結婚は男女問わず人生の一大イベント。結婚したいとは思っているものの、経済的な事情だけではなく、出会いがないから難しいという人の声をよく聞きます。

そんな中、年間300人以上の男性とデートをしながら婚活に励み、仕事も頑張っている女性がいるとの情報が!彼女は都内のIT系企業に勤めるYさん、28歳。

今回Spotlight編集部がYさんへのインタビューを敢行し、想像を絶する婚活テクをお聞きしてきました。

恋愛することによって仕事のモチベーションが上がる

ーーものすごい人数の男性と婚活しているとお聞きしたのですが。

Y:「婚活」っていうより「運命の人探し」ですね。

ーーいつからされているんですか?

Y:元々中学生の頃から恋愛というものが面白いと感じていましたが「結婚」というひとつのゴールに向かって、今の方法で活動を始めたのは就職してからですね。3年くらいになります。

ーー昔から恋愛体質だったんですね。

Y:そうですね。恋愛を主軸にして生きているので。恋愛することによって勉強や、仕事のモチベーションがアップしています。

ーー今はどれくらいのペースでデートをしているんですか?

Y:今は平均して週7回は割らないようにしていますね。平日は仕事があるので3人、週末に2人ずつデートするようなスケジュールです。このペースが今はベストだと感じています。

ーーちなみに累計どれくらいの男性とデートしましたか?

Y:大体1000人くらいです。

累計1000人の男性との出会いを生んだネットワーク

ーーすごく疑問に思ったんですけど、どうすればそれだけ多くの男性と出会えるんですか?「出会いがない」と悩む人がとても多いようですが。

Y:スキームとしてはネットワークビジネスのような感じです。

母校は慶応なんですけど、慶応というブランドだけにOBも一流企業に就職している男性が多いわけです。初めは就職活動で訪問したOBの方に男性を紹介してもらうということから始まりました。

あとは飲み会を開いた時に出会った方と、新たなネットワークを構築していく。この作業を繰り返したら出会いが広がっていきました。

ーー飲み会でピンとこなかった男性でも連絡先の交換はするものなんですか?

Y:そうですね。自分のタイプじゃなくても魅力的な方はたくさんいますし、皆さん何らかの繋がりで知り合うので、直接連絡先を知らなくても何らかの形でコンタクトは取れますよ。

自分が好きな場合はもちろん、なにか魅力のある方とは連絡先を交換してます。そういった繋がりの中で「自分が恋愛相手として考えられる層」と「婚活ネットワークとしての層」があるわけなんです。

ーーじゃあ「恋愛相手として考えられる層」作りが大事なんですね。

Y:それもありますけど、「恋愛相手として考えられる層」を増やすための「婚活ネットワークとしての層」なんです。だからPDCA(※計画、実行、効果測定、修正のサイクル)を回すには、「婚活ネットワークとしての層」の分母を増やすことが大事だと考えてますね。

どんな男性が理想なのか?

ーーどんな男性がタイプなんですか?

Y:すごく現実的な話をすると、今は3つの条件に絞っています。この条件は会社で女性の先輩から教えてもらったもので、「全て合致したら迷わず結婚しろ」と言われるものなんですが、1つ目は仕事がよくできる人。2つ目は、家族や友達をとても大事にしている人。3つ目は、食に関する意識や価値観が自分と似ている人。

付き合ったり、結婚すれば、一番一緒に食事をする相手になるから。食事をしに行くお店のレベルや、感覚が合わないと難しいのかなと思います。高い店ばかりに行きたいわけじゃないですけどね。

ーー直接の知り合いであれば、仕事の出来や家族・交友関係については分かると思いますけど、そうじゃない場合はどんな基準で判断するんですか?

Y:あくまでも私の基準でのいい男なので、参考になるかわかりませんが…仕事については会社員であれば会社名やポジション、自営業や経営者なら資本金とか(笑)全部調べます。あとは、紹介された場合なら紹介してくれた人に聞いていますね。

でも、大体職業やFacebook見たりすれば、およその推定年収なんかは割と分かります。

ーー事前の下調べが重要なんですね。

Y:そもそも1対1で会う人に関しては、一定の基準を超えないと好きになってもしょうがない。逆に顔がタイプで優しかったとしても、私のしたい生活が出来なければ終わりなんで。だから、ある程度最初にフィルターをかけていますね。

ーーじゃあ、週7回のデートで会う人はかなり厳選された方達なんですね。

Y:まぁ、そうですね。でも、7人中2~3人は運用枠です。初めて会う方ではなく、複数回会っている方なので。休日は、朝食、ジム、ランチ、お茶、お茶、夕飯、お酒、夜景を見る、でトータル8人の人とデートしたこともあります。

あと、一応付き合っている人がいるんですよ。

彼氏公認で「運命の人探し」をしている理由

ーーえ!?

Y:彼氏は常にいないと辛いから(笑)。でも、本当にこの人でいいのか?っていう検証をしていて、もしかしたら彼以上に合う人がいるかもしれないから、探す活動はしているんです。もし、今の彼を超える人が見つかれば、そちらに行きます。

ーー彼氏さんにはバレてないんですか?

Y:彼氏には話してますね。会う人全員のことを話しているわけじゃないですけど、「今日はこんな人と会うよ」とか。今の彼氏は安心させると油断しちゃうタイプなので、敢えて話す方が緊張感を持ってくれるという判断をしてます。

ーーもし、今すぐ結婚しようと言われたらどうします?

Y:今も結婚の話はしているんですけど、いくつかすり合わない条件があって…今後もすり合わなければ、もしかしたら別れるかもしれないですね。

ーー完全に条件が一致しているわけではないんですね。

Y:これだけ活動していてもいないんですよ。でも、この活動は今しかできないと思っています。結婚したら絶対不倫はしたくないので。活動をやりきった上で「この人!」って決めたいんですよね。

「運命の人探し」を始めたきっかけ

ーーここまで積極的に運命の人を探すようになったきっかけは何なんですか?

Y:大学院生の時にお付き合いしていた人のことが、当時は死ぬほど好きだったんです。結婚しようと思うくらい。でも、その彼は前科が複数ある人だったんですよ。私と出会った時には普通の人だったんですけど…。いざ結婚の話を進めようとした時、彼の前科について友人全員に止められたんです。あと、彼のお友達との違和感もありました。人間的にはとてもいい方達だったんですけど、生活環境の違いから壁を感じてしまって…。

ある時、ドライブ中に駐車違反で警察の方に止められて…最初はごく普通の対応だったのに、彼が免許証を出した途端に前科者であることから警察官の対応が一変したんです。その時、自分がやってもいないことで一生損するんだとしたら、やっぱり辛いと思いました。子供や親に同じ思いをさせたくないなって…。

結局悩んでる時に、彼がそれを察知したようで振られました。この経験をきっかけに、みんなに祝福してもらえる結婚がしたいと思ったんです。

ーー辛い経験をされたんですね。

Y:今思えばギャグですけどね。ちなみに、別れて一年後くらいにその彼に会ったら、ベジタリアンになってました(笑)。本当に結婚しなくてよかった(笑)。

二度と会いたくない「サワサワ男」とのデート

ーー1000人の男性とデートした中で、二度と会いたくないと思った人や、怖い思いをしたことはないんですか?

Y:紹介された人とLINEでやり取りをして、金曜日の夜に六本木で会う約束をしていたんですけど、その日が初対面だったんです。でも、当日豪雨で…雨の日はできるだけお店に直接行くようにしたいんですけど、お店すら教えてもらえなかったんです。「アマンド前で」って頑なに言われて。本当はお店のレベルもフィルターにしてるから、ないなと思ったら断りたいんです。

ーーどんなお店だと断るんですか?

Y:チェーン店は論外ですね。何の理由もないのにチェーン店はあり得ないです。ワクワクする気持ちを大切にしたいので。

ーーそういう雰囲気も大切にしているんですね。

Y:そうなんです。その男性は結局15分くらい遅刻するわ、お店の予約はしてないわで最悪でした。豪雨の中、4軒も入れるお店を探して彷徨いました…。

ーーホント最悪ですね。

Y:2軒目行こうって言われたけど、必死で帰りました。でも、帰る時も勝手にタクシーに乗り込んで来たんですよ。送られたくもないし、家の場所も知られたくないのに…。しかも私とその男性が住んでいる場所、全く逆方向ですからね?

