以前、「電車ではお年寄りに席を譲らなきゃダメですか?」というタイトルで記事を書かせて頂き、大変多くの方に読んで頂きました。
この記事では、小学生の「年寄りは足腰が弱いから、立たせて鍛えてあげた方がいいかも」という発言を取り上げました。

今回は、中国人が仕事で日本に一定期間滞在すると分かったこと。
中国人から見た、日本の若者が高齢者に席を譲らない理由を取り上げてみました。



中国メディアで・・・

中国メディアである捜狐が、21日付で「日本の若者はどうして高齢者に席を譲らないのか」と報じました。

それによると、
日本人の思想は往々にして統一されているのに、この件に関しては複雑だ、ということが日本に一定期間滞在すると気づく、

と述べられています。


日本の若者が高齢者に席を譲らないのは・・・

※ 席を譲られても座らないお年寄りも多い

※ 席が空いていても立っているお年寄りも多い


まず、中国人たちはこのことに驚いたようです。
そして、つぎのような見解に辿り着きます。


※ 席を譲られても座らないお年寄りは、自分がまだまだ健康で座る必要がない、と思っているのだろう。
自分は座らなくても大丈夫なグループに属している、と認識しているから、座らないのだ。

※「老い」=不健康 ではない。

※ 老いたことで、他人に迷惑や面倒をかけたくないとお年寄りは思っている。

※ 席を譲られる=社会に迷惑をかけている、と言う気持ちになり凹む。

※ 日本人は労働者をリスペクトする存在だという思考がある。
労働者と座席を争いたくない。




席を譲られると複雑な心境

65歳の知人は、心臓などの内臓は丈夫ですが足が悪くて杖をついて歩いています。
その友人が先日、電車内で30歳くらいの男性に「どうぞ」と席を譲られました。

断ろうかと思ったけど、せっかくだからという思いや、自分が断ったことでその若者が後々席を譲り難くなってはいけないという思いから、有難く座らせて貰ったそうです。

そして、座席に座って思ったことは、

やはり、自分はもう年寄りなのかなぁ・・・・
杖を使っている=自分は病人なのかなあ・・・・

ということだったそうです。
「少し凹んだわ」と話していました。

杖を使っている人が電車内で立つのは危ないと私は思うし、座るのがベターだと思うのですが、杖を使っている当事者である友人にはそういう認識はなかったようです。


あんなに座りたかったのに・・・


筆者が体調が悪い状況で電車に乗ったとき、座りたかったので車内を見回しました。
しかし、空席がありませんでした。

急行ではなく普通列車なら座れるかな?と思い、普通列車を見ましたが同じような状況で座れそうにありませんでした。

30分とか1時間もの間、ずっと立っている自信はなかったのですが(倒れてしまっては却って迷惑をかけます)、10分や15分弱くらいなら頑張れるだろうと思って、急行列車の吊革を持って立ち、自分の腕に寄り掛かっていました。

すると、35歳くらいの男性が「どうぞ」と席を譲ってくださいました。
有難く座らせて頂きましたが、

「しんどそうにしていたから、重病人に見えたのかな? 顔色がすごく悪いのかなぁ?
情けないなぁ・・・」と思いました。

あんなに座りたかったのに・・・・ 席を譲られたことに戸惑いました。
勝手なもんですね。


再認識する

お年寄りも、これらと同じなのかな?と思いました。


病人も高齢者も、普段は自分が病人であることや高齢者であることを意識しないで生活していると思います。

それが席を譲られたことで、自分はやはり高齢者なんだなor病人なんだな、と再認識せざるを得なくなる。
そしてその時に、情けない気持ちになったり、迷惑をかけているという気持ちになったりするのだろう。

席が不必要なグループに属していると思っていたのに、席が必要なグループだったのかと、認識を改めなくてはならないことに戸惑いを感じるのだろう。


あえて声をかけずに

「どうぞ」等、わざわざ声をかけずに、下車するふりをして席を立つ。
という人もいるようです。筆者もその一人です。

席を譲られる事には抵抗があるけど、空いている席に座る事には抵抗を感じないのでは?と思うからです。

しかし、そっと席を立つと、思っていた高齢者ではなく元気そうな50歳前後のおばちゃんが座ることも、時々あります。

でもまあ、いいんじゃないでしょうか?

この時期は、更年期障害でしんどい時期かもしれません。何か病気を抱えておられるのかもしれません。



どう思われましたか?

中国メディアが報じた「日本の若者はどうして高齢者に席を譲らないのか」を読んで、ああ~なるほどなあ~。と妙に納得しました。

席を譲らない若者=悪者 
席を譲らない人=悪い人
という方程式だけは、できて欲しくないなと思います。

席をゆずないのではなく、 ゆずない 何らかの事情があると考えると、お互いに気が楽ではないでしょうか?

あなたは、どう思いましたか?




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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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