記事提供:長谷川豊 公式ブログ

さて…大体出そろいました。2016年の政局についてです。

覚えてらっしゃる方も多いかもしれませんが、専門家の方々が「今年はかなり高い確率でW選になる」と声を挙げ始められていた今年の1月の最初の段階で私は、

【長谷川豊】衆・参W選挙はないんじゃないかと…(教えてgoo)

というコラムを発表しまして、4つの理由をもとに「ダブル選はないと思う」と書かせていただきました。

あくまであの当時の自分の取材の結果なのですが、そもそも「論理的」に考えればリスクが大きすぎる、と書かせていただきました。

政治の取材をかなりさせていただきましたが、政治って、所詮は人間です。

あ~だこ~だと理屈をゴネる記者は多いのですが、私の感覚では「選挙に通っただけの普通の人たち」が織りなす人間劇でしかないというのが正直なところなので、正確に予想できたことは私の一つの自信になりました。

はい。そうですね。

消費税増税は見送り。衆議院の解散も見送り。

です。今年の7月10日に参議院選挙。さて、大きな意味を持つ選挙です。どのような結果になるか…。

結論から言うと、民進は当然、大きく議席を減らします。自民は上積みできますし、公明も少しだけ上積みでしょうか…。

おおさか維新は今の議席が少なすぎるので躍進。共産は現状維持。会見に必要な3分の2の議席は…微妙ですね…。本当にギリギリのラインのはずです。

さて、です。

しかし、これは実は、安倍政権にとってけっこう危険な状態と言えて、何かといいますと「民進をはじめとする野党が弱すぎただけ」の勝利になると言えます。

今の状態の安倍政権はけっこう危険です。と、言いますのも、今回の選挙…。

理屈だけ言えば、非は安倍さんの方にあると言わざるを得ません。

そうです。2014年の解散の時にあれだけ「なにがあっても消費税は上げる」と豪語していたのですから、本来は解散して国民の信を問うべきであったことは当然のことなのです。

また、どうして消費税が上がらないか、という点に関していえば、アベノミクスの失敗だ、という野党の追及は一定の説得力を持ってしまいます。

私も何度も指摘していることですが、アベノミクスは前半は絶対にうまくいっています。これは皆さん、疑わないで大丈夫です。

事実、GDPもかなり上がっているでしょ?それに伴って税収はどれだけ上がっています?順調そのものでしょ?

アベノミクスは方向性は間違っていないんです。最初の段階では。でも、続く場所が悪い。

これも何度も指摘していることですが、安倍政権の最大の欠点は2つだけしかなくて、一つは少子化対策。

馬鹿の一つ覚えの「保育園を増やしましょう~」政策。私のコラムで何度も指摘している通り、保育園ごときで少子化は改善できません。これは19年も前に世界で行われた調査で明らかになっています。

日本ではバカフェミニストたちが握りつぶした情報ですが、保育園を増やしてもイクメンを増やしても、

働く女性へのゴマすり、にしかなりません。

少子化は改善できません。結果は出てるでしょ?早く気づけよ、厚労省のアホども。

そして、もう一つが「地方創生対策」です。あまりに稚拙。幼稚園のお遊戯状態。何にも結果が出ていません。

国の経済を改善するための根本的処置って、実はこの2つをかなりドラスティックに改革しなければ出来ないようになっているんです。

説明すると長すぎて面倒くさいけれど、とにかく、アベノミクスって、人間の体で言えば、

相当に病に侵されている人間にまず、モルヒネまでは打ちましたよ、と。

で、何とか動けるようにまでしましたけれど、アーダコーダと言い訳しながら「手術に踏み切れない根性なし」状態なのです。

なので時間が経てば経つほどバレてくるんです。

「今のままじゃあ経済って回復しないんじゃね?」って。

以前のコラムで指摘した通りで、日本の経済は20年は最低でも回復しません。絶対です。それをちゃんと踏まえた対策を打たなきゃいけないんですけれど、その為には、

「日本人は間違えたんだ」「失敗したんだ」

とちゃんと厳しく指摘しなきゃいけないんです。

「俺たちはバカだったんだ」と。

そして、その上で、老人にばかり垂れ流しになっているお金を奪い取って若者の「子育て世代」に注入しなければいけない。

お年寄りはみんなゲロ吐きますが、無視してやらなきゃいけない。

東京にばかり流れている金も物も全部奪い取って地方に流さないといけない。

東京に土地もってる人は泣き叫びますが、それも断行しなきゃいけない。そうしないと日本って回復しないようになっています。

さて、安倍政権の経済政策が中途半端で止まっていることは完全にバレました。

岡田さん以下がダラシナサ過ぎるので今回の参院選は救われるでしょうが…次は持つかな…?

応援している人間としては、なかなか心配の尽きない2016年後半と言えそうです。

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