タンチョウというと、北海道の湿原を連想しますよね。そのほかの地域でも一部飛来することがあるそうですが、そう多くは飛来せず、基本的に北海道しかいないようです。あとは各地の動物園にも居ますが、それほど話題になったことはないですよね?

北海道の他にはどこにいるのか?

北海道の他には、遠く愛知県や山口県で見られたこともあるそうです、しかし、きわめて気まぐれといいますか、稀です。基本的には北海道の東部の湿原で繁殖し、冬には阿寒や釧路の給餌場に集まっています。

”タンチョウ”は2種類ある

タンチョウには「北海道群」と「ユーラシア大陸群」の2つがあり、「北海道群」のタンチョウは根釧地方を中心に留まっています。その一方、「ユーラシア大陸群」のタンチョウは、大陸内を南北に最長2,000kmもの距離を渡ってきます。モンゴル東部,ウスリー,中国東北部より、2000キロもの旅をして、同じところに帰ってくるとは、なんだかロマンを感じますね。

タンチョウは何を食べて生きている?

体長1,5m(メスはちょっと小さめ)、体重7〜12kg。タンチョウは湿原でカエルや魚、穀物などを食べて暮らしています。意外に肉食系なんですね。

絶滅危惧種と呼ばれて久しいが。。

タンチョウは20世紀初頭には「絶滅した」と言われていました。しかし、地道な保護活動などで徐々に個体数は増えています。これもアグレッシブで生命力が強い所以でしょう。また、冬から春先にはつがいの求愛行動が目立ち、写真のような「鶴のダンス」と呼ばれる、軽やかなステップの舞が見られます。なかなか、ドラマティックな求愛パフォーマーですね。

それで、タンチョウの頭が赤いのは何故か?!

そもそも、タンチョウという名前も丹(赤い)頂(頭頂部)という意味なんです。タンチョウの頭の赤い部分は実は、羽毛ではなく、皮膚が露出して細かい肉瘤となっており、血の色が透けて見えているんです。また、興奮すると赤が盛り上がって見えるので、タンチョウの精神状態までわかるのだとか。

華奢に見える脚も実は凶器

「きれいな脚」のたとえに使われたりする、タンチョウの脚。華奢に見えますが、実は敵を攻撃するときにはこの脚でとび蹴りをしたり、爪でひっかいたりもします。おとなしそうだけど、自然で生き延びるには必要なスキルなんですね。実際にキタキツネがタンチョウに囲まれ、怖気づいて逃げていったということもあるほど。それに北海道なので、寒いと片足で立ってえさを食べたりもするそうです。

《ショーゲキ!》タンチョウの舌は3枚に割れている!

そしてタンチョウの舌の先は3枚に割れているそうな。このため、まるで箸を使うかのようにえさを拾う、すくい上げるがうまく行き、下を向いたままでも餌が食べられるのだとか。タンチョウの体は、自然の摂理や解剖学上都合がいいようにできているのですね。

いかがでしたか?意外に知らない”タンチョウ”をご紹介しました。これで次回動物園へ行ったときにはタンチョウの見方が変わりますね。アグレッシブな雄姿をほめてあげてください。

この記事を書いたユーザー

zuenmei このユーザーの他の記事を見る

公式ライター。食べること、踊ること、アジア大好きです。わかりやすい記事を目指します!よろしくお願い致します。instagram: https://www.instagram.com/zuenmei/

得意ジャンル
  • インテリア
  • 海外旅行
  • 国内旅行
  • ライフハック
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • 暮らし
  • カルチャー
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス