記事提供:conobie

恥ずかしいのは自分の年齢?それとも上の子との歳の差?

目次

・第3子を産んだのは、40歳の時
・そもそも“高齢出産”の一般的なイメージとは?
・“高齢出産”ならではの、我が家の「メリット」に目を向けてみると

私は20歳、13歳、5歳の歳の差兄妹の母であり、イラストや漫画を描くことを生業としています。

第3子を産んだのは、40歳の時

現在5歳、来年の春からは小学校1年生になる第三子を出産したのは、ちょうど40歳の時。

世に言う、高齢出産でした。

それは娘を出産し、ようやく首が座ったころのスーパーで起こった、今でも忘れられない出来事があります。

この時、第一子の長男は高校受験の真っ最中だったのですが、長男のママ友とばったり遭遇してしまったのです。

生後3ヶ月の娘を抱いている私の姿を見たママ友は、あからさまにギョッとした顔をしたかと思うと、

怪訝そうな表情で、「ちょっと!嘘でしょ?…まさか…産んだのぉぉ???えぇぇぇ~~!?なんでぇ??信じられない!!!」と言われました。

まぁ、ママ友と言っても、正直そんなに親しくないので、気にするのも嫌だったのですが、あまりの無神経ぶりに、心底腹が立ったので、「はぁぁ??迷惑かけた??ごめんねー」と言い放った私。

それを聞いたとたん、はっとした様子で「いやっ…!ごめん!なんかさー、噂では(噂では??)聞いてたんだけど…、三番目産まれたのねー。あはは…」とママ友…。

私は、正直(?)すぎる、ママ友の批判に、嫌悪感を抱きました。

乾いた笑顔でスッと、その場を後にしていったのですが、あの時のことを思い出すと、今でも嫌な気持ちになります。

そもそも“高齢出産”の一般的なイメージとは?

そもそも高齢出産というと、不妊治療の末にようやく…とか、仕事に没頭する間にすっかり出産が遠のいてしまって…などのイメージが一般的なのでしょう。

私のような歳の差を大きく開けての出産を繰り返していると、「親としての認識が足りないのではないのか?」と思われがちなのは事実です。

それはつまり、計画性がないということ。

すっかりいい年齢になった大人が、いまだ「子どもは授かりものだからー」と自分の年齢や上の子のことも考えずに呑気に妊娠を受け入れているのは、甚だ将来も見据えられない、だらしない親というレッテル。

ママ友のまなざしは、「恥よ!恥。大人としてその出産は、恥ずかしいことですよ!」という目でした。

そういう観点から考えるならば、ママ友は素直に第一子と16歳差もある第三子の誕生に対する正直なリアクションだったのかもしれない。

息子が受験で大切な時に、母親が出産だなんてかわいそうだと思ったのかもしれない。

でも、本当に“高齢出産”は恥なのでしょうか?

世の中たいていのことは、思惑通りになどいくわけがありません。

20代のうちに3人産みたいと思っていても、妊娠するということ自体、もはや神の領域なんじゃないかと思うほど神秘的なことです。

“高齢出産”ならではの、我が家の「メリット」に目を向けてみると

“計画性がないものだ”と、思われがちな高齢出産ですが、我が家で考えてみると、メリットもたくさんあります。

まず、兄弟喧嘩にならないので、それぞれが自分の時間を自由に過ごしています。

例えば、おもちゃを取り合ったり母親の膝を奪い合うことはもちろんありません。

兄妹で遊ぶというよりも、一人ひとりが同級生や友だちと遊ぶことで、自然に外に向かって社交性を身につけているのも、私にとっては嬉しいことでした。

もう一つは、上の子が頼りになるということです。

第一子の長男は大学3年生。

車の免許もあるので、私が仕事で留守の時などは娘(5歳)の保育園の送迎も頼めるし、二日酔い…じゃなくて、風邪で寝込んだ時などは、次男(中2)が買い物に行ってくれたりもするので、

同じ3児のママであっても、歳の差があることでストレスはかなり軽減されているような気がします。

とはいっても、40代半ばで幼子の相手はキツイ…。

甘えるところは甘える。

できないことは早々に諦めることも大事、と常々思います。

そして最後のメリット。

肉体的な問題はどうあがいても20代のころの子育てほどパワーはありませんが、年齢とともに培われるメンタル面での「ゆとり」が、母親を強くさせてくれることも大いにあります。

それは俗にいう中年にさしかかった女の「図々しさ」なのかもしれませんが、「人は人」「アドバイスはありがたく受け流す」など、若いころ、“初めての育児に頑張りすぎていたころ”には得られなかったテクニックもあります。

デメリットを数えるよりもメリットを最大限に生かして、前向きに子育てをしていくこと。

子育ては気力と体力の勝負。

頑張りすぎない子育てで、まだまだ子どもと共に成長できる喜びを、感じていきたいと思います。

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