記事提供:messy

2013年に大ヒットした朝ドラ『あまちゃん』で主演を務めた女優・能年玲奈(22)の、常に潤んでいるような黒目がちの大きな瞳は本当に印象的だった。

あの瞳を見ると、視聴者の多くはつい「頑張れ!」と彼女を応援したくなったのではないだろうか。『あまちゃん』のヒロインはまさに適役だった。

このドラマで一躍時の人となった彼女は、少女マンガ原作の映画『ホットロード』『海月姫』に主演するのだが、どちらも興行成績はふるわず、いつからか彼女にきな臭い噂がたつようになった。

「能年玲奈は洗脳されている」というものである。能年を洗脳した人物とは、50代の女性演出家・滝沢充子氏だとされている。

滝沢氏と能年が知り合ったのは約10年前。能年の所属事務所が開いたワークショップの演技指導者と生徒として知り合ったという。

コンプレックスを徹底的に刺激する滝沢氏独特の教えに心酔した能年。「あなたは女優をやらないと生ゴミね」と言われたことから、滝沢氏のことを「生ゴミ先生」と呼び、慕いだしたという。

滝沢氏は能年のことを、自著にも綴っているし、能年自身、テレビ出演時に“52歳の親友”“唯一の友達”として滝沢氏のことを話していた。「フライデー」(講談社)に、彼らが手をつなぎ外出する隠し撮り写真が掲載されたこともある。

昨年1月、能年が個人事務所「株式会社三毛&カリントウ」を設立したことから、雲行きは怪しくなった。

同社の取締役には滝沢氏の名があり、「田舎育ちの純粋な若手女優を、おばさんが洗脳してそそのかした!」と断罪する報道が相次ぐようになった。

能年の所属するレプロエンタテインメント側に立つ芸能記事は、「能年に仕事をとってきても、本人が『出たくない』と拒否。契約がまだ残っているのに『事務所を辞めたい』と強硬な態度をとるので、仕事をさせたくても出来ない状況」と説明していた。

そのレプロと能年との契約期限が、今年6月。もう間もなくだ。それゆえ、再び能年周辺の動きを報じるマスコミが活発化している。

「能年玲奈、引退へ」と報じた24日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、あらためて、能年が「滝沢氏のせいで」いかに変貌し、所属事務所のマネジメントが立ち行かなくなったかについて詳細に書いている。

「能年は事務所の許可を得ずに『あまちゃん』ロケ現場へ滝沢氏を呼び、現場を混乱させた」、「能年は不平不満を漏らすようになり、マネージャーにブチ切れしたりするようになった」。

また、現在公開中の映画『ちはやふる』と放映中のドラマ『重版出来!』(TBS系)は当初、能年主演で企画が進んでいたにもかかわらず、個人事務所設立の一件でお流れとなってしまったともある。

能年はレプロとの契約を更新する意志はないようで、今後は個人事務所で芸能活動を考えているとしている。

記事では芸能ジャーナリストである佐々木博行が「事務所に不満があるといって独立してもうまくいくわけはありません。芸能界に残るのは難しいでしょう」とのコメントも掲載。

さらに、今後事務所は能年に被害をこうむったとして法的手段に出ることも考慮している、としている。

しかし、もう一度上のコメントを読んでみよう。

「事務所に不満があるといって独立してもうまくいくわけはありません。芸能界に残るのは難しいでしょう」。

なぜ?この芸能界の掟って、なんだかおかしくはないだろうか?一般的な会社員であれば、会社を辞めるか辞めないかは本人の意志次第だ。どうしても「辞めたい」のなら会社が無理やり引きとめるなんてできないはずである。

まして辞めたあとに、根回ししてほかの仕事をできないようにする、だなんてそんなことを、社員が辞めるたびにいちいちおこなう企業はなかろう。

なぜ「不満があるから独立したい」のに、事務所側に義理立てしなければならないのか。

これでは、事務所に対して不満があっても言いなりになるしかない、でなければ意図的に「干される」という芸能界そのもののブラック体質を公にしているだけではないか。

能年だけに限らない。

芸能界におけるタレントや俳優の「独立」「移籍」「干される」問題はいつもなんだかおかしい。

1月に勃発したSMAP独立騒動もそうだ。

また、SMAPと同じくジャニーズ事務所所属のタレント・中島裕翔(22)とのお泊り愛をスクープされた女優の吉田羊をめぐるここ最近の報道も明らかに変だ。

熱愛報道の直前まで、あらゆるメディアが「吉田羊、吉田羊」と(いい意味で)騒いでいたのに、報道以後は「若い男のエキスを吸った代償は高くつく」と明らかに今後、吉田が芸能界で干されても「仕方ない」との論調となっている。

「干されても仕方ない」の根拠は、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長のお気に入りに手を出したため、テレビ業界が気をまわして吉田を使わなくなるのではないかと言うのだが、そこに「気をまわす」業界って頭がいかれてるんではないか。

現在、能年の姿は個人ブログでしか見ることができなくなっている。

ブログの中の彼女は、『あまちゃん』の共演以来「母」と慕う小泉今日子(50)とのツーショット写真や、手作りの洋服を披露したり、身長が1センチ伸びたことを報告したり、写真満載でのびのびと楽しそうに過ごしている様子が伝わってくるのだが、

「女優の仕事をしたい」のに出来ない無念はいかばかりだろうか。最終更新は5月10日で途絶えており、以降なんの動きもないのがやや気にかかる。

能年ファンも同様のようで、本日の週刊誌報道の影響もあってか現時点では最終更新日のブログのコメント数は800を超えている。コメントは能年の状態を案じ、励ましのメッセージを書いたものが多い。

彼女自身が「引退」を望んでいるわけではなく、再び彼女の演技を見たいファンもいる。なのに、むりやり「引退」へ追い込もうとする芸能界は、その異常性に気付かないのだろうか?

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