイルドな露天風呂「葉隠れの湯」

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もちろん「葉隠れの湯」という野趣あふれる露天風呂もあります。手前から奥へは一段深くなっているのでお湯の色が違って見えます。右側には小さな庭があり、つつじが咲いているのが見えました。誰もが「こんな温泉に入りたかった!」と思う温泉なのではないでしょうか?お湯は「木漏れ陽の湯」ほどは硫黄臭がしません。

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洗面コーナーはちゃんと掃除が行き届いており、シャワーキャップ、くし、レザーなどのアメニティーも完備しています。

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硫黄泉が体質的にダメな人のために、マイルドなお湯のお風呂もあります。こちらもウッディーな感じのお風呂でリラックスできます。

近くにあるグループホテルの温泉を巡ることができるプランもあります。

夕食には”山形名物”をセンスよく盛り込んで

"ルーセントタカミヤ"の夕食は定評のある「懐石風郷土料理」。山形の名物である、芋煮や和牛をまるでフランス料理のように繊細な盛り付けで出してくれます。

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小鉢をうまく使い、新緑やつつじをアレンジしながら少しずつ盛り付けていくテクニックはため息が出そうなほど綺麗細やかな盛り付けに女性の料理長かと思いましたが、男性とのことでした。

山形の秋の風物詩である「芋煮」ですが、お椀風にアレンジして供されました。上品な澄んだお汁に里芋や豚肉のうまみがぎゅっと詰まっています。

山形に行ったら是非買って帰りたいお土産たち

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”ルーセントタカミヤ”の1階には売店があり、山形の名物が所狭しと並べられています。箇所に並べて置いてあるため、駅の専門店などで買うよりも買いやすいかも。昔ながらのお煎餅やお餅系も多いですが、近年ではおしゃれなゼリーやチョコレートなど、洋風のものも増えてきました。

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お部屋のお茶請けにも置いてあった「豆煎餅」。山形の名産である粒の大きな「だだちゃ豆」がのったおせんべいです。普通のピーナツと違い、噛み応えがあって香ばしい風味がくせになります。12枚650円とコスパが最高です。

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こちらは”ひねり草餅”。普通の草餅と違い、ひねった形状なのが特徴です。あんこはたっぷり入っているのではなく、薄い層状に入っているので、草餅の草の風味が生かされています。こちらも10個入り630円とコスパは最高!

朝食も食べきれないほど、盛りだくさん

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”ルーセントタカミヤ”の朝食も夕食に負けず劣らず、綺麗な盛り付けでかなりのボリュームでした。冷奴に山形名物の「だし」という漬物がかかっていたり、固形燃料で温める「芋煮」が夜に続いて出されました。小鉢はどれも食べやすいサイズで種類多く、かなりの美味しさです。

チェックアウト。市内へ戻るバスのターミナルにて。

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1泊の滞在時間はあっという間に過ぎ、スタッフの皆さんに見送られて山形市内へ戻るバスのターミナルに来ました。バスは1時間に1本しかなく、ほぼ1時間の待ち時間がありました。きっと最盛期にはスキーヤーやスノーボーダーでごった返しているんだろうな、と想像しながら、誰もいない待合室を眺めます。

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蔵王は標高が860メートル以上あり、高いところでは900メートルを超えるそうです。山形市内とは気温も数度違うようで、6月のはじめだというのに気温は10度ほどで肌寒かったです。

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バスは蔵王から山形市内へ向けて標高を下げてきます。のどかな田園風景と新緑が目に眩しかったです。たまには緑に触れるのは重要なことだと感じました。

いかがでしたか?オフシーズンに訪ねる山形・蔵王をご紹介しました。6月でも肌寒い時もあるので、夏でも羽織るものは必須アイテムです。四季折々に季節を違えて訪ねてみたい魅力的な所でした。

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