つい先日、米・ニューヨークにあるレストランで起きた小さな出来事がアメリカで話題になっています。

チップが飲食代の350%!

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日本ではチップを払う習慣はありませんが、海外ではサービスを受けたらチップを払うのが通常となっている国が多々あります。チップの額は国によって、またアメリカでは州によって異なってきますが、ニューヨークでは支払い代金の20%が通常となっています。

そんな中、あるウェイトレスが飲食代の350%ものチップを受け取ったことが話題に!

常連客が帰った後に気付いたレシートの存在

出典 http://madworldnews.com

(ベッキーさんの働くお店とベッキーさん本人)

ウェイトレスとして働くベッキー・ニールセンさん。
20日午前、ベッキーさんは朝食を食べにやってきた女性客のテーブル担当に付きました。その女性は常連客で、いつものようにサンドウィッチとコーヒーを注文。お一人様で、静かに食事をされていたそうです。そしてクレジットカードで会計を済ませ、そのままお店を出られたそう。

その後、その女性客のテーブルを片付けていたベッキーさんがある物の存在に気が付きました。先ほど会計された分のレシートが置かれていたのです。

“人生は実に短い!どうか大切な人と楽しい時間を!”

出典 http://madworldnews.com

クレジットカードで支払う場合、チップを上乗せした金額に訂正又は書き込むことになっています。
この女性は食事代が$22.08とのころ、チップを$77.92上乗せし、合計で$100も支払っていたのです!

単純計算で1ドル=100円として説明すると
食事代金は約2,200円でした。
通常チップは代金の20%なのでチップ上乗せ分は400円程でいいわけです。
それをこの女性客は代金の約350%である約7800円をチップとして上乗せしたことになります。

チップが収入の大部分を占めることもあるサービス業。当然この大きな額のチップに驚き、嬉しくなったベッキーさんですが…そこにはなんやらメモ書きがありました。女性が書いたメモにはこうありました。

“人生は思いのほか短いもの。昨晩、友人が死んでしまったの。あなたには大切な人と素敵な夜を過ごして欲しい”

そして最後に“人生は実に短い!”と付け加えられていました。
これを読んだベッキーさんは胸が痛くなったといいます。チップは嬉しいのに、女性客の気持ちを想うと辛い…複雑な心境だとインタビューにこたえています。

出典 http://m.timesunion.com

(勤務中のベッキーさん)

そしてベッキーさんは女性客の気持ちに応えて、頂いた思いがけないギフト(チップ)を使って友人やボーイフレンドと遊びに出掛けることにしたそうです。

『人にはそれぞれのストーリーがあるわ。どんなことが起きているかなんて、他人の私たちには知る由も無い。だからこそ、嫌な気持ちになってもちょっと我慢して親切にする。そうしていると、そのうち(親切や幸運が)自分にも返ってくるのよ。』そうベッキーさんは話します。

そうかもしれません。少し違うかもしれませんが、【情けは人の為ならず】ということわざがあります。このことわざには続きがあって【まわり巡って己が為】とあるのをご存知でしょうか。情けは人の為だけではなく、まわり巡って自分にもまた恩恵が返ってくるもの(だから誰にでも親切にしたほうがいい)という意味があります。個人的に私はこのことわざが好きです。

自分に返ってくるから親切にすると考えるといやらしいですが、人に優しくしていればいずれ良いことがあると素直に受け取るといいと思います。

ベッキーさんも似たような思いでおられるようですね。みんながそう優しくなれると素敵な世の中になりそうですね。

辛い時こそ他人に手を差し伸べることが幸せのカギ

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この出来事はアメリカで様々なメディアに取り上げられ、話題になりました。

この女性客はほんの数時間前に大切な人を失った悲しみの中にいたわけですが、そんな暗い気持ちの中、他人に善意を振る舞うというのはとても大きな器をもった人間だと絶賛されています。

なぜ辛い状況の中他人に優しく出来たのか。自分が辛い時にこそ人に優しくすることが、次の幸せへのカギとなることを彼女は理解していたのでしょう。素敵な女性ですね。

彼女が早く悲しみから立ち直り、幸運が舞い込むことを祈らずにはいられません。そしてベッキーさんは単純にラッキーでしたね!

女性のご友人が亡くなったことには胸が痛みますが、この類の素敵なお話は聞いた人も少しハッピーになれますね。

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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