記事提供:バズプラスニュース

「オリエンタル」(Oriental)という言葉、皆さんも日常的に使用しているのではないだろうか。

身近なものでいえば、東京ディズニーランドを運営している会社は「オリエンタルランド」(Oriental Land)だし、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」(Oriental Radio)は日本で大人気のタレントだ。

名古屋で有名な食品メーカー「株式会社オリエンタル」(Oriental Co)も古くから存在する。

・使用禁止法の施行にサイン

そんな「オリエンタル」という表現が、アメリカ合衆国連邦政府機関では使用できなくなったことが判明した。

これはすでに決定している事項で、2016年5月20日にオバマ大統領も賛成し、「オリエンタル」「ニグロ」の使用を禁止するよう、使用禁止法の施行にサインをして決定している。

・差別用語のひとつ

もともと「オリエンタル」は「東洋の~」という意味を持った言葉であり、アジア系アメリカ人を「オリエンタル」と呼ぶことがあった。

しかし人種差別と思われても仕方ない表現のひとつであり、今後は使用を禁止することにしたのである。今後は連邦政府機関でアジア系アメリカ人を「Asian Americans」と呼ぶという。

アフリカ系アメリカ人の差別用語として使われていた「ニグロ」は「African American」となる。

・知るきっかけになった

ここから、じわりじわりと北米内で差別的表現が減っていくと想定されているが、まだまだ時間はかかりそうだ。

議員の一人は「すべてのアメリカ人は敬意と尊厳をもって対応されるべきです」とコメントしている。

今回のニュースは、いままで「オリエンタル」が差別的な表現に思われる可能性があることを知らなかった人も、知るきっかけになったのではないだろうか。

・ここは日本なんだから関係ない?

飛躍的にIT化が進み、国際社会に発展した現代において、ポリティカルコレクトネスを意識しながら生活することは重要なことである。

そういう観点から考えれば「ここは日本なんだから関係ない」「悪意はないから大丈夫」「ウチは昔からそうだから問題ない」という考えは通用しない。

・差別用語で不快に思う人がいる現実

日本に住む日本人たちも、「オリエンタル」という言葉に対して不快に思う人がいるということを念頭に置いて生活すべきである。特に北米旅行時には配慮が必要だろう。

株式会社オリエンタルのキャラクター「オリエンタル坊や」や、お笑いコンビの「オリエンタルラジオ」が今後どのような対応をするのか、そのあたりは不明なままだ。

国際的に見れば「オリエンタル」はポリティカルコレクトネスといえない表現なのは確かだが、欧州では「オリエンタル」という表現が普通に使用されているケースもあるのは確かである。

出典 YouTube

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