記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
下痢止め薬をドラッグストアで見かけました。
タブレット状で、水がなくても服用できるものなど、たくさんの種類があるんだなと思いました。

ところで、なんとなくお腹の調子が悪い、よく下痢が来ると思う場合など、単純に下痢止めを使っていいものなのでしょうか。今回のテーマは「下痢止めと下痢」です。医師に話を聞きました。

Q.下痢はどうして急に起こるのですか。

急に下痢が起こる原因としては様々なものがあります。
大きく3つの原因があります。

1.ストレスによる機能不全
まずは生活や環境などのストレスにより過敏性腸症候群といったような腸の機能がうまく機能しないために下痢がおこることがあります。

2.消化不良
次に、暴飲暴食が原因の消化不良や食べたもの飲んだもののアレルギー反応として小腸などの腸粘膜がむくんでしまい消化不良となる事による、接種物による非感染性の急性の下痢、

3.食中毒などの感染症
一般的に食中毒と言われるような腹痛や血便などを伴うような感染性下痢(サルモネラやO157といったような最近による)などがあげられます。

Q.急に起こる下痢は、下痢止めで止めていいものですか。

急におこる下痢の中でも、ストレスなどによる腸の機能不良で起こるものは下痢止めを用いることは必要な治療です。

ただ、下痢の中には薬を使って止めてはいけない下痢もあることを知っておきましょう。
前述した原因の中では、感染性の下痢が止めてはいけないものです。

なぜかというと、食中毒によって感染した時の下痢は体内に入った悪い菌やウイルスから自分の身体を守るための反応だからです。悪いものを外へ追い出そうとする反応のひとつとして下痢がおこります。

食中毒になったときには、腹痛や血便や発熱や嘔吐といったものが下痢と一緒に生じることが多いです。この症状に当てはまる場合には下痢止めは使用しないようにしましょう。その代わりに、脱水にならないため水分を多めにとったり、整腸剤でお腹の中を整えるように心がけましょう。

Q.頻繁に下痢を起こすとは、お腹の中がどうなっているのですか。

頻繁に下痢を起こす人の下痢のタイプは慢性下痢症に分類されます。ストレス性の昨日不良による下痢がこれにあたります。

この場合には下痢止めを常用することが必要になります。しかし、それよりも大切なことは環境や生活を整えることです。

また、確かに反対に便秘となってしまうこともあり、対応が困難となる事もあります。このような場合には機能を整える内服薬も存在しますのでその薬剤の併用を考えましょう。

Q.下痢止めを使い続けても、症状が改善しない場合どうしたらいいでしょうか。

まずは脱水にならないように注意が必要です。水分を多めにとりましょう。 

目安として2週間を超えても症状が続く場合には、器質的な異常がないことを確認します。病院を受診しましょう。
(もちろん2週間は目安なので、つらいときは無理をせず早めに受診しましょう。)

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最後に医師からアドバイス

下痢は自分の体を守る行為かもしれません。
安易に下痢止めで止めるだけでなく、まずは腸を休めて水分摂取のみで様子を見てみるのもいいでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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