記事提供:カラパイア

欧米では身分証明としても有効なクレジットカード。レンタカーを借りる時はクレジットカードがないとはじまらない。

便利に持ち歩けるプラスチックの板だけど、それはたったの4つの数字の暗証番号にしか守られていない。海外サイトにてATM使用時のスキミングの実態と対策がまとめられていたので見ていこう。

近年、クレジットカード犯罪の多くは巧妙なスキミングによって行われる。

海外旅行などで外国、特に東南アジアで買い物をした際、店のクレジットカード読み取り機にスキマー(スキミングの機械)が付いていて後から身に覚えのない請求が来るという被害が多発している。

今回は欧米諸国でもかねてから問題視されており、日本でも2005年ごろから発生しているATMでのスキミングの恐ろしい手口を見ていこう。

1. スキマーが取り付けられている外観

ATMに取り付けられるスキマーはカード挿入口にかぶせるように装着してある。これがカードのデータを読み取ってしまうのだ。

2. 小さな違いに気を配る

スキマーがついた挿入口は厚くなっている。

3. ICチップ付きのカードも安心はできない

クレジットカードにはICチップ付きのものがあるが、これも安全とは言い切れない。ATM側がチップ非対応ならICチップなしと同じ扱いなのだ。カード裏にある磁気だけでの読み取りになってしまう。

4. 犯人はキーパッドを盗撮し暗証番号を読み取る

コピーしたカードの使用には暗証番号も必要な場合が多いので、隠しカメラも置いてある場合が多数。キーパッドの上や横、横に備え付けてあるパンフレットの入った箱などにカメラが忍ばせてあるかもしれない。

5. 暗証番号を盗む方法はカメラ以外の場合も

こんなことをされたら見分けるのは非常に困難だが、偽物のキーパッドが本物の上にかぶせてある場合もある。いつもより分厚い場合は気をつけよう。

6. 利用者を欺く巧妙な偽装手段

カメラ、スキマー、キーパッドとそれら全てがあなたの情報を盗むためだけに作られたのだ。

7. 暗証番号をカメラから隠す

番号を打つ時はしっかり手で隠そう。だけどこれはダメな例だ。

8. 正しい方法で入力して番号を守る

片手をキーパッドに完全に覆い被せ、もう片方の手で入力すれば番号がカメラに映らない。

9. 機械に緩みがないか確認

ATMは相当頑丈に作られているので、後から付けられたものがあればカタカタと緩みがあるかもしれない。機械を取り外せなくても、カードを動かしながら挿入すればスキマーが情報を抜くのを邪魔できるのだとか。

10. 被害にあっても返金を請求することができる

クレジットカードの契約書をよく見てみよう。被害にあってから60日以内であればクレジットカード会社が返金を行ってくれるはずだ。

もちろん最近は日本でもスキミングへの注意勧告が増加している。画像はセブン銀行のものだが、まず気づかないレベルの精巧さだ。

日本ではその対策として、2020年までにすべてのクレジットカードがICカードタイプになるそうだ。ICチップになるとスキミングに時間がかかるため、安全性は向上する。

ただ、先ほど紹介したように暗証番号を盗まれてしまえばそれも意味がなくなってしまう。

ちなみに海外ではクレジットカードで買い物をするとき、絶対にカードを店員に渡さず、店員から読み取り機を預かって自分でカードを差し込んで、支払い情報を入力するのが常識となっている。旅行や出張の際は十分に気をつけてほしい。

出典:The Scary TRUTH About ATM Machines…This Will TERRIFY You.

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス