現在、音楽シーンは至る所で音楽イベントが開催中。
近日中に開催されるもので代表的なものをピックアップすると、SATANIC CARNIVAL、YATSUI FESTIVALなどだ。
そんな輝かしい舞台に立つために、アマチュアやインディーズミュージシャンは今日も今日とてライブハウスでライブをしている。
全ては夢のため、メジャーデビューして華やかな舞台に立つために。

現実

ここで思い出してほしいのは、キュウソネコカミの「ビビった」の歌詞だ。

「メジャーに行って、1、2年で消えるバンド多すぎクソワロタ」

このフレーズのごとく、メジャーに行ったもののヒット曲を飛ばすことができず、気が付いたらメジャーに契約が打ち切られた・・・というのはよくある話。
公式サイトの更新が途絶えたらそのサインだ。
中には1作リリースしただけで契約を打ち切られたという信じられない話もある。

残念ながらメジャー移動 = 成功ではないうえに、状況が好転するとは限らないのが現実だ。
最悪、自分たちの個性をつぶされ解散するに追い込まれることも珍しくない(最近、ザ・チャレンジもインディーズに戻ったが、あれは自主的な契約解除なので打ち切りではない)。

出典 YouTube

メジャーで成功しているキュウソネコカミの「ビビった」のPV。
メジャーレーベルに移動したアーティストがレーベルに翻弄される姿が描かれているのは有名。

SUPER BEAVER

出典 http://super-beaver.com

左から上杉研太(Ba.)、藤原広明(Dr.)、渋谷龍太(Vo.)、柳沢亮太(Vo.)

ここからが本題である。
明日6月1日に新作「27」をリリースするSUPER BEAVERが今回の主役。
常に「あなた」のために歌い続ける「究極の対人コミュニケーション」だ。

先日、ボーカルの渋谷が「完売すると思っていなかった」初のZEEPワンマンを大成功で終わらせ、長いキャリアの中で最も勢いに乗っている彼らだが、そんな彼らがメジャーに在籍していたことをご存じだろうか?

苦節のメジャー時代

彼らは2009年6月、アニメ「NARUTO」のタイアップが付いた「深呼吸」でメジャーデビューを果たす。
同曲は大型タイアップが付いたことにより、スマッシュヒットを果たすが、そこから泣かず飛ばず。

当時について渋谷は先日のライブで、「「売れる!!」と思っていたが「売れる」ことはできなかった。「こうしたらどう?」は次第に「これをこうしろ」に変わり、明確な意思を持っていなかった俺たちは潰されました。」と話した。
音楽を好きな気持ちは誰にも負けない。
しかし、それは役に立たず。
突きつけられたのは契約解除という現実。
最終的に音楽を辞める寸前にまで追い詰められてしまった。

変化

契約解除により、インディーズに逆戻りされたビーバーは「自分達だけの力だけでやっていこう」と再起。
そんな彼らをバンド仲間を中心に多くの仲間が支えていく。

彼らの音楽性である「あなた」のために歌うスタイルがここで確立されると、そこから右肩上がりでセールスが上昇。
特にアニメ主題歌として起用された「らしさ」は再生回数100万回を突破、久々にチャートインを果たす大ヒットに。
更にはCOUNTDOWN JAPAN、VIVA LA ROCKといった大型フェスへの出演、赤坂BLITZワンマンの成功、そしてZEPPワンマンがソールドアウトさせるまでになった。

ここまで状況が好転した要因の1つとして考えられるのはライブ。
持ち時間の関係上、フェスでは3~5曲しかできないのだが、渋谷は「どんな場所でもやることは変わらない」と赤坂BLITZのワンマンで述べたように、渋谷は終始熱い言葉を観客に投げ掛ける。
その言葉は1つ1つが熱く、観客の心に強く響くメッセージだ。
SUPER BEAVERは常に「あなた」のために歌っているからこそ、ライブは全力投球。
渋谷の言葉が観客の心の支えになり、再び歩みだせるように力を押すのである。

この「あなた」のために歌う姿勢こそがSUPER BEAVERが躍進する要因となったのではないだろうか。

出典 YouTube

彼らの代表曲となった「らしさ」。
ここから大きく状況が好転する。

もうメジャークビ = 失敗ではない

これまで日本の音楽シーンではメジャーをクビになったアーティストはそのまま失速して、最終的に解散に追い込まれるケースがほとんどだった(redballon、プリングミンなど)。
メジャー契約終了はアーティストにとって活動終了の前触れを意味するほどの危険信号だったのである。

しかしながら、SUPER BEAVERはメジャーをクビになった後もこうして生き残っている。
それどころか以前より売り上げ、ライブ会場のキャパが拡大傾向にある。
メジャー契約終了 = 解散の悪い流れを完全に彼らが断ち切ったのだ。

昨年の赤坂BLITZ、4月のZEEPワンマン。
このライブは全てのミュージシャンに希望を与えた。
昨年フラワーカンパニーズが日本武道館公演を成功させたように、努力は必ず結ばれることを彼らは身を持って証明した。
10月に初めてZEEPでワンマンライブを行う忘れらんねえよ、同日に初の武道館を控えたBLUE ENCOUNTも続いてくれるだろう。

そんなビーバーはいよいよ全国ツアーが来月から始まる。
既に各会場のチケットが少なくなってきているようだが、興味のあるからは是非足を運んで欲しい。

そこから得られる希望は必ずある。

出典 YouTube

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