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むくみの原因全身の老廃物を回収したリンパ液などの水分。この水分は下半身、とくにふくらはぎの部分に滞りがちです。

普段では、ふくらはぎの筋肉のポンプの作用によって、リンパ液や静脈が押し戻されているのですが、座りっぱなしや同じ姿勢のままであると、脚のポンプ作用が発揮できないことにより、むくみが定着してしまうといった状況を招いてしまいます。

むくみを作る原因は自律神経を乱す生活習慣にも

筋肉が運動できていない他に、むくみを作る原因にはこのような理由が挙げられます。

・冷えによる血行不良
・炭水化物のとりすぎ
・シャワーのみの入浴
・アルコールや塩分の多い食生活

被災者の方々はとくに、精神的なストレスの蓄積からくる自律神経の乱れもありますし、避難所での床の冷えや車中泊、おにぎりやパンなどが中心の食事内容であったりする場合が多くなる傾向にあるかと思います。

場所によっては入浴もなかなか難しく、湯船につかることもままならないこともあるでしょう。被災地にエコノミー症候群が増える理由もうなずけます。

食事についての注意点

炭水化物(いわゆる糖質)は、細胞内に水を引き込む性質があるので注意!

アルコールは、末梢の血管を拡張させる働きがあります。これによって手・足先に、血液が送られやすくなるのですが、末梢に送られた血液を心臓に押し戻す筋力がないと、送られた血液の停滞を招きます。カラダも動かしていきましょう。

塩分は、血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみだすことから、むくみが更に悪化しやすい。

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リンパ液を循環させる下半身のストレッチ

1.立った状態で、足先を約90度に開いてください。
2.ふくらはぎの筋肉の動きを意識しながら、かかとの上げ下げをおこないます。
3.ふくらはぎの上下運動をおこなうことで、溜まりがちな下半身の血液を循環させます。

これは座ったままでもできる運動ですので、ぜひ取り入れてみてください。指先が丸まったり、ふくらはぎに力が入らないように注意しつつ、5、6回繰り返しましょう。


参考文献:オレンジページ『からだの本』

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