ーーなんか危なくないですか?

Y:心の底から嫌だったから寝たフリしてたんですけど、サワサワサワ…って手に触れてきたんですよ。

ーー気持ち悪い!!

Y:ホント気持ち悪くて、強めに「やめてください!」って言いました。そしたら、タクシーの中で土下座しようとしてきましたからね。タクシーを降りた後も、後ろから抱きしめようとしてきたので、逃げました。もう二度と会いたくないです…。

最高だったデートは映画のようだった

ーー逆に最高だったデートはどんなデートでした?

Y:最高は…初めて会った時じゃなくて2回目のデートなんですけど、プリティウーマンデートをしましたね。

ーーなんですかそれ?

Y:映画が好きなので、その人とも映画の話をしていたんです。初デートの時に「プリティウーマンみたいな状況は、女性にとって夢である」という話をしていたことを覚えててくれたみたいで。2回目のデートの時に全身のエステコースが予約されていて、その後銀座で好きな服一式と靴とか買ってくれて、リッツ・カールトンのレストランで食事をしたのが最高のデートでした。お金持ちであることをひけらかすわけではなく、冗談っぽく企画してくれたので尚更よかったです。

ーーそれだけしてくれるなんて、完全にYさんのこと好きですよね?

Y:結局お付き合いしましたけど、その男性はそういうデートができる自分に酔ってるように見えましたね。

「出会いがない」という人へ伝えたいこと

ーー出会いがないという人の声も多く聞かれるんですけど、Yさんから見てどう思いますか?

Y:色んな女性に言っていることなんですけど、「いい人は早く売れちゃって全然いない」とか言いますけど、確率は下がったとしても探せば全然いるから。もちろん、いい人の基準は人それぞれですが、「自分にとって最高の男」の基準を明確に持つことが大切です。あとは、頑張ればどんどん素敵な人に出会えますよ。私も一番最初と、今では出会う人のレベルが変わったし。

すごく可愛い子でも「出会いがない」っていうじゃないですか。でも、出会い自体は行動さえすればいくらでもあるから。そこで後悔しないようにしたいなって思います。

ーーYさんはお仕事も多忙なのに、それでもデートの時間を作ろうと思えるのは「後悔したくない」という気持ちからなんですね。

Y:そうですね。やりきりたいという気持ちと、恋愛ほど敗者でも勝者になれる市場はないと考えていて…。飛びぬけて容姿が優れていたとしたら、100人中98人は告白してくるかもしれないけど、100人中2人くらいは美人よりもちょっと個性的な人が好きっていう人もいると思うんですよ。もしかしたら、それがアラブの石油王かもしれないじゃないですか。

だから容姿や育ちなんかの縦軸の戦いは高いに越したことはないですけど、横の好み軸なんかは要素が強いから、それを探したり検証したりするのも活動の醍醐味ですね。

デートの時に使える見極めテク

ーー男性とデートをする時のチェックポイントを聞きたいです。

Y:絶対にする話が2つあるんですけど、1つは家族の話。家族の話をした時の表情や話し方で、家族仲や家族に対する想いが分かりますね。楽しそう、嬉しそう、会いたそうであれば円満だろうし、大体精神にも問題がないように思えます。屈折した反応であれば、精神的に何か抱えていることが多いです。これも1つのフィルターなんですよ。

もう1つは、前の彼女と別れた理由。恋愛の始まり方より、終わり方の方が個性が出るので、そこで人間性が見える気がするんですよね。その話を聞いた上で自分が接する時の教訓にもしてます。何かが足りなくて別れたのであれば、自分はそこを意識する。あとは、元カノの悪口を言っていたら嫌ですね。どんなに突飛な元カノだったとしても、いいところも言っているのであれば、人間的に大人だなと思えますけど。

この2つを聞いて判断すれば、そんなにハズレはない気がします。

おわりに

Yさんは、現在も結婚に向けた活動をしています。なかなか条件が合う人を見つけるのは難しいのかもしれませんが、とにかく行動する彼女の姿勢に少なからず刺激を受けました。

婚活や恋愛に悩む方、是非参考にしてみてください。

<取材・文/横田由起>

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